２０２１年度　４年生特集　～山梨学院大学～

高校ベストは把握していませんが…下級生の頃は５千で１４分３０秒前後、１万も２９分３０秒がベストと留学生としては明らかに物足りないタイムでしたよね。それは１学年下にムルアがいることからも伺えてしまいますが…２年の全日本予選、箱根予選もエントリー止まりとなっています。状況が変わってきたのは３年の日本インカレ１万ｍだったかなあ。ここ９位と入賞にあと一歩という走りを見せました。


すると、箱根予選でチームトップの１９位と快走、全日本でもエース区間の７区で３位と他大の留学生にはまだ及ばないものの日本人エースたちに負けない走りを披露、箱根では４区を担って区間賞と下級生の頃からは信じられないほどの活躍を見せました。４年時にはさらに飛躍…５千のベストである１３分４４秒、セカンドベストの１３分４８秒、１万のベストである２７分５１秒、セカンドベストの２８分２８秒はいずれも４年時にマークしたものです。


持ちタイムだけではなく、関東インカレ１部ハーフでは３位と表彰台に上がる走りを見せると、全日本予選でも４組６位、箱根予選ではチームトップの７位と３年時を上回る走りを見せることに。そして迎えた最後の箱根、ついにエース区間の２区を担って区間４位と快走を見せました。下級生と上級生ではもう別人のような走り、３大駅伝・予選会では一度も外さなかったですね。エースとしてチームを牽引し続けました。

高校ベストは１４分４６秒、２年時に５千で１４分１０秒をマークしておりこれが大学ベスト、２年の全日本予選でもメンバー入りを果たしています。一気に躍進をしてきたのは松倉も３年時、箱根予選ではチーム２番手の３５位と好走、全日本で３大駅伝デビュー、２区１２位という走りでした。しかし、箱根は故障もあってエントリー止まりで出場出来ず…


４年時には１万で２８分４６秒の大学ベスト、２８分５３秒のセカンドベストをマーク、全日本予選でも４組１８位で走っています。もう完全に日本人エースとなりましたよね。箱根予選でもチーム２番手の２１位と快走、２年連続で２番手で走っています。しかし、箱根ではまたしても故障で走れず…３，４年時に松倉が箱根を走れていたらまたチームの結果も変わっていたかもしれませんね。箱根を１度も走れなかったのは残念過ぎました。

高校ベストは１４分３１秒、１年の箱根予選からメンバー入りを果たしています。２年の全日本予選に出場して３組５位と素晴らしい走り、結果として３大駅伝・予選会ではこれがベストの走りとなったかなあ。箱根予選ではチーム５番手も１８１位に沈んでしまいました。３年時には５千で１４分１６秒の大学ベストをマーク、箱根予選ではチーム６番手の８０位と好走、全日本で３大駅伝初出場を果たし、５区１４位という走りでした。


４年時には箱根予選でチーム８番手の１５０位とやや苦戦も１万では２８分５０秒の大学ベストをマークしてきました。それだけに、最後の箱根では２年連続でエントリーを果たしたものの出場には至らず…松倉も坪井も箱根に１度も出場できないとは思いませんでした。。。

高校ベストは１４分２７秒、この６人の日本人選手の中では最も高校ベストは良かったんですよね。２年時にハーフで６５分５７秒と大学ベストとなるタイムをマークしたものの、３年時まで３大駅伝・予選会へのエントリーはありませんでした。しかし４年時、５千で１４分１５秒、１万で２９分１２秒と揃って大学ベストをマーク、箱根予選で初エントリー＆初出場、チーム１１番手の２５８位と苦しい走りとなりましたが…最初で最後の箱根で７区出場を勝ち取り区間１６位という走りでした。３年時までを考えると、４年時の自己ベスト連発＆箱根出場はお見事でした。

高校ベストは１４分５１秒、３年の箱根予選で初エントリー＆初出場を果たしましたが、ここではチーム最下位の２１０位と苦しい走りに…全日本、箱根ではエントリーされることもありませんでした。しかし４年時、５千で１４分２９秒、１万で２９分２４秒の大学ベストをマークすると、箱根予選ではチーム７番手の１３４位とまずまずの走り、そして箱根では山登りの５区を担って区間１７位という走りでした。成毛も３年時までを考えると、箱根で重要区間の５区を任せるまでになったのは凄かったですね。

高校ベストは１４分４９秒、２年時に５千で１４分２７秒、１万で２９分３７秒の大学ベストをマークすると、箱根予選ではチーム２番手の９０位と大学ベストと言える走りを披露、関東学連で箱根９区に出場し、区間１２位相当で走っています。充実の１年となりました。ただ、３年時は故障に苦しんで箱根予選、全日本はエントリーされず、何とか間に合わせた箱根でも１０区１８位と苦しみました。４年時には３大駅伝・予選会へのエントリーもありませんでした。

高校ベストは１４分２７秒、このタイムは４年間更新できず…というか１万のベストである２９分５８秒も高校時代にマークしたタイムなんですよね。５千も１万もベストが高校時代のままという選手は珍しいですね、しかも３大駅伝経験者となるとほぼいないのでは…ハーフのベストは２年時にマークした６６分３７秒となっています。３年の箱根で初エントリーを果たすも出場には届かずでしたが…４年の箱根で山下りの６区を任されて区間１１位、これは上出来と言って良いでしょう。前年度の日影に続き、箱根初出場の最上級生が６区で結果を残しました。