第101回(2025年)駒澤大学 箱根駅伝エントリー予想

いよいよ明日には箱根駅伝のエントリーが締め切られ、当日中に発表されるでしょう。全20大学に対して箱根エントリーを見ての感想は明日するとして、今日は駒澤大学における箱根エントリー16人の予想をしていきます。まず最大値として参考になるのは箱根に向けての選手名鑑に載っている選手たち…ここに載っていない選手が選ばれる可能性は非常に低いので、候補となるのは最大で以下の24人になります。

4年:金谷、篠原、宮城、吉本、亘理
3年:伊藤、帰山、圭汰、森重、山川、山口
2年:植坂、工藤、小松、小山、島子、新谷、村上、海晴
1年:桑田、坂口、菅谷、杉田、谷中


まず、出雲・全日本に出場した9人(島子、桑田、伊藤、谷中、村上、海晴、篠原、山川、帰山)は確定でしょう。全日本以降では上尾ハーフで島子がやや苦戦しましたが…10人に入れるかはさておき、16人には入ってくるはず。残る8人は全員がエース級か全日本後の記録会で好タイムをマークしていることからも外れることは無さそう。圭汰も箱根には問題無く練習出来ているという話でしたから、メンバー入りは確実。


3大駅伝出場者以外では、上尾ハーフの結果から、揃って62分台をマークした吉本、小山、森重の3人もメンバー入りしてくるでしょう。上尾ハーフは箱根に向けての選考レースという話でしたし、ここで62分台をマークした選手が外れることは考えにくいです。ここまでで名前を挙げた選手は13人となり、残る11人で3枠ということになります。

亘理、菅谷は全くと言っていいほど記録会に出場していませんし、さすがにその状況からメンバー入りを果たすことは無さそう。新谷は直近の記録会で5千に出場しており、そこから箱根メンバーというのは考えにくいです。世田谷ハーフでは植坂、宮城、坂口の3人が出場しいずれも厳しい結果に…山候補ではなさそうな植坂、坂口のエントリーは無さそう。杉田は6区希望となっていましたが、5千で14分12秒くらいしか実績がないことを考えても厳しそう。そうしますと、残るのは5人になります。


4年:金谷、宮城
3年:山口
2年:工藤、小松


この5人は…平地で一定の実績を残しているのが金谷、山口、小松の3人。さらに5区希望の宮城、6区希望の工藤という位置付けになるかな。まず、5区は山川以外に有力選手がいないということで…世田谷ハーフの走りは気になりますが、宮城はメンバー入りを果たすと予想。また、6区も伊藤、帰山が揃って走らない可能性も十分ありますし、6区候補として工藤も入ってくると予想。前回も小牧が入ってくるなど6区候補は充実させている気がしますし…


気になるのは金谷、小松の2人がともに世田谷ハーフ、上尾ハーフの両方に出場してこなかったこと、山口は上尾ハーフで64分29秒と駒澤勢で最下位と奮わなかったこと。本来であれば金谷、小松がともに出場しそうなんですよね。。。悩ましいところですが、3人の中では小松がハーフで最も安定した走りを続けていますし、今年度もずっとハーフ路線だったことも考慮して…最後の1人は小松と予想します。

以上を踏まえると16人の予想は以下のようになります。


4年:篠原、吉本、宮城
3年:伊藤、帰山、圭汰、山川、森重
2年:島子、村上、海晴、小山、工藤、小松
1年:桑田、谷中



前回の箱根では2年生世代のエントリーは小山だけでしたが、今年度は最低でも4人はメンバー入りを果たせそうなのが頼もしいですよね。例年に比べると選手層が薄く、実際にメンバー争いを繰り広げるのは14人くらいになりそうで…それが16人の予想を難しくしています。どんな16人になるかは明日を待つこととなりますが、どの大学も主力の予想外のエントリー漏れは止めて欲しいですね。箱根のドラマにアクシデントは全く求めていないので…出来る限りベストな布陣で各大学臨み、今年度もハイレベルなレースを見せて欲しいです。