日体大記録会(2021/11/13,14) レース結果振り返り

日体大記録会が11/13,14に行われましたので、大学ごとに自己ベストを出した選手を中心にレース結果を振り返っていきます。今回は高校生も凄まじいタイムが出ましたね。1万では仙台育英の吉居が28分11秒と高校歴代3位となるタイムを叩き出し、同じく仙台育英の堀も28分40秒で走っています。5千では学法石川の山口が13分35秒と高校歴代3位のタイムをマークしています。学法石川は13分台を4人揃えることになりましたし、どんどん基準となるタイムが上がってきていますね(汗)

駒澤大学

ルーキーの久保が14分25秒とベストを21秒更新したものの、他は北が14分17秒のセカンドベストをマークしたくらいで出場した人数も少なかったですが、全体的にはもう一歩だったかなあ

創価大学

ムルワが13分29秒でベストを1秒ですが更新しています。エースも順当に来ているようで何よりです。上杉が14分15秒で自己ベスト、2年生からまた1人戦力となりそうな選手が出てきました。

東洋大学

安川が14分17秒のベスト、箱根10区を走った清野が14分19秒で走っています。ずっと姿を見せていませんでしたが、箱根に間に合うでしょうか?1500mでスピードのあるルーキー甲木が14分1秒でのベスト、東洋のルーキーも着実に力をつけています。

東海大学

この記録会で最も収穫が多かったのは東海かもしれません。5千では吉井が14分14秒、折口が14分15秒、金子が14分18秒と14分10秒台でのベストをマーク、そしてなんといっても1万ですよね。溝口が28分24秒、ルーキーの梶谷が28分27秒、同じくルーキーの越が28分48秒、金澤が28分48秒、吉冨が28分49秒で一気に28分台ランナーが5人も誕生しました。3大駅伝で苦戦中のチームにおいて、ルーキーを含むこの新戦力の台頭は大きな力となりそう。

順天堂大学

ルーキーの藤島が14分7秒とセカンドベスト、原田も14分11秒のセカンドベストで走っていますね。他には白鳥が14分16秒、柘植が14分21秒、出口が14分23秒でいずれも自己ベストをマークしています。

帝京大学

安村が14分8秒でベストをマーク、塩井が14分22秒、針谷が14分24秒でともに自己ベストを更新しています。箱根16人を争う選手たちかなあ。

國學院大學

宮本が14分11秒での自己ベスト、西山、佐藤駿がともに14分19秒のベストをマークしています。14分20秒台でも14分23秒の木村、14分25秒の伊野、14分29秒の杉浦と14分20秒台でベストをマークする選手も多かったです。

東京国際大学

ルーキーの白井が28分55秒をマークして28分台ランナーの仲間入り、加藤が29分44秒でベストを30秒更新、鎌田が29分49秒、ルーキーの倉掛が初の1万を29分56秒で走っています。

明治大学

今回は主力どころが出ておらず、自己ベストを出した選手もいなかったかなあ。吉川が14分15秒、主務の植田が14分22秒、1年の箱根予選を走っている4年の中嶋が14分27秒で走っています。植田は積極的に記録会に出場していますね。

日本体育大学

5千では中距離の廣澤が13分50秒をマーク、1500mメインのはずなのですが5000mも凄いですね。。。ルーキーも富永が14分19秒、高村が14分21秒で走るなど着実にタイムを縮めてきています。


さらに、大内が28分36秒と好タイムをマークすると、先月14分0秒をマークした高津が今度は1万で28分55秒をマーク、一気にタイムを伸ばしてきている今後が非常に楽しみな選手です。ルーキーでは杉本が29分13秒、植松が29分41秒、溝上が29分45秒と揃って自己ベストをマーク、他にも29分35秒の北脇、29分38秒の松永ら29分台でベストを出した選手が多かったです。

山梨学院大学

山梨学院も非常に収穫が大きかったですね。5千ではルーキーの高田が14分8秒のベストを出したくらいであまり目立っていませんが、1万ではオニエゴが27分51病をマーク、叩き上げの留学生であるオニエゴが27分台というのが感慨深いです。28分42秒の伊東、28分43秒をマークした木山、28分50秒の坪井と28分台でのベストも揃っています。坪井が28分台をマークするまでに復活してきたのも大きいですね。


29分台前半では、29分12秒の川口、29分16秒のルーキー砂川、29分22秒の石部、29分24秒の成毛、北村、29分26秒の篠原と面白いように自己ベストを更新しています。これだけ揃って自己ベストをマークしたとなると、箱根に向けても非常に楽しみになってきますね。

神奈川大学

川口が13分51秒とベストを8秒更新、主力の不在で苦しんでいる神奈川大に頼もしい選手が戻ってきました。この状態ならば箱根には間に合うのでは無いでしょうか。往路で計算出来る貴重な選手ですからね。さらに、2年の大岩が14分12秒のベスト、14分25秒の飯塚、14分29秒の長谷川らルーキーもタイムを伸ばしてきています。

専修大学

5千では田島が14分24秒とベストを5秒更新、1万では服部が29分30秒とベストで走っており、前回の箱根で結果を残した選手が戻ってきたのは大きいです。ルーキーも辻が29分47秒、千代島が29分52秒で走っており、徐々に育ってきています。専修も記録会に出ればしっかりとタイムを伸ばしてくるのが良いですね~

国士舘大学

荻原が14分0秒でベストを10秒更新し13分台目前、木榑も14分6秒でベストを2秒更新しています。清水拓が14分8秒、三代が14分15秒のセカンドベストで走っています。主力が比較的順調そうなのは何よりです。

拓殖大学

ラジニが13分18秒74という凄まじいタイムをマーク、ヴィンセントについで学生歴代2位のタイムということに。1万も学生歴代2位ですし、恐ろしいですね。頼もしすぎる大エースです。5千、1万の両方に出場した選手も多く…菅沼は5千で14分24秒、1万で29分19秒、山崎は5千で14分10秒、29分13秒と4年生が揃って自己ベストを更新しています。


5千では他に新井が14分11秒でベストをマークしていますし、1万では合田が28分25秒と好タイムをマーク、さすがは日本人エースというタイムを叩き出しています。佐々木が29分3秒、竹蓋が29分7秒、原田が29分15秒、根岸も29分33秒で走っており、箱根予選にしっかりと合わせられていれば…と思うと改めて残念です。

城西大学

砂岡が13分29秒と紘太の持つ城西記録を上回るタイムをマーク、絶対的エースが素晴らしい走りを見せてくれました。ルーキーの林が14分6秒をマークしてきたのもびっくりです。楽しみなルーキーが出てきました。1万mでも好走する選手は多かったです。


来年度のエースと目される山本唯が28分48秒、関東連合での箱根出場を目指す山中が28分57秒とともに28分台のベストをマーク、藁谷が29分13秒、ルーキーの平林が29分14秒、木村が29分18秒と29分10秒台のベストを揃ってマークしています。他にも熊谷が29分32秒、小島が29分33秒、中田が29分40秒で走っており、来年度に向けても戦力は揃っていることを見せてくれました。

その他大学

5千では、大東大の木山が14分8秒、藤崎が14分11秒、ルーキーの西川が14分13秒で走ったのは良かったですね。上武も山林が14分16秒、青山が14分20秒で自己ベストをマークしています。立教のルーキーでは林が14分5秒、山本が14分9秒で走っており来年度以降が楽しみです。


1万では、大東大の谷口が28分58秒をマーク、日大のドゥングが27分48秒を叩き出しています。ドゥングの自己ベストは5年7ヶ月ぶりということになるのかな?これだけ間を空けて再びベストを更新してくるのも凄いですね。また、1年の全日本予選を走って以降は苦しむことの多かった小野も29分0秒と復活の走りです。少しずつ希望の光が日大にも見え始めてきたのかなあ。


東農大も2年のダブルエースである並木が28分20秒、高槻が28分22秒と素晴らしい走りを見せていますし、29分17秒の松本、29分20秒の北田、29分21秒の大塚と好タイムをマークする選手が多かったです。来年度の全日本予選、箱根予選に向けても収穫は多かったのでは。

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