第98回(2022年)箱根駅伝 創価大学 区間配置予想 ~2年連続3位以内へ戦力は整った~

箱根駅伝の16人エントリーも昨日発表されましたので、今日からは各大学ごとに区間配置予想及び戦力分析をしていきます。順番はランダムとなりますが…最初は創価大学です。前回の箱根は4区途中からラスト2kmまでトップを走っての総合2位、創価旋風を巻き起こしました。全日本予選ではまさかの予選落ち、出雲も総合7位にとどまりましたが、11月以降は一気に戦力が整ってきた印象です。エントリーメンバー箱根成績(直近5年)はこのようになっています。

4年生:嶋津 雄大、三上 雄太、中武 泰希

3年生:P・ムルワ、濱野 将基、緒方 貴典、葛西 潤

     新家 裕太郎、松田 爽汰、本田 晃士郎

2年生:桑田 大輔、山森 龍暁、溝口 泰良、石井 大揮

1年生:吉田 凌、小暮 栄輝

前回の箱根8区を走った永井、10区を走った小野寺の2人が外れてしまいました。特に小野寺が外れてしまったのは1ファンとして残念…ただ、出雲を走った6人はもちろん、1万で持ちタイムトップ10は全員エントリーされているんですよね。28分台のベストが先月は7人も出ていますが、そういった選手たちが全員入ってきているわけで、これまでの実績や経験よりも今年度結果を残している選手が選ばれた印象かなあ。


復活を果たした葛西ももちろんメンバー入り、葛西が戻ってきたのはチームにとって本当に大きいです。全日本予選落ちの頃はさすがに2年連続の箱根快走は難しいかと思っていましたが、直近の走りを見る限りは前年度とも遜色ない戦力を整えてきた印象です。前年度は公式記録を狙ってこなかったですが、狙えばいくらでもタイムを出せるということを示してきましたからね。そんな創価大学の区間配置予想は以下の通りです。

区間配置予想

葛西③ームルワ③ー山森②ー嶋津④ー三上④
濱野③ー桑田②ー新家③ー緒方③ー中武④

~往路~

1区は葛西、創価は他大に比べて1区をかなり重視していること、さらに今回は3,7区が前回よりも苦しくなりそうという監督の話からも前回3区の葛西は1区に回るのではないかと。復活を果たした葛西ならばどんな展開の1区になっても対応してくれそうですし、心配はいらないでしょう。


2区はムルワ、前回も区間6位で走っていますし、出雲での好走にトラックでも自己ベスト連発と強さを見せています。前回同様に1区を好位置でつなぎ2区のムルワで抜け出すのがベストでしょう。前回以上の走りも十分に期待出来ます。


3区は山森、往路候補の1人で練習も良く出来ているという話、1万でも28分台をマークしていますしハーフで好走実績があるのも心強いです。前回に比べればさすがに凌ぐ区間となるかもしれませんが、期待の2年生を抜擢するのもありかと。


4区は嶋津、前回は素晴らしい走りでトップに立つ走り、どの区間でも任せられる選手ではありますが前回好走している4区を再び走るのがチームにとって一番良いのではないかと。嶋津も4年生になって更に強くなっていますし、安心して任せられます。


5区は三上、激坂王では連覇とはなりませんでしたが改めて上りに強いところを見せてくれましたし、新家も力をつけてはいるものの、前回区間2位で走っている選手を5区から外す可能性は流石に低いかなあと。今年度はやや不完全燃焼な走りが続いているだけに、最後の箱根ではビシッと往路を締めくくってくれれば。

~復路~

6区は濱野、前回も素晴らしい走りを見せていましたが今年度は平地でも強さを示しています。1万も28分37秒の3番手まで伸ばしてきましたからね。前回から更にタイムを縮める可能性は十分ありますし、大事な復路のスタートを走るにふさわしい選手かと。


7区は桑田、出雲も5区7位でまとめていますし、1万も28分38秒まで伸ばしてきました。世田谷ハーフもまずまずで走っていますし、箱根でも見てみたい選手。8~10区は上級生に任せそうかなということもあり、7区としています。


8区は新家、本人も5区を希望していて激坂王にも出場していました。三上が5区なのであれば遊行寺の坂がある8区で良いかなあと。往路も走れる選手ですが8区に残せれば大きいです。トラックでのスピードは十分に見せてくれていますが、次はロードで結果を残してくれれば。


9区は緒方、出雲1区はやや苦しい走りとなりましたが世田谷ハーフでは素晴らしい走りを見せており、長い距離で実績を積み重ねてきました。23kmある復路のエース区間である9区を走るのは緒方がふさわしいかと。


10区は中武、監督も復路で起用したいという話をしていましたし、他の選手とは違って5千を走っていますがベストをマークしています。世田谷ハーフでもしっかりと走っていますし、最後はコツコツ力をつけてきた4年生に託すのも良さそう。

~展望~

今回は外して予想しましたが、小暮も往路を走れる選手として名前が挙がっていましたし、吉田凌も28分台をマークするなどルーキーたちも好調で出場する可能性はありますし、石井や本田も世田谷ハーフで好走している選手たちです。この1ヶ月で5千、1万、ハーフのいずれかでベストをマークした選手は16人中15人いますからね。残る1人は前回5区で好走している三上ということでチームの充実ぶりが分かります。


鍵を握るのはやはり監督も前回に比べて不安を感じている3区と7区ということになるのかなあ。誰が走るかはわからないですが、少なくともエース級は起用されないということでしょうし、前回は3区葛西、7区原富の走りが非常に大きかったですからね。そこでどれだけ凌げるかが目標としている2年連続の3位以内に繋がってきそう。往路も復路も選手が揃っているのは間違いないですし、直近であれだけ自己ベストラッシュというのは期待が高まります。


前回の前評判に比べればさすがに評価は高そうですが、それでも今回も3位以内に入ると予想する人は少なそうかなあ。私もさすがに前回は9区まで全てが噛み合いすぎたと思うので、シード落ちとなる可能性は低そうですが、良くても5位くらいという気はしています。主要区間は前回好走したエース級が揃っていますし、選手層では前回を上回るでしょう。前回の走りはたまたまではなく創価はやはり強いと思わせるような走りを見せてほしいです!!

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