日体大記録会5千、1万(2022/05/07,08) 雑感

日体大記録会が行われましたので、大学ごとに自己ベストを出した選手を中心にレース結果を振り返ります。5千では大東大、1万では立教大と箱根予選落ちだった大学の活躍が目立ちましたね。全日本予選、箱根予選の争いがますます熾烈になりそうです。

順天堂大学

野村が13分52秒とセカンドベストにも届いてはいないものの、しっかりとまとめています。前年度のトラックシーズンほどではありませんが、記録会に出場して安定した走りを続けているのが頼もしいですね。また、1万では28分台のベストを持つ荒木が14分17秒でセカンドベストとなっています。

東京国際大学

エースの1人である山谷が13分36秒とベストを13秒更新し、日本人トップタイムとなりました。先日、白井が13分41秒を叩き出して日本人トップとなりましたが、すぐに山谷が上回ってくることになりました。今年度も大活躍してくれそうです。

國學院大學

新入生の青木瑠が14分1秒とベストを11秒更新し、チーム7番手に入ってきました。先日も嘉数が早速トップ10に入ってきた國學院ルーキーですが、入学してすぐにトップ10に入るようなベストをマークする選手が複数出てくるのが良いですね。他には瀬尾が14分19秒とベストに5秒届かずも上々の走りを見せています。

帝京大学

5千ではルーキーの藤本が14分21秒と自己ベストをマーク、1万では尾崎が29分51秒とこちらも大学初1万で29分台のべすとは上出来と言って良いでしょう。他には4年の新井が30分16秒でベストを19秒更新、高校ベストを更新する3年半ぶりの自己ベストとなりました。現状最も活躍したのは1年時ですし、4年時に最も活躍してくれれば嬉しいです。

神奈川大学

佐々木が1万で29分56秒をマーク、前年度はなかなか姿を見せていませんでしたが、5月からしっかりと走れているのは良かったです。5千では小林政が14分9秒でベストを5秒更新、チーム8番手に入ってきました。ルーキーでは宮本が14分11秒とベストには5秒届かずも良い走りを見せていますし、酒井は14分17秒と先月マークしたタイムをさらに7秒更新、大学でベストをどんどん更新しているのが頼もしい限りです。

明治大学

溝上が29分54秒をマーク、ベストには届いていませんが今年度良い走りを続けています。ルーキーでは森下が初の1万mに出場して30分3秒、吉川が30分14秒で走っています。期待の世羅出身コンビ、大学初1万としてはまずまずでしょうか。

日本体育大学

1万では盛本が29分36秒とまずまずの走り、他には中津川が29分53秒、松浦が29分58秒と29分台で走っています。5千では大森が14分17秒でベストを4秒更新しています。他には高濱が14分23秒をマーク、ルーキーの二村が14分26秒でベスト、石川が14分29秒といずれも14分20秒台で走っています。

山梨学院大学

1万では長谷田が30分11秒、土器屋が30分20秒で走っています。いずれも2年生で土器屋は先月にも5千でベストを更新していますね。この学年は高田、砂川に続く選手が待たれるだけに今年度戦力となっていってくれれば。

駿河台大学

エースの1人である町田が14分4秒とベストを3秒更新し、チーム4番手のタイムとなっています。主力の1人である新山も14分23秒でベストを1秒更新し、チーム8番手となっています。ルーキーの藤井は14分29秒でベストに6秒及ばずもセカンドベスト、高校ベストを上回る走りを既に2度マークしているのが頼もしい。

大東文化大学

今年度の大東大はさらに一味違うかもと思わせる結果となりました。ワンジルが13分31秒とベストを15秒も更新する走り、元々のベストは6年も前のはずで前年度の走りを見る限りはこのタイムを更新するのは難しいのでは?と思っていたのですが、今日の走りにはびっくり…母校である仙台育英の真名子監督が代わったことが好影響しているのかな?ワンジルがこのタイム通りの力を勝負レースでも発揮できるようになったら大東大にとって非常に大きいです。


日本人エースの1人である久保田も13分52秒でベストを13秒更新し、チーム2番手のタイムとなりました。久保田は元々心配していなかったですし、良い走りでしたねー。ワンジルとともに大きかったのが菊地が14分3秒でベストを10秒更新し、チーム5番手に入ってきたこと。1年時に活躍しながら2年時はあまり姿を見せなかった主力の復活も大きな戦力となりそう。久保田、菊地の3年生コンビの好走は大きすぎます。


さらに、期待のルーキー入濱が14分7秒で早速高校ベストを4秒更新、すぐに戦力となってくれそうな期待感があります。谷口が14分9秒でセカンドベストをマークしたのに加え、蟹江が14分11秒でベストを29秒も更新してチーム9番手、塩田が14分19秒でこちらもベストを19秒も更新、佐竹が14分21秒、西代が14分22秒、小田、佐々木が14分25秒と14分30秒切りの好走を見せる選手が非常に多かったです。

上武大学

岩田が29分52秒でベストを38秒も更新してきました。先日も5千でベストを更新したばかりですし、好調ですね。2年生は海村が1人抜けていましたが、岩田が続く選手として活躍してくれそう。

立教大学

1万では國安が28分53秒、林が28分55秒と揃って28分台のベストを叩き出してきました。ルーキーの國安はすでに5千でベストを更新し、大学初1万でいきなり28分台と力のあるところを見せていますね。林も先月5千で13分台をマークしたと思ったら1万でも28分台とこの2人は今後の活躍が非常に楽しみです。5千では関口が14分6秒でベストを1秒ですが更新、チーム4番手のタイムとなっています。今年度の立教、大暴れしてくれそうです。

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