日本インカレ2021 3000障害 ~五輪入賞の三浦が盤石の走りで連覇を達成~

出雲のエントリーが本日締め切られたものの、エントリー発表はおそらく10日以上後なのでは…現時点では東洋だけが発表されています。日本インカレの最終日に行われた3000m障害の振り返りをまだしていなかったので、今日はレース結果を振り返っていきます。公式結果はこのようになっており、入賞した選手を中心に見ていきます

順位氏名所属記録
1三浦 龍司 (2)順天堂大
島 根
8:32.47
2西方 大珠 (4)神奈川大
静 岡
8:44.00
3松村 匡悟 (3)筑波大
栃 木
8:44.57
4諸冨  湧 (2)早稲田大
京 都
8:47.21
5中込  空 (2)山梨学院大
山 梨
8:52.47
6花谷 そら (2)福岡大
山 口
8:52.50
7麓  逸希 (2)東京国際大
熊 本
8:54.52
8服部 壮馬 (1)順天堂大
京 都
9:02.67

優勝を果たしたのは順大の三浦、最初から最後まで先頭を走り続け、徐々に後続との差を広げていく盤石のレース、タイムは8分32秒47は三浦にしては物足りないかもしれませんが、2位に12秒差をつけていますし、日本インカレはしっかりと勝ちきるのが大事ですからね。正直、日本国内で三浦が負ける姿は想像出来ないですね。1年時に優勝したときは4連覇を狙うという話をしていましたし、後2度三浦を日本インカレで見られるのであればそれは嬉しいです。


2位争いを制したのが8分44秒をマークした神奈川の西方、関東インカレ2部3000m障害でも2位に入っていますし、両方で表彰台に上がる安定した強さがあります。3位に筑波の松村が8分44秒57をマークして入ったのにはびっくりしました。関東インカレ1部でも同種目で決勝に進出していますが、その際は9位ですからね…その際は8分59秒でのベストだったのが、そこから15秒もタイムを縮めており、タイム・順位ともに素晴らしいです。


4位に早稲田の諸冨が8分47秒で続きました。前年度も同種目で3位に入っていますし、2年連続で4位以内という安定した走りを見せています。ただ、関東インカレは7位でしたしどちらももう一歩物足りない気も…5位に山梨学院の中込が8分52秒で入っています。奇しくも関東インカレ1部でも決勝で8分52秒で5位とタイム、順位ともに一緒というある意味恐ろしいほどの安定感・・・


6位に福岡大の花谷が8分52秒で走っており、関東勢以外では唯一の入賞となりました。個人選手権でも表彰台に上がっていますし、ここで自己ベストをマークしての6位は素晴らしいです。7位に東国大の麓が8分54秒で入っています。関東インカレ2部では4位入賞、ここでも7位ということでダブル入賞です。5000mのスピードもありますし、3000m障害での勝負強さもあります。


8位に順大のルーキー服部が9分2秒で入り、ここまでが入賞となりました。服部は積極的に三浦の後ろを走っていましたが、徐々に遅れてしまいました。それでも入賞するのはさすがですが、関東インカレでは2位に入っていることを考えると、タイム・順位ともに今回は奮わず…積極的な走りは服部の持ち味ですし、次のレースでまた活躍してくれれば。

箱根の順位予想区間配置予想の投票を受けてけています。投票をお待ちしております~

※1人1票でお願いします。