第54回(2022年)全日本予選結果 ~11位:立教大学~

続いては11位だった立教大学の全日本予選結果を見ていきます。前回の16位から5つ順位を上げてきており、2度目の全日本予選出場でかなり戦えるチームになってきました。来年度の全日本予選はいよいよ通過も狙えそうですし今年度の箱根予選も非常に楽しみ、立教が3大駅伝復帰を果たす日も近そうです。レース結果はこのようになっております。

~1組~ 15位:永井、22位:岸本

ルーキーの永井が15位と見事な走り、大学で5千、1万ともにベストを更新している選手ですが、勝負レースでも結果を残してきたのが素晴らしいですね。今年の1年生も実力者ぞろいです。一方の岸本も22位ですから1組としては決して悪くないスタートでしたね。箱根予選では2年連続でチーム5位以内で走っていますし、予選会はすでに4度出場と経験豊富な選手です。ともに今後も楽しみな選手たちです。

~2組~ 23位:山本、27位:山口

最も合計順位が悪かったのはこの2組ですが…それでも山本が23位、山口が27位と20位台ではまとめていますからね。山本は持ちタイムも着実に伸ばしており、前年度の予選会も両方出場している実力者です。山口は逆に予選会初出場の選手ですが今年度は5千、1万ともにタイムを伸ばして勢いのある選手、2年生も着実に存在感を示しています。

~3組~ 7位:林、24位:馬場

唯一1桁順位で走ったのが林、先頭集団に喰らいついていっての7位は素晴らしい走りでした。5千で13分台、1万で28分台と持ちタイムはすでにチームトップクラス、今年度の活躍ぶりは目覚ましいですね。前年度の箱根予選は253位に留まっていますが、今年度はエース級の活躍も十分ありそう。


ルーキーの馬場も24位と中位でまとめました。高校時代から1万の実績はありましたが、大学ではそれほど目立った走りを見せられていなかったので、3組に起用されたのはちょっと驚きましたが、抜擢されるだけのことはありますね。

~4組~ 15位:関口、30位:國安

前回の箱根予選でもチーム4番手で走り、1万も28分40秒を持つ関口が最終組で15位と素晴らしい走り、エース候補がどんどん台頭してきますね。。。エースが揃う最終組でもこの走りが出来るのは力が無いと無理ですし、箱根予選に向けても非常に楽しみです。


ルーキーの國安は最終組に抜擢されたのにもびっくりでした。すでに大学で5千でベスト更新、1万で28分台をマークしているエース候補ですが、さすがに厳しかったか30位と8人の中では最も苦しい順位となりました。それでも29分台ではまとめていますし、良い経験となったのではないでしょうか。

箱根予選に向けて

ルーキーを3人起用して総合11位、31位以下の選手が一人もいなかったという結果は今後に向けてますます期待が持てるものだったでしょう。今回の全日本予選に出場した8人はいずれも箱根予選に出場してもおかしくない選手たちで、ルーキーの3人もハーフの距離に対応していれば、箱根予選でも活躍する可能性は十分。


前回の箱根予選で上々の走りを見せたのは関口くらいですし、特に林は大きな上積みが期待出来そう。そして、今回の全日本予選メンバー以外にも実力者がズラッと揃っているのが立教の大きな強みです。前回の箱根予選で関口を上回る走りを見せたのが中山と安藤の2人、特に中山は2年連続で快走を見せており、万全であれば最も貯金を稼ぐことが期待される選手です。


忠内、内田はともに2年連続で箱根予選を走っていますし、特に内田は3000m障害での活躍が目立ちます。日本選手権でも良い走りを見せていましたし。個人的には前年度の全日本予選で好走した服部の箱根予選を見てみたいかなあ。故障が多いのが気がかりではありますが…5千や1万では面白いようにタイムを更新していますし、あとはハーフの距離で結果を残せる選手をどれだけ揃えられるかですね。


前回の箱根予選では16位、来年度の方が予選通過の可能性は高いでしょうが、今年度の戦力でも十分通過は狙えるでしょう。1~3年生には実力者がズラッと揃っていますし、勝負レースでの経験も着実に積んできていますからね。来年度がある…という考えは危険ですし今年度が勝負の年と位置付け、是非とも今年度の箱根で返り咲きを果たして欲しいです!!

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