兵庫リレカ・日体大記録会1万m(2022/04/23) 雑感

2022年4月25日

昨日兵庫リレーカーニバルのアシックスチャレンジ日体大記録会1万mが行われましたので、大学ごとに自己ベストを出した選手を中心レース結果を振り返ります。昨日は暑かったこともあって涼しくなってから行われて組以外はなかなかタイムも出ませんでした。

青山学院大学

岸本が28分23秒でベストを9秒更新、若林が28分25秒でベストを2秒更新し、それぞれチーム3,4番手の持ちタイムとなっています。箱根でも好走して優勝に貢献した2人ですが、トラックシーズンでも早速好結果を残していますね。

順天堂大学

石井が29分6秒とまずまずの走りを見せた他、堀越が29分49秒、藤島が30分5秒でいずれも自己ベストかなあ。ともに学生ハーフでも結果を残しているのも魅力的です。海老澤が29分13秒、藤原が29分50秒といずれもセカンドベストで走っています。特に海老澤は記録会でずっと安定した走りを見せていて、堀越、藤島、海老澤と今年度は新2年生が飛躍の年となりそう。勝負レースでどんな走りを見せてくれるのか楽しみです。

駒澤大学

小野が28分53秒とベストを20秒更新してチーム10番手に入ってきました。大学1年時以来の自己ベストとなっていますね。学生ハーフも良い走りを見せていましたし、最終学年で初めて3大駅伝出場の可能性もありそうです。

東京国際大学

坪田が29分54秒で自己ベストをマークしています。学生ハーフでも65分台で走っていますし、最終学年となってどれだけタイムを伸ばしていけるか。

中央大学

山平が29分27秒とセカンドベスト、2年生は阿部が1人抜け出た存在となりつつありますが、山平も負けじと活躍を見せてほしい選手です。いずれもセカンドベストではあったものの、阿部が28分48秒、若林が28分49秒、助川が28分58秒といずれも28分台で走れているのも良いですね。今年度の主力として期待される選手たちが4月から早速結果を残しています。

創価大学

留学生のカミナが28分28秒と早速タイムを伸ばしてきました。5千、1万と自己ベストを連発しているのも頼もしく、来年度以降に向けてまずは力をつけていってくれれば。本田が29分19秒とベストを14秒更新、ルーキーの野沢が29分23秒と大学初1万で見事な走りを見せています。大学1年の4月でこの走りを見せられると、1年目から活躍を期待してしまいますね。

國學院大學

伊地知が29分0秒、坂本が29分15秒でいずれもセカンドベストをマークしており、まずまずの走りだったかなあ。藤本が29分38秒、鶴が29分55秒と29分台では走っていますが、自己ベストをマークした選手はおらず、全体的にはもう一歩だったか。

帝京大学

北野が29分4秒とベストを16秒更新し、チーム4番手に浮上してきました。2022年になってから自己ベスト連発で今年度は山下りに限らず平地でも活躍を見せてくれそう。主力として期待される小野が28分56秒、西脇が29分13秒とともにセカンドベストでまとめており、こちらもまずまずの走りと言えるのではないでしょうか。

東海大学

松尾が28分33秒のセカンドベストで走ったのは大きいですね。主力候補と言われながら故障もあって苦しんでいましたが、完全復活と言っていいでしょう。今年度は怪我無く活躍を見せてくれれば。松崎が29分7秒のセカンドベスト、喜早も29分12秒、宇留田が29分15秒でまとめているのも良かったかなあ。入田、金澤も29分30秒台で走っていますし、徐々にチームとして足並が揃ってきた印象です。

神奈川大学

小林篤が29分30秒でベストを5秒更新しています。箱根好走組で姿を見せない選手が多くて気になっているところでしたが、まずは小林篤が自己ベストをマークする走りを見せてくれて一安心です。

明治大学

アシックスチャレンジに出場しましたが、児玉が28分40秒、富田が28分43秒とエース格の2人がきっちりとまとめてきました。先頭を引っ張るなど積極的な走りで順位が良かったのも収穫ですね。加藤は29分22秒ということでこちらもまずまずかなあ。先頭に出た時には自己ベストもと期待しましたが、集団のペースアップについていけずに遅れてしまいました。

国士舘大学

大学初レースで良いのかな?2年のカマウが28分30秒でベストを2秒更新、記録会に出場するだけでも一安心というところで、早速自己ベストを更新してきたのは頼もしいですね。関東インカレや全日本予選から活躍を見せてくれそうです。期待のルーキーである岩下が29分44秒でチーム7番手に早速ランクイン、力のあるところを見せました。同じくルーキーの川勝も30分27秒で大学初1万を走っています。

中央学院大学

エースの吉田が28分22秒とベストを19秒も更新、青学勢を抑えて最終組で学生トップの走りを見せました。学生ハーフですでに肺気胸からの完全復活を果たしていましたが、今年度は絶対的エースとしてチームを牽引してくれることでしょう。飯塚が29分6秒で1秒未満ですがベストを更新、トラックで安定した結果を残しています。


学生ハーフで好走した前田が29分40秒をマーク、今年度メンバー争いに加わってきそうな4年生です。芳賀は30分4秒でベストを12秒更新、主力の伊藤も29分16秒とまずまずの走りで全体的には悪くない結果だったかなあ。

日本体育大学

まだ復活途上であろう藤本が出場して28分51秒をマーク、藤本は記録会やレースに積極的に出場しながらコンディションを整えていくイメージが・・・関東インカレや全日本予選では万全の状態での走りを見せてほしいです。

駿河台大学

エースの1人である清野が29分14秒とまずまずの走りを見せたものの、他の選手は主力どころを含めても30分オーバーということで、今回は全体的にもう一歩という結果になってしまったかなあ。

専修大学

田島が29分38秒とセカンドベストでまずまずの走り、すでに1万のベストは3番手につけていますし、今年度の活躍が楽しみな新戦力の1人です。他はダンカンが29分19秒と最低限の走りも日本人エースの木村は30分8秒でしたし、自己ベストをマークした選手がいないのはちょっと物足りないかなあ。

筑波大学

エースの1人である福谷が29分12秒でベストに1秒届かずもセカンドベストをマークと上々の走り、岩佐が29分48秒で走れるまでに戻してきたのも良かったですね。本来であれば前年度のエースは岩佐になると思っていましたし、復活した走りを年間を通して見せてくれれば。

城西大学

新留学生のヴィクターが29分16秒で大学初1万を走りチーム8番手のタイムということに。5千で13分38秒ですからまだ大幅にタイムを更新出来ることでしょう。新入生の鈴木も大学初1万で29分57秒とまずは29分台でまとめてきました。日本人エースの山本唯も29分12秒のセカンドベストで走っていますし、こちらもまずまずかなあ。

日本大学

安藤が29分38秒のセカンドベストをマーク、悪くない走りだったのでは。ただ、若山や濱田らエースに続くであろう選手たちはいずれも30分台、期待の新入生である山内は31分22秒ということでちょっと苦しい走りになってしまいました。

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