日体大記録会5000m(2023/04/23)レース結果

日体大記録会5000mが昨日行われましたので、自己ベストを出し選手を中心に大学ごとに振り返ります。法政記録会5000mの結果も合わせて見ていきます。1万mに比べるとそこまで驚異的なタイムが出たわけでは無いですが、自己ベストを更新する選手が多かったですね。ルーキーの活躍も目立ちました。

駒澤大学

芽吹が2年ぶりのトラックで13分46秒とまずまずの走り…故障から戻ってきたのは良かったですし、ここから状態を上げていってくれれば。ルーキーの小山が13分53秒でベストを6秒更新、チーム10番手の持ちタイムとなりました。他には金谷が14分2秒でベストを6秒更新しています。帰山は14分13秒、海晴が14分14秒でこちらはもう一歩だったか。学生個人5000mでは太陽が東海の石原、早稲田の伊藤らを抑えて見事に優勝を果たしました。ラストの切れ味、抜群でしたね。

中央大学

吉中が13分54秒でベストを5秒更新、チーム8番手に浮上しました。もう走るたびに自己ベストを更新し続けていますし、駅伝シーズンにはメンバー入りどころか主力になっているかも。白川も14分6秒でベストを2秒更新しています。

青山学院大学

佐々木が14分0秒でベストを3秒更新、4年生がここにきて元気ですね。鶴川が14分6秒ながら組トップの走り、故障が多かった3年生も少しずつ足並みが揃ってきました。3大駅伝で巻き返しを図るには3,4年生の力が必須ですからね。

國學院大學

ルーキーが大活躍、辻原が13分56秒でベストを17秒も更新し、チーム5番手、後村が14分1秒でベストを6秒更新しチーム8番手、野中が14分2秒でベストを8秒更新し、チーム9番手となりました。10番手の田中愛も含め、トップ10のうち4人が新入生ということに。他にも田中登が14分9秒、渡辺が14分11秒で走っており記録会や大会に出場するたびに選手層が厚くなっているのを感じます。勝負は来年度かと思いますが、今年度も十分強いですね。

順天堂大学

古川が14分9秒でベストを10秒更新、荒牧も14分9秒で走っています。ともに1万で29分30秒切りを果たしている楽しみなルーキーです。林も14分13秒でベストを4秒更新、小松が14分16秒でベストを6秒更新していますし、4月からルーキーが存在感を示しています。

早稲田大学

山崎が13分50秒でベストを3秒更新、チーム5番手の持ちタイムに。工藤も凄まじいですが、山崎も負けずに活躍を見せていますね。このルーキーコンビは非常に強力です。間瀬田も13分55秒でベストを2秒更新しています。早稲田も全日本以降はずっと好結果が続いています。伊藤は学生個人で3位も多くの場面で先頭を引っ張る積極的なレースを見せました。

法政大学

法大記録会では緒方が14分8秒でベストを3秒更新、チーム8番手に浮上しています。トラックではタイムを伸ばしているだけに、3大駅伝出場を目指すとなるとロードでの強さが求められそう。

創価大学

法大記録会では若狭が13分59秒でベストを19秒も更新し、チーム6番手にまで浮上しました。13分台も6人に増えました。1万でもタイムを伸ばしていますが、5千でも一気に上位に入ってきましたね。藤ノ木も14分3秒でベストを3秒更新、チーム10番手となっています。ルーキーの織橋も14分6秒でベストを4秒更新、小池も14分18秒でベストを8秒更新と創価のルーキーも早速好走を見せています。

城西大学

山中が13分58秒でベストを4秒更新、チーム5番手のタイムとなっています。これで13分台も6人となりました。山中ならばいつ13分台を出してもおかしくなかったですよね。

東洋大学

ルーキーの薄根が14分21秒とベストには3秒届かずもまずまずの走り、藤宮が14分31秒で走っておりこちらはもう一歩だったかなあ。

東京国際大学

川端が14分8秒でベストを5秒更新しています。3大駅伝の活躍ぶりを見ればまだまだタイムは伸ばせそうですが…

明治大学

法大記録会では吉川響が13分58秒とベストを12秒更新してチーム8番手に。13分台ランナーも10人を揃えることとなりました。やはり力がありますね。溝上が14分4秒でベストを4秒更新、室田も14分9秒でベストを8秒更新しています。今年度の3大駅伝出場が期待される2人がタイムを伸ばしてきました。

帝京大学

島田が14分1秒でベストを11秒更新し、チーム4番手にまで浮上しました。長い距離でまず結果を残しましたが、5千もベスト連発で好調です。ルーキーの賀山が14分17秒でベストを9秒更新しています。

山梨学院大学

長谷田が14分12秒でベストを10秒更新し、チーム6番手にまで浮上しています。土器屋も14分18秒でベストを3秒更新、チーム9番手となっています。

東海大学

花岡が13分46秒で高校ベストを2秒更新しました。1年目から大活躍でしたが、2年目となっても早速強さを見せつけています。エースとして活躍してくれそう。水野も13分57秒でベストを11秒更新し、13分台ランナーは11人となりました。喜早が14分20秒、松尾も14分37秒ながら復帰していますし、徐々に足並みが揃ってきたかな。復活を果たすには主力が揃うことが大事ですからね。


エースの石原は学生個人に出場してラストスパートで一歩及ばずに2位とスピードは見せましたが、惜しい走りでした。他にもルーキーの永本が14分7秒でベストを10秒更新、南坂も14分5秒でまとめています。

日本体育大学

エースの山崎が13分52秒でベストを11秒更新、チーム2番手のタイムとなりました。1万のタイムを考えるとまだまだタイムを伸ばせそう。大森も14分6秒でベストを11秒更新、チーム8番手に浮上しています。

立教大学

吉屋が13分58秒とベストを一気に22秒も更新、チーム4番手のタイムとなりました。1年目から箱根予選に出場する選手ではありましたが、ここまでタイムを伸ばすのにはビックリ。忠内が14分4秒でベストを10秒更新してチーム7番手、山口が14分8秒とベストを4秒更新してチーム10番手となっています。白瀬も14分15秒でベストを3秒更新していますし、箱根出場メンバー以外の選手のベスト更新が目立ちました。

国士舘大学

法大記録会で富岡が14分15秒とベストを6秒更新、チーム9番手の持ちタイムとなっています。1万に続いて5千でもタイムを伸ばすことに。

専修大学

手塚が14分7秒でベストを17秒更新、チーム3番手にまで浮上しました。1万でも29分29秒までタイムを縮めていますし、飛躍の年にしてほしい。

神奈川大学

高橋が13分57秒でベストを1秒更新しています。故障などもあって3大駅伝・予選会に出場出来ていませんでしたが、自己ベストを更新したのは何より。最終学年ではまた強さを見せてくれれば。さらに高潮が14分5秒でベストを6秒更新し、チーム9番手に入ってきています。酒井も14分8秒でベストを9秒更新と高潮・酒井という2年生が結果を残したのも今後を見据えて大きいです。

日本大学

下尾が13分56秒でセカンドベストにも届かなかったものの、組3位と上々の走り。今回しっかりと走れたのは良かったです。安藤が14分8秒でベストを10秒更新、チーム4番手にまで浮上しています。古川が14分13秒をマークしてチーム10番手に入ってきたのはビックリしました。これまで目立った走りは無かったのですが…一気にメンバー争いに加わってくるか。

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