東京五輪 女子1500m振り返り ~田中が8位入賞の快挙~

大いに盛り上がった東京オリンピックもいよいよ終わりですね。田中の活躍が著しかった女子1500m、レース結果を日本人選手を中心に振り返ります。レース結果はこのようになっております。予選は3組×6位+タイムで6人の合計24人が準決勝、準決勝は2組✕5人+2の12人が決勝進出となります。1500mで準決勝もあるのは国内では滅多に無いような…

予選2組

卜部が出場した予選2組、卜部は4分7秒90の9位という走り、結果としては予選落ちとなってしまいましたがこのタイムは自己ベスト、そして日本歴代3位の好タイムですからね。1位は当然田中、2位の小林ともわずか0.04秒差の一方、4位の杉森とは1秒40も離れています。オリンピックで自己ベスト&日本歴代3位を叩き出す走力、調整力がさすがです。女子長距離は自己ベストを更新した選手がとにかく多かったです。

予選3組

3組の中で最もペースの速かった最終の3組、そんな中4分2秒33の自己ベスト&日本新記録を叩き出しての4位、順位での通過を果たしました。日本記録保持者として臨んだ1500mで自身のベストを更新して、そして準決勝に進む勝負強さですよね。。。正直、1500mは男子よりも女子の方がずっと世界とは遠いのかなあと思っていましたが…オリンピックで素晴らしい走りを見せてくれました。

準決勝1組

いくら予選を突破したといっても、さすがに12人しか進めない決勝進出は厳しいかと思っていましたが・・・とんでもなかったですね、4分を切るハイペースについていき、3分59秒19で予選でマークした日本記録を3秒14も更新し、5位と順位で通過してしまうのですから、もう凄いとしか言いようがありません。本当にレースに出場するたびに成長していますよね。


自己ベストをマークしないと難しいと思われた予選をベストで突破し、大幅な自己ベストが必要と思われた準決勝で3分台を叩き出しての決勝進出…最も大事な場面で力を発揮し結果を残せる圧倒的な強さですかね。もちろん、1500mで日本最速であることは間違いないのですが、世界と戦える強さを十分すぎるほどに見せてくれました。

決勝

そして迎えた決勝、トップが3分53秒11でオリンピックレコードを叩き出すハイペースの中、先頭集団から抜け出して遅れてからもしっかりと粘ってくれましたよね。ここでも3分59秒95と準決勝に続いての3分台を叩き出して8位入賞…正直、1500mで五輪に出場出来たことでさえ快挙だと思っていたのですが、予選、準決勝、決勝と全て期待以上の走りを見せてくれたのでは。女子1500mでオリンピックで入賞を果たすことになるとは想像も出来ませんでした。


1500mで入賞を果たしたことは大きな自信になったでしょうし、他の日本人選手にも次は自分がと良い影響を与えてくれることでしょう。何よりまだ田中は21歳と若いですし、次の世界陸上、3年後のパリ五輪と期待は膨らむばかりです。3000m障害で7位入賞を果たした三浦も凄かったですが、一番衝撃的だったのは田中の8位入賞だったかもしれません。本当に素晴らしい走りを見せてくれました!!

9月17日に「大学駅伝2021夏秋号」が発売されました。早速、読み漁っています。選手一覧が私は一番の目当てですが、各選手、大学の特集も読み応え抜群です。


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