山梨学院大学 来年度の箱根駅伝(2023年)に向けて

経験値

続いては箱根では18位、来年度は箱根予選からとなる山梨学院大学について見ていきます。今年度の箱根結果はこのようになっています。3大駅伝経験者は16人いますが、来年度は9人まで減ることになります。4年生はオニエゴ、松倉らエース級もいますが、3大駅伝経験者も多かったですからね。4年生が抜けることによる影響は大きいです。


前回の箱根経験者は6人残っていますが…最も良かった区間順位が1区の木山と10区篠原の14位ですからね。前々回の箱根を合わせても、区間13位以内で走った選手が1人もいないというのはやはり苦しいかなあ。全日本経験者は新本、橘田の2人しかおらず、3大駅伝経験者は全員箱根出場を果たしています。4年生がチームの中心だったことを考えると、箱根経験者が9人残っているのは多い方かなあ。


一方で予選会の経験者まで広げても11人というのはかなり少なめ…ムルアと砂川の2人が増えるだけです。ムルアは1年時からエースとして活躍するかと期待していたのですが、故障に悩まされたのが痛かったですね。その一方でオニエゴが活躍したのでチームとしては大きな痛手とはならなかったものの、来年度はエースとして活躍が期待されます。砂川は箱根予選ではチーム最下位だったものの、持ちタイムも着実に伸ばしていますし、高田とともに新2年コンビの走りに注目です。

新戦力

3大駅伝・予選会に出場していない選手で来年度の戦力を見ていくと…まず北村、高木、岩谷の名前が挙がってくるかなあ。北村は1万で29分24秒のベストをマークし、今年度は3大駅伝・予選会に全てエントリーされています。高木も1万で29分34秒をマークした箱根メンバー入り、岩谷も箱根メンバー入りに加えて箱根後にはハーフで64分20秒をマークしています。


持ちタイムを伸ばし今年度の箱根で16人に入った選手には、やはり来年度はエントリー止まりではなく出場が期待されますよね。続く選手となると、まだ厳しそうかなあ。川原は1万で29分31秒をマークしたものの、まだ3大駅伝・予選会は未エントリー、小野寺は2年時に箱根予選、全日本ともにメンバー入りを果たしましたがまだハーフは未経験で1万も30分台のベスト、都築も短い距離のスピードはありますが、長い距離となるとまだまだか。


新入生は私が把握している選手だと14分22秒のベストを持つ品田が持ちタイムトップ、続く選手は14分30秒台のベストということで、高校時代の実績だと即戦力とみられるような選手はいなそうかなあ。ただ、高田も砂川も持ちタイムはともに14分30秒前後ながら1年目から活躍を果たしていますからね。同じように1年目から活躍する選手が1人でも出てきてほしいところ。

展望

まずは箱根予選を通過しないことには始まりません。前回は4位通過を果たしていますが、箱根予選上位8人のうちトップ2を含む4人が抜けることになりますから、油断は禁物ですよね。まずはムルアがオニエゴのように上位で走れるかというのが大事になってくるかなあ。前回の箱根予選に出場した7人には前回に負けない走りを見せてほしいですし、ムルア、木山に次ぐエース級の台頭も待たれます。過去2大会はオニエゴ、松倉の走りが大きかったですからね。


過去2回の箱根予選の安定ぶりを見ていると、来年度の箱根予選もそこまで心配はしなくても良いのかなという気はします。稼ぐ選手はいて、中堅どころも二桁ではまとめてくれますし、8~10番手も崩れることなく走ってくれましたからね。


箱根予選を3年連続で突破したとすると、箱根では下位に沈んでいる状況から何とか抜け出していきたいところ。そのためにも、まずはベストメンバーを組むことがとにかく大事になってきます。前年度の箱根はもう試合前から故障者が多すぎて苦しすぎる布陣でしたし、今年度も日本人エースの松倉を欠くこととなってしまいましたし、橘田も何とか箱根に合わせたものの区間最下位、新本も欠場となりました。


ベストメンバーが組めたとすると…現状の戦力だと今年度と同様に1区が木山で2区は留学生のムルアが基本となるかなあ。高田、伊東と3,4区を走った2人もいます。ともに箱根予選でもチーム上位に入り、持ちタイムを伸ばしていますから来年度はさらに楽しみな選手です。5区も昨年度走っている星野はおり、往路経験者+ムルアで臨むことも可能です。ここに、1年時に1区を走ったムルアや実力者の橘田らが往路争いに加わり、少しでも調子のよい選手を起用していきたいところ。


復路も橘田、石部、篠原と前回出場者がおり、ここに箱根経験者の島津、箱根メンバーの北村、高木、岩谷らで争ってくる状況かなあ。箱根10人を揃える分には問題ない状況ですが、ここ数年の箱根で下位に沈む状況から脱却するには、まだまだ力不足は否めないですよね。最低でも後1人か2人は日本人エース級の選手が出てきてほしいですし、山対策も必須。そして、区間中位で走れる選手も複数求めらえるわけで…険しい道のりとはなりそうですが、まずは総合15位以内というのが現実的な目標となりそうかなあ。

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