創価大学 新年度(2022年度)戦力分析

2022年4月20日

続いては、創価大学について新年度の戦力を見ていきます。データベース登録されている人数は4年:11人、3年:6人、2年:3人、1年:1人となっております。戦力としては、4年>3年≒2年≒1年という感じかなあ。選手が最も揃っているのは間違いなく4年生です。ただでさえ、圧倒的に選手が揃っている学年なのに加えて、5年目となる嶋津までいますからね。2,3年生も持ちタイムを伸ばす選手は増えてきていますし、新入生も楽しみな選手が何人もいます。

4年生

今年度の創価はトリプルエースがチームを牽引するかと思いますが、その3人がいずれも4年生となっています。ムルワは箱根で2区2位の快走をはじめとして勝負レースで高いレベルで安定した結果を残していますし、今年度もエースとしてチームを牽引してくれることでしょう。


そして、トラックシーズンで早速存在感を見せているのが葛西と嶋津の2人。葛西は何とか間に合わせた箱根こそ1区15位に留まりましたが、その後は1万で28分21秒のベスト、クロカン日本選手権での快走、個人選手権で優勝とハイレベルな結果を残しています。今年度も故障さえなければ1年を通してエースの走りを見せてくれそう。


嶋津は個人選手権で2位と上々のトラックシーズンスタート、今年度どこまで積極的に勝負レースに出場するかはわかりませんが…箱根で3年連続区間2位以内で走っている圧倒的な実績を誇りますし、出れば結果を残す安心感がありますよね。


エースに続く選手たちもズラッと揃っています。箱根で2年連続6区で好走している濱野、箱根でともに区間5位以内と好走を見せた新家、松田も実力者です。5千は新家、1万では濱野、ハーフでは松田といずれもチーム上位のタイムをマークしているのも良いですね。いずれもチームの主力として活躍が期待される選手ですし、コンディションに問題無ければ箱根にもそのまま出場することでしょう。


ここに、ハーフで来たいされて出雲1区を走った緒方、全日本予選を2度走っている横山、ハーフで63分5秒をマークした本田らが揃うわけですから、チームにおける4年生の戦力は圧倒的ですよね。来年度以降を見据えると4年生が強すぎるのはちょっと気になりますが、非常に頼りになる学年です。

3年生

3大駅伝に唯一出場しているのが桑田、1万で28分38秒のベストを持ち、往路の3区を任されています。区間17位と順位としてはもう一歩でしたが、出雲では5区7位で走っていますしこの学年を牽引していって欲しい選手です。続くのは山森、期待される選手の1人で全日本予選にも出場、1万も28分56秒をマークしています。箱根には2年連続でエントリーを果たしており、今年度はエントリー止まりから3大駅伝出場が期待される選手です。


他に3大駅伝・予選会にエントリーされている選手は多く、溝口、石井、吉田悠、森下と4人もいます。溝口、石井、吉田悠はいずれも1万で29分10秒台のベストを持っています。溝口、石井は2年時の箱根、吉田悠、森下は1年時に箱根でメンバー入りを果たしています。1万で29分24秒をマークしている志村もいますし、今後を見据えても3年生から戦力となる選手が1人でも多く出てきてほしいです。

2年生

箱根に唯一出場を果たしたのが吉田凌、1万で28分41秒、ハーフで63分7秒というベストに箱根8区8位という実績のいずれもこの学年では抜けた存在となっています。持ちタイムも魅力ですが、それ以上に1年目から箱根で結果を残したのが大きいです。今年度も早速5千でベストを更新していますし、トラックシーズンから活躍が期待されます。


1年時にグッとタイムを伸ばしてきたのが小暮、1万で29分16秒というベスト以上にハーフで62分42秒というタイムが魅力です。出雲、箱根のいずれもエントリーされており、個人的にも期待している選手の1人です。他にもハーフで62分47秒をマークしている野田がいますし、5千でタイムを伸ばしている安坂、藤ノ木らもいますし、今後の活躍がますます楽しみな学年です。

1年生

持ちタイムでトップ10に入ってきたのが石丸、14分10秒を有していますがそれ以上に都大路のエース区間である1区で18位で走った実績が光ります。ここまで実績のある選手が加わるということはなかなか無いですし、即戦力として期待される選手です。さらに、14分13秒を持つ野澤、14分15秒を持つ山下が続き、山下はすでに1万でも29分38秒をマークしているのも心強いですね。


14分20秒台にも家入、竹田、黒木らがいますし、創価史上でも最も良いスカウトだった学年と言えるのではないでしょうか?元々、育成力に定評のある創価は高校時代に実績のある選手も無い選手も育ててきましたが…この学年もどんな成長を遂げるのか楽しみです。


また、今年度の新入生として留学生のカミナが加わっており、早速5千で13分48秒のベストをマークしています。ムルワがいますので今年度の3大駅伝・予選会出場は難しいでしょうが、まずは力をつけてムルワに負けない活躍を来年度以降見せてほしいです。

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