上尾ハーフ(2022/11/20)レース結果 ~山梨学大のムルアが優勝、駒澤の円が2位~
上尾ハーフが本日行われましたので、大学ごとに自己ベストを出した選手を中心にレース結果を振り返ります。今回はコンディションも良かったことで62分台、63分台が大量に出ましたね。こうなるとタイム以上に順位が大事になってくるかも。。。まだ公式結果はHPに載っていませんが、Twitterに1~200位までは載っていましたので、こちらの選手を基本的に取り上げます。
浅井が62分13秒の好タイムでチームトップ&5番手の持ちタイムとなりました。素晴らしい走りでしたね。さらに全日本を走った海老澤も62分43秒でチーム8番手、出口も63分8秒でチーム10番手になっています。出雲を走った油谷が63分14秒で走っており、他にも岩島が64分2秒、神谷が64分11秒で走っています。
今回上位6人のうち出口を除く5人が2年生というのが今後を見据えても頼もしい。3,4年生が中心のチームなだけに、2年生が戦力となってくれば選手層がグッと厚くなりますからね。特に浅井、海老澤、油谷あたりは箱根を走る可能性も十分ありますし、箱根出場争い、エントリー争いも激しくなってきました。
円が61分51秒でチーム4番手の持ちタイム&学生2位、日本人学生トップとなりました。出雲記録会からその勢いは留まることを知らず、ハーフでも素晴らしい走りを見せてきました。これは箱根出場の10人にまず入ってくるでしょうし、往路への抜擢もあるかも。さらに赤星が日本人学生2位となる62分0秒の見事な走り、日本人大学生トップ2となった円、赤星がニューヨークシティハーフ出場権を獲得しています。赤星も箱根10人に問題なければ入ってきそう。
さらに安原が62分25秒、青柿が62分44秒、赤津が62分53秒で続きここまでが62分台となっています。62分台をマークしても箱根出場を果たすのは容易では無いですし、16人エントリーに入れるかさえ確実ではないのが恐ろしいところ。他には東山が63分28秒のベストで走っています。
ムセンビが63分2秒でセカンドベスト、木村が63分18秒で日本人トップとなる3番手のタイムをマークしており、箱根出場争いに名乗りをあげました。他にはルーキーの前田が64分8秒で5番手、山岸が64分16秒、大村、加藤が64分26秒で走っており、チーム7~9番手となっています。東国大は箱根出場校の中でも最もハーフを走っていない大学の1つなので…主力が全然ハーフを走らないので戦力の参考にはなかなかなりませんが、今回チーム上位で走れた選手は良かったですね。
助川が62分26秒でチーム2番手の持ちタイムに。3大駅伝経験はありますがまだ箱根出場はなく最初で最後の箱根出場となるか。田井野も62分39秒と見事な走りでチーム4番手のタイムに。4年生が最後の箱根に向けて結果を残しました。高沼が63分35秒でチーム8番手に入ってきたのは収穫か。矢萩も64分23秒で走っており、高沼、矢萩と2年生も頑張っていますね。他の学年と比べるとやや選手層が薄いだけに、各選手の走りが大事になってきます。
ルーキーの黒木が63分15秒でチーム8番手、山下が63分22秒でチーム10番手のタイムとなっています。今年度のルーキーも粒揃いですが、全日本でメンバーに入った二人がともにハーフの距離でも良い走りを見せています。箱根でも16人には入ってくるでしょうが、箱根出場の可能性も出てきたかも。
素晴らしい走りを見せたのが國學院大學、鶴が62分15秒でチームトップ、3大駅伝デビューが待たれる選手ですが今回の箱根で出場なるか。さらにルーキーの高山が62分27秒で走ったのにはびっくりしました。ルーキーは青木瑠以外に上原、嘉数が良いと聞いていましたが、高山もですね。。。坂本が62分38秒でこちらも箱根に向けて順調そう。
さらに63分台でも、63分4秒の木村、63分6秒の木村、63分10秒の瀬尾、63分12秒の佐藤、63分16秒の阿久津、63分25秒の松下、63分32秒の西山、63分37秒の永谷らズラッと揃いました。こういった選手が16人を争うわけですから本当に全大学を見渡してもトップ3に入るほど熾烈な争いとなりそう。選手層がどんどん厚くなっていることが分かります。他にも1年時に全日本出場経験のある中西唯も64分9秒のベストで走っています。
主力の1人である西脇が63分5秒でチームトップ、さらに山田が63分9秒、吉岡が63分17秒、尾崎が63分23秒、福田が63分29秒でチーム4~7番手を占めることに。新井も63分34秒でベストに及ばずもセカンドベストで走っています。島田が63分34秒、岩本が63分42秒でチーム8,9番手となっており、トップ10のうち6人が自己ベストとなりました。一気に63分台を10人以上そろえてきましたね。
他にも大花がベストタイとなる64分13秒、大類が64分59秒で走っています。箱根に向けて戦力を整えてきたのはさすがですが、では往路を任せられる選手が今日走った中でいるか?となると西脇以外は正直厳しそうで、どんな区間配置となるのか気になります。
松永が62分3秒で持ちタイムトップに。先日、1万で好タイムをマークしたばかりなのですが、ハーフでも強さを見せました。内田も62分12秒で続き宮岡が62分28秒で走ったのにはびっくりです。内田は上尾ハーフでタイムは狙わないという話だったのですが…それでこのタイムとなると、箱根2区が楽しみすぎます。宮岡も箱根出場の有力候補に一気に入ってきたか。川上、小泉も63分44秒のセカンドベストで走っておりまずまずかな。ここにきて一気にシード有力と思えるほどに順調そうな姿をチームとして見せています。
曳田が63分10秒でチーム6番手のタイム、1万でも28分台を先月マークしていますし、箱根16人どころか10人に入ってきてもおかしくないですね。斎藤が63分12秒で続いてチーム7番手、3年生は児玉が抜けていて杉が続きますが4学年では最も選手層が薄い状況なだけに斎藤の台頭は大きいです。さらにルーキーの山本樹が63分53秒で走りチーム9番手となっています。他には井坂が64分20秒、吉川陽が64分39秒で走っています。
林が63分22秒でチーム5番手の好タイム、短い距離に強い選手から長い距離でも結果を残していますね。他にもルーキーの鈴木が64分6秒でチーム11番手、藁谷、古川が64分33秒、浅井が64分35秒、佐藤が64分50秒で走っています。
伊福が62分50秒でチーム2番手のタイムとなったのはびっくりしました。箱根予選を走れなかった選手がこのタイムですからね、箱根16人はもちろん10人にも入ってきそう。故障が長引いていた辻も63分56秒で走れたのは収穫でこれだら状態を上げていければ箱根出場もありそう。前回6区を走っている柳本も64分30秒で走っており、足並みが揃ってきましたね。他には宮岡が64分35秒と上々の走り、65分14秒で和田、65分57秒で須山が走っています。
ムルアが61分17秒で優勝、学生2位に33秒差をつける圧巻の走りでした。途中で一人集団から抜け出すとその後はずっと一人旅でしたからね。ムトゥクとの激しい出場争いがありますが、箱根2区に起用となれば非常に楽しみです。岩谷が63分11秒でチーム6番手、高木が63分45秒でチーム9番手、村上が63分46秒でチーム10番手となっています。高木も村上も1万での好走に続いてハーフでも結果を残し、力をつけてきていますね。箱根出場争いに絡んできそう。
杉本が63分19秒、金澤が63分23秒、竹割が63分34秒でチーム4~6番手の持ちタイムに。杉本、金澤という4年生も最初で最後の箱根出場に向けてタイムを伸ばしてきました。竹割はルーキーながら上々のタイムです。折口が63分38秒でチーム8番手、3大駅伝・予選会は未エントリーの3年生がトップ10に入ってきました。他にはルーキーの中井が64分17秒、梶谷が64分29秒で走っています。梶谷はトラックの力を考えると全日本に続いてもう一歩だったかなあ…
高橋が63分27秒でチームトップ、箱根予選に間に合わなかったのが残念ですが、まずは復活の走りを見せてくれて一安心です。桑山が64分7秒で続く上々の走りを見せました。さらに長谷川が64分28秒で続いています。加藤が65分32秒で走ったのもまずまずだったのでは。
黒岩が63分32秒でチーム3番手、近田が64分5秒でチーム7番手のタイムとなりました。ともにルーキーがハーフの距離で好走したのは来年度以降に向けても好材料ですね。近田はすでに箱根予選も走っていますし、二人ともチームを牽引するような選手になっていってくれれば。他には根本が64分36秒で走っています。
富田が66分15秒で走ったのがチームトップ、小路が66分26秒、鈴木が67分16秒で続いています。今回はこれからに期待の選手が走ったということもありますが、それでも今回の好条件で66分台が2人で他の選手は67分台以下というのは少し寂しいかなあ。
藤原が63分21秒でチームトップとなる好タイムをマーク、さらに強矢が63分39秒、原田が63分47秒、小笠原が63分51秒で続き、それぞれチーム2番手、4~6番手のタイムとなりました。一気に63分台の選手が増えましたね。特にルーキーの小笠原の走りにはビックリです。他にも富永匠が64分4秒、二瓶が64分40秒、富永悠が64分52秒など64分台で走った選手が何人もいますし、箱根予選では惨敗に終わったチームにおいて、上尾ハーフの走りは今後に向けても希望が持てるものだったのでは。
亜細亜大の佐藤が63分23秒と好タイムをマーク、主力の1人ですが今回も見事な走りを見せました。湘南工科大の松田が63分40秒をマークして続いており、今回はこの2人が63分台で結果を残しました。さらに亜細亜大の杉浦も64分22秒、上武の京谷が64分44秒で走っておりここまでが学生で100位以内となっています。