第75回(2023年) 丸亀ハーフレース結果 ~駒澤の篠原が学生記録を29秒更新~

国内で最もタイムが出る大会の1つである丸亀ハーフが3年ぶりに本日行われました。日本記録は惜しくも出ませんでしたが、大学生でも60分台~62分台の好タイムが連発しました。今日行われた守谷ハーフ、パークらんマラソンも含めて自己ベストを更新した選手を中心に大学別に見ていきます。

駒澤大学

篠原が60分11秒と日本歴代4位の好タイムをマーク、駒澤の先輩である山野が持つ日本学生ハーフ記録を29秒も更新してきました。これで駒澤は謙太→山野→篠原と記録保持者が続いています。篠原はもはやエースの1人ですね。さらに箱根5区で快走したルーキーの山川が初ハーフで61分36秒でチーム3番手の持ちタイムに。平地でも力があるところを見せました。赤星は62分29秒でベストに29秒届かずもセカンドベストで走っています。箱根優勝メンバー3人が揃って好結果を残しました。

中央大学

阿部が62分5秒でチーム2番手、白川が62分18秒でチーム3番手の持ちタイムに。主力の阿部がこのくらいで走っても全然不思議はないですが、1年の白川がこのタイムをマークしたのは収穫だったのでは。中野翔が62分49秒、佐藤が63分27秒でそれぞれチーム8番手、10番手のベストとなっています。他にも吉中が63分45秒、伊東大が63分51秒でここまでが63分台。


羽藤が64分25秒、溜池が64分28秒、佐野が64分47秒、伊東夢が64分59秒と64分台で走っています。箱根メンバーでは中野、溜池という往路コンビがやや物足りなかった気もしますが、勝負レースに合わせてくる二人ですし、何も心配はいらないかな。

青山学院大学

若林が61分25秒をマークしてチームトップタイムに。箱根欠場以降は都道府県対抗に続いて快走を見せています。塩出も62分1秒でチーム2番手の持ちタイムに。黒田は63分2秒とベストながらもう一歩の走りでしたが、来年度チームのカギを握るであろう3人が箱根後に結果を残せているのは頼もしい限りです。

國學院大學

高山が61分42秒でチーム2番手の持ちタイムに。箱根も走っていますし、長い距離はやはり凄いですね。。。すでに主力である青木が62分2秒、嘉数が62分18秒とルーキートリオが揃って好タイムでの自己ベストをマークしました。青木はこのタイムでも正直物足りないと感じてしまうほどです。上原も含めてこのルーキー4人が國學院の箱根優勝の命運を握ることになるかも。他には木村が63分48秒のセカンドベストで走っています。

順天堂大学

海老澤が63分33秒のセカンドベストで走っています。2年生は浅井が箱根で快走していますし、海老澤も続いていってくれれば。

早稲田大学

伊藤が61分50秒でチームトップ、菖蒲が62分0秒でチーム2番手とトップ2を占めることとなりました。二人とも箱根で快走を見せていましたからね、伊藤はもはやエースの1人ですし菖蒲も長い距離で箱根9区に続いて結果を残してきたのは心強い限り。2人とも来年度のチームを牽引してくれることでしょう。

法政大学

ルーキーの清水が63分59秒でベストを43秒更新しています。他には矢原が64分37秒、箱根7区を走った宮岡は68分26秒と今回は苦しい走りとなりました。清水をはじめとした1年生がどれだけ戦力となるかは来年度の法政にとって非常に大事になってきます。

創価大学

小暮が62分18秒でチームトップタイム、嶋津が62分45秒でチーム3位タイとなりました。小暮は本当にハーフで好タイムを連発していますね、後は勝負レースで結果を残すだけかなあ。嶋津もさすがの走りでした。石井は63分59秒でベストにはわずか1秒及ばずのセカンドベストでした。

城西大学

山本唯が61分34秒でチームトップタイム、箱根5区、都道府県対抗、そして丸亀ハーフで快走と強いです。上りが強いだけではなく、走力もエースです。箱根9区を走った平林も62分49秒でチーム3番手のタイムに。10区を走った山中は64分6秒でベストを更新したものの、やや物足りない結果となりました。

東京国際大学

木村が63分43秒でベストに25秒届かずもセカンドベストで走っています。東京国際はもっとハーフを走っても良い気がするのですが、あまり積極的では無いですね…

帝京大学

福田が62分3秒でチームトップタイムをマーク、出雲は出場したものの箱根はエントリー止まりだったのですが、これは相当力をつけていますね、来年度の活躍が楽しみです。

日本体育大学

山崎が62分6秒をマークしたチームトップタイムに。箱根での走りでも今回のタイムを見てもやはり来年度のエースは山崎かな。大森が62分39秒でチーム3番手、田島が63分15秒でチーム4番手、箱根3区で好走した漆畑が63分51秒でチーム8番手となっています。漆畑はもっとタイムを縮められそうですが、大森と田島は上々の走りだったのでは。

立教大学

馬場が62分45秒でチームトップタイムに。箱根でも4区に起用されていましたがここまでタイムを出してくるとは…来年度は1~3区の出場争いに入ってきそうな楽しみな選手です。他には山口が66分4秒でベストをマークしています。

専修大学

田島が64分33秒でチーム7番手、新井が64分37秒で9番手、中山が64分40秒でチーム10番手となっています。他にも山城、犬塚がともに64分50秒、有本が64分55秒で走っており、64分台の選手も増えてきましたね。他にも福田が65分34秒、辻が66分17秒、藁科が66分21秒、村上が66分39秒で走っており、今回は1,3年生でベストを更新した選手が多かったです。

神奈川大学

小林篤が62分18秒をマークしてチームトップ、宮本が63分5秒で6番手となっています。他にも主力が起用されたのですが、佐々木が63分15秒、巻田が63分54秒でいずれもセカンドベストをマークしたものの、全体としてはやや物足りない結果だったかなあ。それでも主力が走れているのがまず大事ではありますが。

中央学院大学

エースの吉田が60分31秒と従来の日本学生ハーフ記録を9秒更新してきました。1万でも27分台をマークしていますし、圧倒的な走りを続けていますね。来年度は勝負レースでも絶対的エースの走りを見せてくれれば。安藤も62分17秒でチーム2番手のタイム、全日本でも最長区間の8区を走っていますし長い距離に強いです。他には柴田が63分56秒でチーム8番手のタイム、瀬沢が64分56秒、前川が65分24秒で数秒ですがベストを更新しています。

日本大学

松岡が62分35秒でチーム2番手のタイム、箱根予選、全日本と出場出来ませんでしたが最後にハーフで結果を残せて何よりです。さらに西村が62分53秒でチーム3番手、安藤が63分57秒でチーム6番手となっています。西村、安藤は来年度主力としてチームを牽引していって欲しいです。

筑波大学

皆川が63分24秒でチーム3番手、ルーキーの小山が64分45秒でチーム7番手、吉田が65分38秒で10番手のタイムをマークしました。それぞれの学年で来年度主力となるであろう選手たちです。他にも富山が66分1秒、古川が67分13秒でベストをマークしています。

駿河台大学

ルーキーの小池が67分24秒、加藤が67分25秒で走っています。記録の出るハーフの大会に出場しているわけでは無いですし、最低限ではまとめてくれたかなあ。

上武大学

古川が65分33秒でベストを23秒更新し、チーム9番手のタイムに。他には前川が初ハーフで69分43秒で走っています。

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