富士宮駅伝(2023/02/12)　レース結果　～法政Bが優勝～

法政Aの宗像が区間賞、箱根８区区間賞の実力者ですから順当ですよね。この距離でも勝ち切る強さがあります。神奈川Aの尾方が２秒差の２位、法政Bの清水が７秒差の３位、東農大の原田が１０秒差の４位で続いたのがむしろ収穫だったのでは。尾方は来年度の主力候補ですし、清水は現１年生では抜けてきているかなあ。原田も今後主力となることが期待される１年生の１人です。

法政Bの武田が区間賞、下りに強い武田を上りに起用してくるのが個人的には好きです。箱根６区も最初は上りですし、さすがの走りでした。神奈川Aの中西が区間３位、これまでは目立った実績はない２年生ですが、来年度台頭してくるかもしれません。東海の入田が区間４位、今年度は記録会でも勝負レースでも苦しむことが多かったですが、今回の走りを浮上のきっかけとしてほしいなあ。区間５位に駒澤の宮川、激坂王にもエントリーされた５区候補であろう１人、まだ走力的には厳しいですが徐々に力をつけていってくれれば。

最も上るのが３区となります。法政Aの松永が区間賞、箱根１区３位の選手ですから、上りも強いのか走力が抜けているのか…法政がここまで主力を起用してきたのにはビックリですが、実力者が順当に結果を残しています。法政Bの宮岡が区間２位と法政が区間１，２位、宮岡も箱根７区８位で走っている選手で松永と１３秒差は悪くない結果だったかな。


駒澤の宮城が区間３位、松永とは２０秒離されましたが激坂王で３位に入った選手ですし、まずまずか。山川、金子らがいる熾烈な箱根５区争いに加わっていきたいところ。東農大の吉村颯が区間４位、箱根出場校に割って入ってきていますし東農大も収穫の多いレースだったのでは。来年度は４年生＋１年生に主力が揃う勝負の年ですから楽しみです。

最も下るのが４区となります。駒澤の小牧が区間賞、１万で２８分台をマークしており激坂王でも下り部門でエントリーされていたので、６区候補の１人なのかな。ただ、５区同様に６区の争いも熾烈ですね…まずはさらに走力を伸ばしてくれれば。法政Bの矢原が１秒差の区間２位、６区候補なのかは把握していませんが…武田は正直平地で見てみたい選手ですしまた新たな候補が出てくれば頼もしい限り。法政Aの細迫が区間４位、５区１０位の細迫を今度は逆に下り区間に起用してきました。トップとも２６秒離されていますし、もう一歩だったかなあ。

駒澤の篠川が区間賞、５千ベストは１４分３６秒ですが非公式では１４分１桁で走るほどに力をつけているということで、最終学年での飛躍が期待される選手が結果を残せたのは良かったかな。法政Aの高須賀が区間２位、箱根１０区１３位で走っている実力者ですし、１０秒差の２位というのはもう一歩だったか。法政Bの上仮屋が区間３位、箱根１６人にはすでに入っている選手で来年度の３大駅伝出場を期待される選手の１人がきっちりまとめました。神奈川Bの石口が区間５位とまずまずの走り、今年度の箱根予選では苦しい走りとなっただけに、来年度の飛躍に期待。

駒澤の金谷が区間賞ということで駒澤は４～６区で３連続区間賞となりました。全て下り区間ですが…駒澤の箱根６区は区間賞の伊藤と本来走る予定だった帰山がいる最激戦区間の１つです💦平地でも勝負出来る強さを身に着けてくれれば。特に金谷はハーフでなかなか結果を残せていないだけに、長い距離の対応が大事になります。総合でも２位となったのは箱根１６人に入った選手が１人もいないことを考えると上出来かなあ。法政Bの澤中が区間２位で優勝のゴールテープを切ることに。トラックでもタイムを伸ばしてきていますし、こちらも今後が楽しみな選手ですね。


東農大の田岡が区間３位で総合でも４位に入ったのは良かったですね。まずはこういったレースで経験を積んで自信を深めていってくれれば。神奈川Aの松崎が区間４位で総合５位、松崎も悪くない走りでしたね。総合５位というのはチームとしてはもう一歩だったか。区間順位が二桁の区間も複数ありましたし。法政の蛭田は区間８位でやや苦しい走りでしたが、総合３位でのゴールとなりました。