2021年度高校生特集 ~森下 翔太(モリシタ ショウタ)~

箱根が終わると気になるのは来年度…なかでも即戦力として期待される新入生は最も気になるところでしょう。というわけで本日からは、各大学に進学する高校生を紹介していきます。高校時代の実績が豊富な選手を中心に数人~多くて10人ほど取り上げます。最初は都大路で1区区間賞を獲得、明治大学に進学する世羅の森下です。

中学~高校3年

岡山の井原中学時代はそこまで目立った選手では無かったでしょうか。中学2年時に都道府県対抗に出場、この際は6区39位で走っています。中学3年時はジュニアオリンピックには出場していませんが、全中では1500mに出場、予選2組10位で予選落ちという結果でした。


世羅高校1年時には国体3000mに出場、ここでは予選1組で13位、9分2秒で予選落ちとなっています。一気に台頭してきたのは高校2年時でした。5千では10月に13分57秒をマークして13分台ランナーの仲間入りを果たすと、都大路でも2年ながらエース区間の1区を任されて9位と上々の走り、チームの優勝に貢献しました。


高校3年時には9月に5千で13分56秒と高校ベストとなるタイムをマーク、そして迎えた都大路では2年連続でエース区間である1区を任されると、ラストまで先頭集団についていき、ラストで一度離されたものの抜き返したの区間賞を獲得しました。都大路の1区で好走した選手は大学でも即戦力として活躍することが多いですし、2年連続の1区1桁順位&3年時に1区区間賞は非常に価値のある走りと言えるでしょう。


来年度は明治大学に進むこととなります。世羅→明治となると1学年上である新谷がいますし、都大路1区3位で走っている中島がここ数年だといますね。そして同級生である吉川も明治に進むこととなります。箱根では2年連続でシード落ちと苦しんでいる明治において、即戦力として活躍が期待できる森下の存在は大きいです。持ちタイムはすでに13分台を複数回出しているものの、3年のインターハイには出場できませんでしたし、トラックよりもやはり目立つのはロードかなあ。


明治は比較的トラックに強い選手が多いですが、ロードに強いという点でも3大駅伝において期待せずにはいられませんよね。ちょっと最近の明治の有力ルーキーは故障に苦しむことも多いのが気になるところで…1年生の13分台トリオもトラックシーズンはあまり姿を見せませんでしたし、OBの中島も上級生になってから故障に苦しみましたからね。森下には大学で大きな故障無く過ごしてほしいものです。そして、1年目から活躍を見せてほしいです!!

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