第54回(2022年)全日本予選結果 ~14位:法政大学~

最後は14位で予選落ちとなってしまった法政大学の全日本予選結果を見ていきます。2組でふらふらになってしまうまさかのアクシデント…完走出来たのは救いですが、通過はこの時点で絶望的となってしまいました。3組以降はもう一歩という走りではありましたが、2組終了時の状況を考えると仕方ない部分も正直ありました。レース結果はこのようになっております。

~1組~ 9位:扇、24位:武田

2年連続で1組を任された扇が9位、2位とも10秒差でまとめていますし上々の走りといって良いでしょう。前回も8位で走っていますから2年連続での1桁順位は素晴らしいですね。トラックでの走りは心配いらないのですが、まだ3大駅伝には出場出来ていないんですよね。最後の駅伝シーズン、是非とも走って欲しい選手の1人です。一方の武田は24位、扇とも43秒離れてしまったことを考えるともう一歩だったかなあ。1組はかなりタイム差がついた組でしたからね。箱根では6区2位と快走を見せている実力者なだけに、下り以外でも存在感を示して欲しいところ。

~2組~ 19位:松本、40位:緒方

松本が19位ということで、本来の実力からすればもちろん物足りなくは感じてしまうのですが、故障などもあってなかなか記録会にも出場していなかったことを考えるとまずまずかなあ。2年時の活躍はエース級でしたし、駅伝シーズンはまた万全の状態で臨んで欲しいですね。本来であれば主要区間を走ってもらわないと困る選手ですし。


そして緒方ですよねえ…今年度に入って1万で29分27秒と持ちタイムをグッと伸ばして掴んだ全日本予選出場ですが、もう遅れてからは明らかに走りがおかしく、力が入っていませんでした。どんどん周回遅れとなっていってしまうことに…結果として39位にも2分以上離れてしまっての40位となってしまいました。まだ3年生ですし、今回の悔しすぎる経験を今後に活かしていってくれれば。

~3組~ 13位:中園、23位:河田

中園が13位でまとめたのは上々といって良いのではないでしょうか。前年度の箱根で好走してから一皮むけた印象がありましたが、勝負レースで結果を残せるようになってきましたね。1万で28分台のスピードも3000m障害での実績もありますし、中心選手としてますます活躍してくれそう。河田も23位ということで最低限ではまとめてくれたものの、本来の力からするともう一歩だったかなあ。3大駅伝では主要区間でも1桁順位で何度も走っている実力者ですからね。

~4組~ 16位:内田、25位:松永

今年度の活躍ぶりからすればエースは内田ということになるでしょうが、ダブルエントリーされていた関東インカレを欠場したことでコンディションが心配されていたのもまた事実…それでも16位でまとめてきたのはさすがですね。今年度は5千で13分39秒をマークしていますし、駅伝シーズンも大活躍を見せてくれそうです。


一方の松永は関東インカレ5000mでの走りで一躍注目を集めることになった選手、1,2年時は3大駅伝・予選会へのエントリーも無くそれほど目立ってはいませんでしたが、それがいきなりの全日本予選最終組抜擢ですから、どれだけ力をつけてきているかが分かります。25位という走りは最低限にはまとめてくれたかなあ。前回最終組を担った河田も26位でしたし、関東インカレの走りからすればもう一歩かもしれませんが、初の全日本予選とすればまずまずかと。

出雲に向けて

3組以降は正直通過を狙うという状況では無かったので、選手も難しいレースとなってしまいましたよね。アクシデントのあった緒方を除くと他の選手は25位以内でまとめられたのは良かったかなあ。その一方で1桁順位が1組9位の扇だけというのはちょっと寂しかったですね。


通過した前年度よりも前評判は格段に高かったと思いますが、前回は現状のベストメンバーが組めたという期待感があったのに対し、今回は何とか間に合わせた選手もいますし、ベストな布陣という印象では無かったかなあ。前回の全日本では9位とシードに一歩届かなかった法政が予選落ちとなってしまったことで、改めてシードの重要さも感じることとなりました。


全日本出場を逃したことで、帝京と同様に出雲→箱根という流れになります。法政がこのパターンになるのは2006年度以来ですから16年ぶりということに。。。まずは出雲でどんな走りを見せるかが大事になってきますね。今回の全日本予選を走ったメンバーということは、前回の全日本に出場したメンバーがある程度中心になりそうな気もします。


実際、前回の全日本メンバーは7人残っており、6人が一桁順位で走っていますからね。残る1人の中園がその後成長を遂げているわけですし…出雲は1,3,6区が主要区間となっていますが、これまでの実績を考えると1区内田、6区河田の布陣がしっくりくるかなあ。1区で結果を残した内田は全日本の1区はもうもったいない気がしますが、出雲の1区は重要度が高いですからね。最長区間の6区は1年時に走っている河田が経験者としても長い距離の強さでも良さそう。


個人的には3区は小泉を見てみたいのですが、今年度はあまり姿を見せずに全日本予選も欠場…外さない安定感のある選手ですし完全復活が待たれます。ここに、中園、松本らは6人にまず入ってきそうですし、全日本予選で最終組に抜擢された松永も有力候補でしょう。これだけでもう6人埋まってしまいますからね。他に全日本を走っている宗像や川上も力がありますし、今回全日本予選を走ったメンバーや3大駅伝経験者が争うとなれば、ハイレベルな出場争いとなりそうです。


出雲に出場した過去3大会は途中棄権→12位→10位と2桁順位が続いていて最後に1桁順位で走ったのは2013年の8位にまで遡ります。この8位は1つのターゲットになりそうかなあ。関東勢だけでも10校いる中で8位以内に入るのは容易では無いでしょうが、他大の有力校と比べて全日本が無い分出雲に合わせやすいというメリットもあるわけですし、出雲から存在感のあるレースを見せて箱根にいい形で繋げていって欲しいです!!

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