第25回日本学生ハーフマラソン(2022/03/13)~入賞者+α~

本日、学生ハーフマラソンが行われました。箱根予選会以外でこれだけ多くの学生がハーフに出場するのは久しぶりですね。この2年間無かったことですから、嬉しいです。Twitterなどで各大学の結果は出ていますが、まだ公式HPに結果は載っていないようなので、私のHPもまだ一部しか更新出来ていません。随時、更新していきます。まずは、入賞した選手を中心に上位を見ていきます。上位3人にワールドユニバーシティゲームズの出場権が与えられることになります。

順位名前大学タイム
1位平林 清澄國學院大學1:01:50
2位中西 大翔國學院大學1:02:02
3位松山 和希東洋大学1:02:02
4位富田 峻平明治大学1:02:10
5位高槻 芳照東京農業大学1:02:19
6位吉田 礼志中央学院大学1:02:21
7位小澤 大輝明治大学1:02:22
8位伊地知 賢造國學院大學1:02:22

優勝を果たしたのは國學院の平林、61分50秒と2位に12秒差をつける圧巻の走りを見せました。走るたびに驚きを与えてくれる國學院のスーパールーキーですが、最高の結果でルーキーイヤーを締めくくってくれました。勝負レースでことごとく結果を残す圧倒的な強さ、箱根に続けてハーフで結果を残すのも素晴らしい。本人はMGC出場権を来年度は狙いたいということで…これはますます目が離せませんね。


2位に入ったのが同じ國學院の中西大、62分2秒でタイム差なしの2位争いを制しました。これで國學院がワンツーフィニッシュということに。3年前は土方・浦野が4,5位、2年前は中止で1年前は島崎、藤木が3,4位ですし、エースたちが学生ハーフで結果を残し続けていますが、平林、中西大もそれに続きました。中西大は今年度やや故障に苦しむこともありましたが、箱根では好走を見せていますし、来年度も走りでチームを牽引してくれることでしょう。


3位に入ったのが東洋の松山、一時は離されたものの抜群のラストで3位まで浮上、ワールドユニバーシティゲームズの出場権を勝ち取りました。実業団ハーフに出場した選手が軒並み学生ハーフを回避する中、連続で出場して3位に入るのが素晴らしいですよね。箱根→実業団ハーフ→学生ハーフと3か月連続でハーフを走っていずれも結果を残しました。来年度はチームのエースとして、トラックでも活躍を期待したいところ。


4位に62分10秒で入ったのが明治の富田、惜しくもワールドユニバーシティゲームズ出場権獲得とはなりませんでしたが、箱根での快走に続いて学生ハーフでも結果を残しました。トラックで結果を残したのに続いて、ハーフでも連続で好結果は頼もしい限り。来年度はエースの1人として活躍してくれることでしょう。明治は学生ハーフは比較的苦戦している印象があるのですが、ここで結果を残せたのは大きいですね。

5位に62分19秒で入ったのが東京農業大学の高槻、他の入賞者が箱根で主要区間を走った選手や好走した選手ばかりの中に割って入ってきました。大学での成長ぶりが凄まじいですね。学法石川時代の同級生である東洋の松山とも熾烈な争いを繰り広げました。箱根から遠ざかっている東農大ではありますが、2年生以下に実力者が揃っていますし、来年度の走りも楽しみです。


6位に中央学院の吉田礼が62分21秒で続くことに。今年度のトラックシーズンはルーキー離れした活躍を見せながら肺気胸の影響もあってなかなか駅伝シーズンは力を発揮出来ませんでしたが、学生ハーフではその力を存分に見せてくれました。来年度のエースは吉田礼だと思っていますし、完全復活は嬉しい限りです。


7位に明治の小澤が62分22秒で入り、明治はダブル入賞を果たすことに。今年度の安定感では小澤はチームNo.1と言っても良いほどですし、箱根でも1~3区で苦戦した中で4区でよく走ってくれました。こういう選手の存在はチームにとっても貴重ですし、来年度も今年度に負けない走りを見せてくれれば。


8位の國學院の伊地知が入り、國學院は何とトリプル入賞を果たすことに。國學院の強さを存分に見せつけることとなった学生ハーフでした。伊地知も箱根2区を任されるほどの実力者ですし、今回もきっちりと入賞を果たすのはさすがです。来年度の國學院はトリプル入賞した平林、中西大、伊地知にハーフで60分43秒を叩き出した山本がいるわけで…この4人を往路に起用してきたらと思うとワクワクが止まりません。

9位に入ったのが帝京の西脇、62分25秒で走っています。来年度の戦力ダウンが心配という記事を先日も記載したばかりですが・・・西脇が早速エース候補に名乗りを上げてきましたね。箱根10区でも積極的な走りを見せてしましたが、来年度はさらに大化けしそうな期待感があります。帝京の育成力を改めて示すとともに来年度もやはり帝京は強いのかもと思わせてくれる走りでした。


10位に青学の目片が62分36秒で走りチームトップでした。ここ数年は青学はあまり学生ハーフで目立った走りを見せていませんが、それでも箱根では別格の強さを見せますからね。こうやって箱根10人に入っていない選手が当然のように好タイムで走るのもさすがの選手層です。


今回は学生ハーフだけではなく、立川シティハーフも行われましたがそこで優勝したのが立教の監督である上野、64分17秒をマークしてきました。日本一早い監督と言われますが、今回走った立教の学生を全員上回ってくるのですから、さすがとしか言いようがありません。来年度の立教が箱根に久しぶりに戻ってくるのかも注目です。

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