第１０１回（２０２５年）箱根駅伝　大東文化大学　区間配置予想

入濱③ー西川④ー大濱①ー棟方②ー中澤①
宮倉②ー小田④ー西代④ー大谷④ー佐々木④

１区は入濱、本人も希望している区間ですし、３大駅伝では苦労していましたが今年度は出雲１区を含めて全日本でも好走、以前よりも安心して主要区間を任されるようになりましたし、出遅れ厳禁の１区で良さそう。


２区は西川、このチームのエースは西川ですし本人も希望している区間、出雲６区、全日本２区とエース区間を今年度も担い続けていますし、エースに２区で勝負してほしい。


３区は大濱、高校時代から実績はありましたが、出雲・全日本ともに早速好走しているのが心強いです。ルーキーから主要区間を担うことになりそうですし、比較的走りやすく本人も希望している３区としました。


４区は棟方、上尾ハーフでの快走は棟方の評価を大きく高めました。正直、２区を走ってもおかしくないのでは？と思うほど。１区だともったいないかもという監督の言葉もあったので、準エース区間でもある４区としました。


５区は中澤、他に５区希望となっていた選手がいなかったので…ルーキーに５区を任せるのはちょっと怖い気もしますが、出雲・全日本ともに出場している選手ですからね。１万でも好タイムをマークして５区を任せられるだけの走力・経験はあるかと。

６区は宮倉、希望していた戸田が外れたので正直分かりませんが…ある程度走力のある選手を起用したいという話と、本人が３区希望ということで下り基調の区間だったことから予想しました。


７区は小田、前回は区間６位と好走を見せている区間、暑さが苦手ということからも復路を任せるなら７区までかなあと。最も涼しい６区なんて可能性もあるのかな？走力という点では１万で２８分２１秒、ハーフで６２分９秒とトップクラスの持ちタイムですし。


８区は西代、前回は４区を走っていて全日本では８区６位の好走なのでもっと主要区間を走ってもおかしくないのですが…今回は復路になりそうという本人の話も含め、前回最下位だったこの区間を西代に任せられればシード争いに対しても有利に進められそう。


９区は大谷、２年連続で走っている区間で前回は９位でまとめています。全日本でも２年連続７区を１桁順位で走っていて安定感抜群、長い距離にも９区にも何の不安も無いですし、３年連続で担うことになりそう。


１０区は佐々木、こちらも前回走って区間７位と好走、それ以上に９区終了時で１１位だったところから見事に１つ順位を上げてシード獲得した経験も大きいです。今回もシード争いに最終区まで巻き込まれたとしても実績のある佐々木が走ってくれれば安心かな。

留学生のキプロップは今回は外して予想、どうしても留学生としてのプレッシャーはかかってしまいそうですし、無理に走らせる必要のある状況でも無いですからね。エントリーされた４年生は５人全員が走りそうで、最初は谷間の世代だと言われていた学年がここまでチームの絶対的中心学年となったのは選手の努力も真名子監督の手腕も素晴らしいなと。


往路も駅伝で結果を残している選手がズラッと揃っていて、個人的には棟方の走りに注目しています。そんな中で不安要素を挙げるとすれば山です。前回は５，６区を菊地、佐竹がともに区間４位で走ったのがシード獲得に最も大きかった。今回はどれだけの順位で走ってくれるのか…悪くても区間中位ではまとめたいところですよね。ここで３年生以下に任せて好走となれば来年度に向けても大きいです。


出雲、全日本の走りや駅伝シーズンの自己ベストラッシュを見ていると、２年連続シード獲得は十分に狙えると思うのですが、目標としている５位となるとハードルは高そうですね。確かに、出雲は３，４区、全日本は３，６区と崩れる区間が複数区間出てしまったことが総合順位に大きく響いてしまい、目標から遠ざかってしまいました。そこを１０区区間崩れなければ５位も狙えるというのはわかるのですが…全区間崩れずにまとめたのは前年度の全日本くらいで難易度は高いです。


それでも、前回シードを獲得してさらに上位を目指すというのは当然ですし、戦力が充実しているのも事実です。全日本で連続シードを逃してしまった悔しさも胸に、箱根では前回を上回る走りで２年連続のシード獲得は最低限の目標として、上位争いにも加わっていってほしいです。