国士舘大学 2022年度 箱根予選振り返り⇒箱根に向けて

続いては国士館大学について、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果はこのようになっております。箱根予選は主力が多く卒業したこともあって苦戦しましたが、10位とギリギリでの予選通過となりました。これで2年連続の最下位通過とちょっとひやひやしますね。ここから箱根に向けてどれだけ立て直していけるでしょうか。

箱根予選振り返り

エースのカマウが22位、チームトップですが留学生の上位だけではなく日本人上位に何人も負けてしまったのはもう一歩だったかなあ。大きく稼ぐには至らず…日本人エースの綱島が57位、箱根予選では3年連続で100位以内では走ったことは無かったのですが…4度目の箱根予選で前回の155位から100位近く順位を上げてきました。


3番手の93位に清水悠で100位以内がわずかに3人というのはやはり苦しかったですね。前回の箱根予選は261位で苦戦しましたが下級生の頃は安定していましたし、1年時に以来の2桁順位で走れたのは良かったです。100位以内が3人だけだった一方で、106位の川勝、108位の山本龍、116位の西田、117位の山本雷と120位以内となると7人もいたのが通過につながりました。


川勝はルーキーながらこの順位は上出来ですね、安定しています。山本龍は日本人エースの1人であることを考えるともう一歩だったか。。。西田は箱根予選初出場ながらしっかりとまとめてくれましたし、山本雷も箱根5区13位で走っている選手、長い距離は平地でも問題無いですね。


163位に渡辺、200位に鈴木、212位に福井でここまでが10番手となりました。8~10番手もやや苦しくなってしまったか。渡辺、鈴木は箱根予選初出場の2年生ということで仕方ない部分もありますが、福井は前回96位で走っていますし、100位以上順位を下げてしまいました。瀬川が259位、望月が280位と11番手以下も差がありましたし、最下位通過というだけあってギリギリの戦いでした。

箱根に向けて

箱根予選はやや不本意だった主力たちがその後好結果を続けています。世田谷ハーフで優勝を果たしたカマウは長い距離で結果を残し、箱根では2区への起用が有力視されていますし、1万m記録挑戦会では綱島、山本龍が揃って好走、この2人が1,3区を担うのが順当かな。綱島は前回の箱根でも9区6位と好走した実績があります。さらに5区は前回13位で走っている山本雷が激坂王でもきっちりとまとめており、今回も5区の有力候補で往路5区間中4区間は埋まることに。


他には箱根予選でチーム上位に入っている清水、川勝、西田らが往路の候補になってくるか。6区は前回13位で走っている福井がいます。箱根予選はチーム10番手と奮わなかったのは気になるところですが、前回の走りを見ると2年連続での6区が有力か。復路候補は箱根予選を走った選手が中心になってくるでしょう。


前回経験者は10区を走っている望月がおり、渡辺や鈴木、瀬川といった下級生は1万でタイムを伸ばしているのも頼もしい。箱根予選メンバー以外では、中島は5千で13分台のベストをマークし、1万でもタイムをのばしている選手、ロードはまだ未知数な部分もありますがスピードのある選手は貴重ですし、ルーキーでは5千で13分台のベストを持ち、全日本予選でも3組を担った岩下がいます。


前回は15位と2012年で11位に入って以来の高順位となりましたが、4区終了時で11位につけた1~4区の選手は全員卒業しているんですよね。往路を任せられる選手は出てきたものの、さすがに前回よりも戦力的に厳しくなることは否めず、前回と同じ15位という結果ならば上出来かと。箱根予選最下位通過ですから後は上がるのみ、前回のように見せ場を作る走りを見せて欲しいです。

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