新入生情報その1(2022/01/14時点) ~箱根出場校以外~

2022年1月15日

新入生も大体の様子が見えてきました。何回かに分けて、紹介していこうと思います。まずは今回の箱根に出場した20大学以外についてです。箱根予選で予選落ちとなってしまった大学、関東以外の大学、高卒で実業団に進んだ選手たちが対象となります。

拓殖大学

14分23秒を持つ大牟田の荒木、14分30秒を持つ大分東明の二瓶、14分43秒を持つ上田西の益山らが加入することとなります。例年はなかなか14分30秒切りの選手が加入しないことを考えると、2番手の持ちタイムで14分30秒は上々と言えるのではないでしょうか。二瓶は都大路で6区24位で走っている選手です。

大東文化大学

14分11秒を持つ瓊浦の入濱、14分15秒を持つ仙台育英の渡邉、14分34秒を持つ花咲徳栄の上野、14分44秒を持つ武蔵生越の小野らが加わることになります。14分20秒切りの選手が2人というのは3年連続で予選落ちとなっている大東大としても頼もしいのではないでしょうか。渡邉は都大路で2区18位で走っている選手です。

筑波大学

14分16秒を持つ佐久長聖の木村、14分32秒を持つ水城の大津、14分39秒を持つ高崎の堀口らが加入することになります。前年度は15分切りの選手は誰もいませんでしたが、佐久長聖や水城といった都大路常連校からの加入、木村の持ちタイムはここ数年でも最も良いのでは?大津は都大路で7区18位で走っており、即戦力候補が複数いるのは大きいです。

上武大学

13分25秒を持つ札幌山の手のパトリックが加入、上武初の留学生はチームにとって大きな戦力となることでしょう。日本人選手では14分31秒を持つ四日市工の竹野、東京実業の前原が持ちタイムでは上位です。他は14分54秒を持つ高知工業の土居、14分56秒を持つ祐誠高校の岡村らもいますね。最大の注目は留学生ではありますが、14分30秒前後の選手が2人取れているのはまずまずなのでは。

城西大学

14分11秒を持つ美濃加茂の古橋、14分14秒を持つ敦賀気比の斎藤、14分26秒を持つ開志国際の磯西、14分30秒を持つ東京高の樋口、鳳凰高の久保田らが加入します。5番手でも14分30秒という持ちタイムは上々なのでは。特に斎藤は都大路で1区11位で走っており、持ちタイム以上の強さが少なくともロードでは期待できますし、即戦力候補です。

立教大学

14分11秒を持つ大牟田の馬場、14分12秒を持つ九州学院の永井、14分25秒を持つ中京大中京のマッキャーン、14分26秒を持つ専大松戸の相澤、14分29秒を持つ伊賀白鳳の小倉らが加入します。永井は都大路で4区26位だった選手、小倉は都大路で5区10位で走っていますね。過去2年ほどでは無いかもしれませんが、今回も箱根出場校に負けない選手が加わるということで、いよいよ箱根復活が見えてきたかなあ。

その他

13分57秒を持つ西脇工業の寺本、14分8秒を持つ滋賀学園の入江が揃ってびわこ学院に進学、最近は徐々に有力選手が入るようになってきていますが、13分台1人に14分1桁は凄いですね。寺本は都大路で3区12位、入江は2区12位で走っています。14分9秒を持つ洛南の前田は環太平洋となります。都大路では2区2位で走っている選手です。


14分16秒を持つ鳥栖工業の深堀は東農大、14分16秒を持つ佐久長聖の土赤は平成国大、14分21秒を持つ智弁カレッジの倉橋は立命館、14分24秒を持つ北山の宮里は沖縄国際、14分26秒を持つ同じく北山の大仲は日大に進学となります。14分28秒を持つ九州学院の横尾は芝浦工大、14分29秒を持つ三田松聖の東は広島経済、14分30秒を持つ東北の榊原は麗澤に進学ですね。以前よりは関東以外に進む持ちタイムの良い選手も増えてきたかなあ。



世羅のムワンギは中国電力、興国のマイナはトヨタ自動車九州となっており、実業団に進むことに。ただ、日本人選手で高卒実業団はかなり少なく、上位では14分31秒を持つ鳥栖工業の上田が戸上電機に進むくらいかなあ。青森山田のキアリエは立正大に進みます。留学生を獲得する大学もどんどん増えていますね。これだけ上位の日本人選手が特定の大学に集中すると、箱根出場を争う大学が留学生を起用するのも当然のような気も…


日大は14分32秒を持つ札幌山の手の本間、中越の鈴木、14分35秒を持つ京都外大西の荒井、ともに札幌日大で14分38秒を持つ菅原、14分39秒を持つ阿部らも加わり、14分30秒台の選手が多く加入することとなります。

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