日体大記録会1万m(2023/04/22)レース結果 ~駒澤の唐澤、早稲田の石塚が27分台の快走~

日体大記録会1万mが昨日行われましたので、自己ベストを出し選手を中心に大学ごとに振り返ります。昨日は涼しくて絶好のコンディション、自己ベストをマークした選手が多く好タイムが続出しました。今回出場した大挙して出場した大学は平均タイムも大きく伸びています。法政記録会や兵庫リレカなど1万mで行われた競技についても取り上げます。

駒澤大学

唐澤が27分57秒でベストを5秒更新、チーム3人目の27分台ランナーとなりました。昨年度は記録会にも出場しなかった唐澤が復活どころか成長した姿を見せたのは大きいですね。エースの1人として卒業生の穴を一気に埋めてくれそう。

中央大学

兵庫リレカでは湯浅が28分34秒でベストを13秒更新、チーム6番手となりました。日体大では伊東夢が28分56秒でベストを19秒更新し、28分台ランナーは13人に。他にも佐野が29分18秒、高沼が29分26秒でベストを更新しています。

青山学院大学

佐藤一世が28分23秒でベストを27秒も更新し、チームトップタイムとなりました。一世は駅伝でずっと活躍していますし、このくらいのタイムを出しても全然おかしくなかったですよね。白石光星も28分41秒でベストを8秒更新しています。前回の全日本2区では苦しみましたが、ベストを更新出来て何よりです。他には松並が29分33秒のベストで走っています。

國學院大學

上原が28分36秒で高校時代のベストを1分12秒も更新し、チーム3番手となりました。箱根でも好走していますし、主力としてタイムも伸ばしてきました。ルーキーの吉田が初の1万で29分9秒をマークし、チーム7番手に。粒揃いのルーキーですが吉田も早速好結果を残しました。同じくルーキーの田中も29分40秒で初1万を走っています。

順天堂大学

浅井が28分34秒でベストを11秒更新しチーム2番手、海老澤が28分36秒でベストを13秒更新し、チーム3番手となりました。今年度はエース格として期待される3年生コンビが1万mで揃ってベストと存在感を示しました。

早稲田大学

石塚が27分58秒を叩き出して38秒もベストを更新しました。箱根2区を走っているエースですが、ここまでタイムを伸ばしてくるとなるとますます楽しみになりますね。さらに期待のルーキー工藤が初の1万で28分31秒をマークして早くもチーム2番手に。ロードで抜群の強さを見せる選手がトラックでこのタイムとは1年目から大活躍してくれそう。他には菅野が29分25秒で2秒ベストを更新、ルーキーの長屋が29分42秒で8秒ベストを更新しています。

法政大学

法政記録会で上仮屋が30分4秒でベストを42秒更新しています。箱根で16人のメンバー入りを果たすほどですし、まだまだタイムを伸ばしていきそう。

創価大学

カミナが27分50秒とベストを22秒更新してきました。ムルワの抜けた穴を十分に埋めてくれそうです。新留学生のムチーニも28分5秒をマークしており、留学生の争いも激しそう。山森が28分27秒とベストを8秒更新し、チーム2番手のタイムをさらに伸ばしています。野沢も28分47秒でベストを36秒も更新してチーム6番手に。吉田凌も28分49秒でベストに8秒及ばずもセカンドベストで走っています。

城西大学

兵庫リレカでは斎藤が28分33秒でベストを4秒更新し、チーム2番手のタイムに。日本人エースが安定して結果を残しています。日体大記録会では平林が28分49秒でベストを8秒更新してチーム4番手、中田が29分14秒でベストを26秒更新しチーム7番手、桜井が29分27秒でベストを11秒更新し、チーム9番手となっています。トップ10のうち4人がベストを更新する盛況ぶりでした。

東洋大学

箱根3区で好走した小林が29分4秒でベストを23秒更新しチーム9番手に浮上、菅野が29分9秒でベストを13秒更新しています。もう少し後ろの組でも良かったかもしれませんが、ベストを出せたのは何よりです。

東京国際大学

エティーリが27分6秒というとんでも無いタイムを叩き出してきました。ベストを21秒も更新、学生記録を12秒も更新しています。ヴィンセントよりすでに強いかもしれませんね、恐ろしすぎます。村松が28分46秒で32秒ベストを更新、チーム4番手に浮上しています。今年度のエースとして期待される選手ですね。さらに高校時代に28分44秒をマークしている森が28分56秒のセカンドベストで走れるまでに戻してきたのは好材料です。

明治大学

法政記録会で尾崎が29分28秒、甲斐が29分33秒とまずまずのタイムで走っています。甲斐はセカンドベストで走っています。3年生の成長は今年度のチームにおいて大事になってきます。

帝京大学

西脇が28分46秒、小野が28分49秒、福田が28分56秒と揃って28分台でベストを更新し、チーム2~4番手を占めることに。1位の小林も28分53秒のセカンドベストで走っていますし、主力が好走しています。さらに、29分7秒の山中、林に29分8秒の末次、29分10秒の尾崎が揃ってベストでチーム7~10番手となりました。トップ10のうち7人がベスト更新と大盛況の1日に。他にも石川が29分18秒、岩本が29分38秒のベストをマークしています。

山梨学院大学

ムトゥクが27分50秒でベストを31秒更新、5千も先日更新したばかりですし一気にタイムを伸ばしてきました。さらにびっくりしたのが新留学生のキビエゴンが27分51秒とムトゥクに迫るタイムをマークしたこと。新留学生がどこも凄まじいですね。日本人選手では高木が29分12秒で4番手のタイムをマーク、島津が29分27秒でベストに5秒届かずもセカンドベストで走ったのも良いですね。ルーキーの占部も29分51秒で初1万を走っています。

東海大学

竹割が28分50秒でベストを1分5秒も更新し、チーム8番手となりました。焼津ハーフでも好走していますし、今年度は飛躍の年となりそう。鈴木も29分18秒でベストを54秒も更新しています。2年生は花岡が抜けていますが、二人も続いてほしいです。

日本体育大学

住原が28分54秒をマークして一気にチーム2番手に浮上することに。3大駅伝・予選会にエントリー経験も無い選手ですが、このタイムを出したとなると一気に楽しみになりますね。

立教大学

兵庫リレカでは馬場が29分3秒でベストに2秒届かずもセカンドベストの好タイムで走っています。國安は29分26秒で走っており、エースの1人であることを考えるともう一歩だったか。

国士舘大学

カマウが28分21秒でベストを10秒更新しています。川勝が29分21秒でベストを12秒更新しチーム4番手に。生田目も29分36秒でベストを18秒更新しています。他にも29分48秒をマークした水野、29分52秒をマークした小林らがおり、ベストに届かずも瀬川が29分39秒、西田が29分57秒でセカンドベストをマークしています。

専修大学

和田が29分40秒でチーム10番手のタイムに。佐藤陸も29分55秒で早速走っており、ルーキーが4月から良い走りを見せています。箱根3度出場の野下も29分46秒でベストを15秒更新しています。他には日比野が30分2秒、大和田が30分19秒、山城が30分24秒でベストを更新しています。

神奈川大学

小林篤が28分21秒を叩き出してベストを33秒更新、チームトップタイム&歴代記録をマークしています。宮本も28分57秒でベストを10秒更新して6番手、7人目の28分台ランナーとなっています。飯塚も29分12秒で9番手と良い走りを見せていますね。兵庫リレカでは尾方が28分52秒でサードベストかな?安定して28分台をマークしています。

中央学院大学

飯塚が28分45秒でチーム4番手、ルーキーの稲見が28分53秒で6番手、柴田が28分54秒で7番手のタイムをマークし、28分台は8人まで増えることに。さらに蒲田が29分11秒、三角が29分17秒でチーム9,10番手のタイムをマークしており、トップ10のうち5人がベストを更新する盛況ぶりでした。


トップ10圏外でもルーキーの前原が29分23秒をマークしており、稲見とともに期待のルーキーが早速好結果を残しました。29分28秒の黒谷、29分31秒小松、29分39秒の近田ら29分30秒前後でベストをマークしている選手も複数出てきました。エースの吉田は兵庫リレカに出場し、28分44秒と今回はもう一歩という走りに。。。

日本大学

久保が29分16秒でベストを41秒更新しチーム4番手、大仲が29分17秒でベストを32秒更新し4番手、冨田が29分28秒でベストを26秒更新し7番手と一気にタイムを更新してきました。他にも土井が29分57秒でチーム9番手、鈴木が29分59秒で10番手とトップ10のうち5人がベストを更新、30分切りも10人揃ってきました。他には小林が30分16秒、ルーキーでは天野が30分19秒、長谷川が30分21秒と高校ベストを考えても良い走りを見せています。

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