第25回日本学生ハーフマラソン(2022/03/13)振り返り その1 ~青学、順大、駒澤、東洋、東国~

3/13に行われた学生ハーフを大学ごとに振り返っていきます。ただ、まだ公式結果が出ていないようなので…各大学のHPやTwitter、速報サイトを見ながら何とかまとめたのですが、誤っていたらすみません。最初は箱根で1~5位だった青学、順大、駒澤、東洋、東国の5大学について見ていきます。全部で4回くらいに分けての振り返りになるかと思います。

青山学院大学

入賞した選手はいませんでしたが、目片が62分36秒で10位、ハーフで安定した成績を残す田中も62分55秒で走っています。箱根に出場していない選手が当然のように上位に入ってくるのが青学の強さですね。今回は箱根出場者たちは無理をさせなかったようで出場しなかったり、下位に沈んでいますが心配はいらないでしょう。そんな中でも箱根5区を走った若林は63分18秒でまとめているのはさすがです。


畦地が63分24秒、岸本が63分49秒でここまでが63分台です。岸本もこれで自己ベストを2分近く更新しているんですよね、なかなか実力に持ちタイムが追いつかないですね。64分30秒で脇田、64分32秒で山下、64分37秒で佐々木、64分41秒で箱根9区区間新の中村、64分57秒で1年の鶴川が走り、ここまでが64分台となっています。すでにハーフで62分台を持つ鶴川ですが、今回はもう一歩だったかなあ。

順天堂大学

西澤が62分49秒でチームトップは実力通りではありますが…続いたのがルーキーの2人、藤島が63分42秒、堀越が64分10秒で続いたのは大きな収穫だったのではないでしょうか。今年度のルーキーは誰も箱根を走れませんでしたからね。今年度はそれほど目立っていない二人がハーフで結果を残したのは大きく、来年度の箱根に繋げていってくれれば。


藤原が64分34秒でセカンドベスト、荒木が64分58秒でベストとなっており、ここまでが64分台となっています。今回は主力どころで出場したのは西澤くらいだったこともありますが、藤島と堀越以外はもう一歩だったかなあ。馬場園が65分23秒で自己ベスト、斎藤が65分36秒で続き、藤原も含めて2年生も三浦、石井に続く選手が待たれます。

駒澤大学

白鳥が63分13秒でチームトップで走りまずまずかなあ。ただ、62分台が誰もいなかったのは主力があまり出場していないとはいえ、ちょっと寂しいところ。63分19秒をマークした小野、63分48秒の赤星、63分58秒の安原といずれも63分台でのベストをマークしました。小野、赤星や長い距離はまだ未知数だった二人が63分台をマークしたのは収穫ですね。一方で主力の1人である安原が63分台ギリギリは物足りないか。


64分11秒の円、64分13秒の宮内、64分26秒の藤本と3年生が自己ベストをマークしてきたのは良かったのでないでしょうか。2年生がチームの中心で3年生も田澤、山野が抜けすぎていますからね。3年生がハーフで計算できるようになると、チームの選手層が厚くなってきます。また、64分50秒で庭瀬、田丸が走っておりルーキーもまずまずかなあ。こちらも篠原、条二が抜けている学年なだけに、3番手の選手の台頭が望まれます。

東洋大学

松山が62分2秒で3位に入る走りを見せましたが、ともに62分55秒で柏、佐藤と続いたのが良かったですね。佐藤は箱根でも好走していますし、柏も力のあるところを見せてくれました。来年度の箱根では柏も主力として出場してほしいです。前田が63分33秒で走り自己ベストではありますが、これまでの実績を考えるとまだまだ伸ばせそうですよね。


箱根を走った梅崎が63分41秒、全日本を走った菅野が63分47秒で続き、いずれも自己ベストとなっています。どちらもまずまずの走りだったかな。63分51秒で村上が走り、ここまでが63分台となっています。村上はハーフで安定していますし、早く箱根でも見てみたいですね。64分8秒で児玉、64分17秒で小林、64分48秒で清野が続きここまでが64分台、児玉と小林はベストです。児玉、清野はもう一歩ではありますが、小林は上々の結果と言えるのでは、石田、梅崎に続く1年生として期待されます。

東京国際大学

白井が63分48秒でチームトップ、出雲優勝メンバーの白井ですがハーフでもしっかりとまとめてきましたし、箱根出場も近そうかな。64分33秒で冨永、64分39秒で岡と1年生がチームの上位を占めることとなりました。冨永は箱根でも好走している選手ですし、このタイムでも物足りなく感じてしまうほど。岡は上々の走りと言えそうかなあ。粒揃いの1年の中で存在感を示していってくれれば。


ここまでが65分切り、65分2秒の川畑、65分42秒の坪田、65分53秒の倉掛と続いています。いずれも初ハーフ or 自己ベストとなっていますね。いずれも崩れることは無かったですが、上出来とまでは言えない結果だったか。特に倉掛は箱根5区を1年ながら任されている選手ですし、平地での強さも磨いていって欲しいですね。

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