駿河台大学 来年度の箱根駅伝(2023年)に向けて

経験値

続いては初出場となった箱根で19位、来年度は箱根予選からとなる駿河台大学について見ていきます。今年度の箱根結果はこのようになっています。今年度の3大駅伝経験者は10人、今年度の箱根が3大駅伝初出場ですから言うまでもなく…来年度の経験者は6人となります。往路を任せられる清野、町田という日本人エースが残り、箱根6区3位と快走している小泉もいます。次期エース候補として期待される新山、5区を走った永井、8区15位の出仙がいます。


1,3,5,6区と主要区間の経験者が残っているのは駿河台の強みでもありますが、大事なのは来年度も連続出場を果たせるかどうかです。創価や東京国際でさえも箱根初出場の翌年は予選落ちとなっていますし…エース級が残っているとはいえ、今年度の予選会校も予選落ち校も手ごわい相手ばかりですからね。


予選会の経験者となると、全日本予選で1組23位、1万で29分31秒を持つ池原、箱根予選でチーム12番手の292位で走っている金の2人がいます。池原はどんどん持ちタイムを伸ばしており、長い距離でも今後が楽しみな選手の1人です。金は箱根予選が苦しかったですが、12人の中には入っていたわけですし…来年度の箱根予選で借りを返してくれれば。

新戦力

まずは気になるのが新留学生ですね。ゴッドフリーという新入生が加わり、ロードで27分台で走った実績があるということだったのですが…取り合えず、この選手かな?ということでデータベースに登録しましたが、違ったらこっそりと修正しておきます。新留学生がどれだけ即戦力となるかは駿河台の命運を大きく左右しそうですね。。。ブヌカのように1年目から全体1桁順位で走ってくれるような選手なら最高なのですが。


持ちタイム上位では、29分53秒を持つ長谷部、30分3秒を持つ松本らがいます。二人とも箱根でもメンバー入りを果たしていますし、来年度は箱根予選から出場が期待される選手です。他にも箱根予選にエントリーされた古澤、箱根にエントリーされた1年の加藤らがいます。新戦力としては箱根予選、箱根にエントリー経験のある選手が中心となってきそうです。


新入生では、14分5秒を持つ東泉が持ちタイムで抜けています。都大路では4区24位ともう一歩ではありますが、1年目から即戦力として活躍してほしい選手です。14分27秒を持つ小江、14分30秒を持つ藤井らが加わり、これまでと比べても新入生の持ちタイムは良いですね。しっかりと育成出来ている駿河台が持ちタイムが良い選手が入ってきて、どうなっていくかも楽しみです。

展望

先述の通り、箱根予選がまずは大きな関門です。前回チーム上位で走っている清野、町田、新山、小泉、永井の5人+新留学生がどれだけ走れるか。最低限、今年度と同じ走りは求められるかなあ。ゴッドフリーは現時点では未知数すぎてわかりませんが…前回はチーム7番手と8番手のタイム差が大きく、上位7人のうち5人が残っているのは大きいです。残りは新戦力が出てきてくれることに期待ですね。


戦力としては2年連続で箱根出場を果たしてもおかしくは無いと思うのですが、2年連続で結果を残すのは本当に難しいんですよね。。。前年度と同じように箱根予選に臨めるのかという精神的なものもあるのかなあ?チームとしても苦戦しているということは、箱根初出場を果たした時よりも翌年度の箱根予選の方が順位を落としている選手が多いということですし。。。


箱根出場を果たしたとなると、1,3、5区は前回経験者の清野、町田、永井がいますし、2区は新留学生に任せるのが基本となるでしょうか。あとは新山が往路に入ってくれば5人揃うことになります。1~4区はチーム状況に応じても変わってくるかもしれませんが、この4人に任せるのが現時点では安心かなあ。6区は切り札とも言うべき小泉がいますからね。復路は前回走っている出仙の他、松本や長谷部、池原あたりが候補になってくるのかなあ。新入生が起用される可能性もありそうです。


現時点での箱根展望となると、前回同様にどうしても下位でのレースになってしまうとは思うのですが…前回はブヌカが区間19位と苦しんだのもありますし、3区終了時は今年度と比べてももっと上位で走る可能性は十分ありますし、今年度は4,5区で区間最下位と苦しかっただけに、ここをどれだけ順位アップ出来るかも大事になってきますね。まずは2年連続での箱根出場を達成してほしいですし、すっかり箱根常連校どころか強豪校となった東京国際、創価のようになっていって欲しいです。

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