2021年度 数字で振り返るトラックシーズン ~城西大学~

お久しぶりです。続いては城西大学について、トラックシーズンの結果を5千、1万で自己ベストを出した選手を中心に振り返ります。体調は回復してきたのですが、大きくモチベダウンしているのは否めないです。駅伝シーズンになったら、また回復するのかなあ・・・これまでとはまた違う気も(汗)城西のトラックシーズンは自己ベストという点では決して悪くなかったのですが、勝負レースではエースの欠場などもあってもう一歩だったかなあ…

※2021/1/1以降の自己ベスト更新を以下のルールでポイント化しております。更新した順位と人数(1,2位・・・5pt、3,4位・・・4pt、、、9,10位・・・1pt)から算出され、各部門ごとに30点満点になります。

5000m:18点(1、2、4、7、8位)

砂岡が13分37秒の自己ベストでチームトップ、13分38秒のセカンドベストも7月にマークしています。関東インカレを故障で欠場し、全日本予選には間に合ったものの万全ではない状況…そこから7月には本来の砂岡の強さを見せてくれましたね。13分30秒台連発はさすがエースという走りでした。


さらに宮下も13分57秒のベスト、セカンドベストも同じく13分57秒をマークしており、一気に準エース格になってきた印象。箱根でも9区を任されていますし、さらに力をつけてきているのが心強いです。山中が14分12秒でチーム4番手、ベストを12秒更新してきました。他の2年生と比べると目立った走りを見せられていなかったものの、タイムを更新し全日本予選でも1組4位の好走と楽しみな戦力の1人となってきました。


14分15秒をマークしたのが片渕、セカンドベストの14分20秒も今年度マークしています。ルーキーは平林が抜けている印象でしたが、片渕も早速トラックシーズンで存在感を見せてきたのは良い傾向かなあ。14分18秒をマークしたのが藁谷、持ちタイムが足りずに部員では無かったところからメンバー入りを果たした選手ですよね。本来であれば全日本予選も出場していたはずで、叩き上げの選手が現状最も戦力的に苦しい3年生から出てきたのも大きいです。


トップ10のうち5人が自己ベストを更新し、4学年とも1人以上入ってきてます。トップ10圏外では、山本唯が14分23秒、石松が14分24秒、成田が14分27秒、北村が14分28秒のベストと14分20秒台で自己ベストを出した選手が多いですね。

10000m:12点(2、3、5位 )

野村が28分54秒をマークしチーム2番手、砂岡に続いて2人目の28分台ランナーとなりました。箱根6区を始めとして勝負レースでも結果を残していますし、平地でも頼もしい存在となってきました。藤井が29分1秒でチーム3番手となっています。藤井は3年生の中で最も実績のある選手ですし、このくらいまでタイムを伸ばしてもおかしくないですよね。藤井&藁谷の3年生コンビには密かに期待しております。


29分17秒をマークした山本唯がチーム5番手となっていますね。山本唯は箱根5区での快走がありましたが、それ以外となるとまだそこまで目立った走りを見せられていないんですよね。全日本予選でも最終組を任せられていますし、次期エースとなってほしい選手です。トップ10での自己ベスト更新は3人ということでやや少なめ…トップ10圏外でもルーキーの平林が何度も1万mを走り、30分25秒を出したくらいで5千に比べると記録会への出場自体少なめではありましたが、やや物足りない結果だったかなあ。

総評

関東インカレでは、エースの砂岡を欠いてしまうまさかの事態・・・さすがに他の選手がポイントを獲得するのは厳しく、2部落ちとなってしまいました。最後の関東インカレ、万全の状態で走ってほしかったのですが残念です。全日本予選では、2組で崩れてしまったこと、そして最終組に間に合わせた砂岡も25位と本来の力を発揮できずに総合13位で予選落ちとなってしまいました。もう少し上位争いに食い込めると良かったのですが、全体的に奮わなかった印象。8人中6人が下級生でしたし、今後に期待かなあ。


5千の18点は7位タイとなっています。トップ4のうち3人が自己ベストを更新したのは大きいですね。平均タイムも14分15→14分9秒と6秒も更新しています。ただ、19位と離れていた&前がタイムを伸ばしたこともあって順位は20位のまま変わらずということに。1万の12点は11位タイとなっており、こちらはほぼ真ん中となります。更新した選手は3人だけですが、5千同様に上位陣がタイムを伸ばしていますからね。ただ、13分台が3人、28分台もまだ2人しかいないのはちょっと寂しいかなあ。


平均タイムは29分25→29分18秒と7秒伸ばし、22→20位と2つ順位を上げています。現時点では5千、1万ともに25大学中20位ということになります。5千も1万もまだまだタイムは伸ばせると思いますが、13分台、28分台までとなるとまだ限られてしまいそうな気が…


箱根予選会に向けては、3位となった前回のような走りを見せられれば当然問題は無いのですが、前々回は15位で予選落ちとなっているのが気になります。前回のトップ4のうち、砂岡を除く3人が抜けているのも不安材料かなあ。その分、前回は5人出場して全体的に苦戦した現2年生が質・量ともにさらに厚みを増してチームの中心となっていますし、他の学年でも戦力の上積みが見られているのは心強いです。


戦力的には予選通過する可能性の方が高いと思いますが、より確実な通過を目指すにはさらなるエース級の台頭が求められそうかなあ。前回は砂岡の台頭があって一気にエースへと上り詰めましたし、今回も宮下や山本唯、野村といった前回は100位台だった選手がどれだけ稼ぐ役割を担うことが出来るかが大事になってきそう。箱根では山に不安が無いのは大きなアドバンテージですし、まずはきっちりと2年連続での箱根予選通過を果たし、本戦でも勝負できる戦力を整えていってほしいです!

9月17日に「大学駅伝2021夏秋号」が発売されました。早速、読み漁っています。選手一覧が私は一番の目当てですが、各選手、大学の特集も読み応え抜群です。


大学駅伝2021夏秋号(陸上競技マガジン 2021年 10 月号増刊 )[雑誌]