第53回(2021年)全日本予選  ~組分け発表&雑感~

いよいよ明日に全日本予選が迫り、組分けが発表されました。2年ぶりの全日本予選、楽しみです。無観客ではありますが、ライブ配信があるのはありがたいです。エントリー(PDF)はこのようになっています。各大学ごとに組分け発表を見ての感想を述べていきます。当日変更は医師の診断書が必要になりますから、実質これが確定エントリーとなります。

中央大学

1組:手島④、助川③
2組:若林③、阿部①
3組:中野②、東海林①
4組:三浦④、園木②


これはどう読んだら良いのか…エースの森凪也は結局出場さえならず、箱根好走した中澤も外れてしまいました。主力の若林は2組、好調の助川は1組とは…4組の園木も関東インカレで粘っていましたが、さすがに荷が重いのでは…3組の中野、東海林も楽しみな選手ではありますが、大学で勝負レースを経験していない二人がどこまで戦えるか。エントリーに続いて組分けでも厳しい、さらに全日本予選を苦手としていることを考えると、通過は難しそうかなあ。

國學院大學

1組:中西大③、川崎③
2組:木付④、坂本③
3組:伊地知②、平林①
4組:藤木④、島崎④



エースの1人である中西大は1組ですね、やはり万全ではないか…最終組の藤木&島崎は盤石、3組にルーキーの平林が抜擢はややびっくりしましたが、力があることは示していますからね。2組に木付と万全とは言えない主力が前半の組に入りましたが、スキは無さそうです。3組の伊地知も含めて各組に28分台ランナーを最低1人は配し、トップ通過に向けて視界は良好かな。

中央学院大学

1組:松島③、伊藤②
2組:吉田光④、川田③
3組:小島③、武川③
4組:栗原④、吉田礼①



期待のルーキー吉田礼は最終組にきましたか。小島、武川を押しのけての最終組ならば、それだけ計算出来るということでしょう。関東インカレの再現を期待。栗原も最終組に入ってきたのは順当ですし、3組の小島、武川も順当ですね。後半の組は盤石です。前半も持ちタイムの良い選手、関東インカレで結果を残した選手が配置されていますし、ルーキーの堀田晟が外れたのは残念ですが、ほぼ盤石と言えるのではないでしょうか。

東京国際大学

1組:生田②、宗像③
2組:富永①、堀畑③
3組:村松②、野澤④
4組:丹所③、ヴィンセント③



最終組の丹所、ヴィンセントは全大学最強だと思いますが、3組までがかなり厳しい戦いが予想されます。3組までで最も実績があるのは宗像ですが1組ですし…期待のルーキー富永が2組は楽しみですが、3組の村松、野澤がどこまで粘れるのか…揃って崩れてしまっても正直おかしくないかと。芳賀、山谷という主力は外れてしまいましたし、期待のルーキー白井もいません。3組終了時で通過が絶望的となってもおかしくないかも。少なくとも、ボーダー争いに巻きこまれる可能性は高そうです。

日本体育大学

1組:盛本③、漆畑②
2組:加藤④、吉冨②
3組:九嶋③、名村③
4組:大畑④、藤本③



最終組の大畑、藤本は盤石ですね。日本人トップ候補の藤本に大畑も上位は狙えそう。前半の組もそれほど不安はないかなあ。勝負レースの経験がある盛本、加藤に勢いのある2年生コンビである漆畑、吉冨も十分戦えそう。となると、気になるのは3組かなあ。九嶋、名村の2人がどこまで粘れるか。28分台のベストを持つ大内は外れてしまいましたし、箱根5区を走った村越もいません。3組までボーダーから大きく離されなければ、通過も十分狙えそうかな。

国士舘大学

1組:清水悠③、荻原④
2組:安達②、三代④
3組:中西②、綱島③
4組:清水拓④、ヴィンセント④



28分台のベストを持つ日本人エースの木榑は外れてしまいました。これは痛すぎる…最終組は
ヴィンセントはもちろん安心ですが、清水拓はどこまで戦えるか…力の似た選手が多いため、
前半は清水悠や三代ら実績のある選手に関東インカレで快走した安達らがある程度戦えそうですが、3組の中西、綱島もかなり厳しい戦いを強いられるのではないかなあと。2組まで好位置につけて、3組で粘れれば…いう感じかなあ。

創価大学

1組:横山③、濱野③
2組:山森②、村田③
3組:三上④、新家③
4組:嶋津④、ムルワ③



最終組の嶋津、ムルワは盤石。3組終了時でどれだけボーダーと離されないかですね。3組の三上は実績十分なだけに、新家の走りが鍵を握ることになるかなあ。ここで粘れれば大きいです。濱野が1組はやや驚きましたが、トラックにも強い選手が出場する感じかなあ。箱根8区を走った永井は外れてしまいましたが、4組までを見てもあまり違和感の無い組配置と言えそう。初出場も十分狙えるかと。

日本大学

1組:濱田③、小坂④
2組:西村②、山本④
3組:樋口③、若山③
4組:ドゥング③、松岡③



最終組のドゥング、松岡は予想通りですし不安もありません。3組の樋口も合わせてくれるとして、若山がどれだけ走れるかが大事になりますね。ここで中位で粘れれば非常に大きいのですが。主力の小坂は1組ということで、出場は出来るもののやはり万全では無かったか…濱田、西村の2人は実績に乏しくかなり厳しい戦いが予想されます。1~3組のいずれも1人は不安要素がありますが、1人は実績のある選手なだけに、それぞれの組でどれだけ粘れるかですね。

神奈川大学

1組:小林篤②、佐々木②
2組:安田④、宇津野②
3組:落合④、横澤④
4組:西方④、巻田②



2年生が4人、4年生が4人という極端なエントリーとなりましたが、大きな違和感はありません。特に前半の組は1組の佐々木、2組の宇津野ら箱根でも結果を残している選手なだけにあまり心配はいらなそう。最終組も西方、巻田と関東インカレで結果を残している2人なので、順当ですし戦えそうかなあ。3組の落合、横澤がどれだけ走れるかでしょうか。エース級が揃う最終組を見据えると、3組終了時でボーダーからある程度貯金がほしいですからね。通過は狙えなくは無いですが、爆発力にかける印象でやや厳しそうか。

山梨学院大学

1組:橘田③、高田①
2組:篠原③、砂川①
3組:伊東③、木山③
4組:オニエゴ④、松倉④



留学生はオニエゴを起用してきましたが、ここまでの走りを見れば順当、松倉も含めて最終組は強力です。3組の木山も予想通りですが、もう1人が伊東とはちょっとびっくり。勝負レースでの実績はまだありませんが果たして…?また、1,2組は実績のある3年生&期待のルーキーというコンビニなりました。楽しみはありますが…坪井、嶋津、新本と実力者が補欠に回っていることを考えても、通過争いに加わるのは難しそうかなあ。

拓殖大学

1組:児玉④、新井④
2組:工藤③、竹蓋④
3組:合田④、佐藤④
4組:ラジニ③、吉村③



最終組はラジニは当然として、もう1人は吉村でしたね。合田を始め主力を押しのけての最終組ということはそれだけ期待出来るということでしょうか?合田、佐藤の3組も大きな不安は無いですし、前半の組も含めて、かなり順当なエントリーと言えそう。4年生が5人、3年生が3人という上級生のみの布陣も通過のみを考えれば心強いのでは。組配置に不安のある大学が多いだけに、ひょっとするとひょっとするかもしれません。

大東文化大学

1組:藤崎④、倉田③
2組:金田③、塩田③
3組:木山③、谷口③
4組:久保田②、ワンジル①



日本人エースの倉田が1組はびっくりです。万全ならば悪くても3組だと思っていたのですが…最終組は久保田、ワンジルは順当ですね。ワンジルが最終組を走れる状態なのは大きいです。大学でどんな走りを見せてくれるか?3組の木山、谷口も今年度好調な二人である程度は戦えるので?その一方で2組の金田、塩田はこれまでの実績を考えてもかなり厳しい戦いになりそうかなあ。箱根予選に向けて少しでも収穫のあるレースにしたいところ。

城西大学

1組:小島②、山中②
2組:藁谷③、堀越②
3組:藤井③、野村②
4組:砂岡④、山本唯②



宮下は間に合いませんでしたが、砂岡は最終組を任せられるまでに戻してきました。調子も問題ないようですし、これは一気に楽しみになりました。山本唯もさすが上位争いは難しいでしょうが、崩れない安心感があります。3組の藤井、野村も実績のある主力ですし、ある程度は計算出来そうかなあ。個人的には2組の藁谷、堀越がどこまで走れるかちょっと不安かなあ。後半の組に大きな不安がないと言っても、大きく稼ぐことは容易では無いでしょうから…前半を好位置で走ってくれれば、通過の可能性もありそう。

上武大学

1組:石田③、芝②
2組:西村④、上田②
3組:源川④、鉄川③
4組:渡辺④、額賀②



エースの村上はやはり間に合わずですか…渡辺、額賀の最終組は期待もありますが、正直不安の方が大きいです。1組の石田、芝が個人的には最も期待出来そうかなあ。ただ、それでもともに組中位で走れれば上出来という印相ですし、2、3組はかなり厳しい戦いになるのでは…万全の状態でも厳しいレースが予想されましたが、村上がいないとなると下位争いに巻き込まれる可能性も。

法政大学

1組:内田③、扇③
2組:小泉①、細迫②
3組:川上③、清家④
4組:鎌田④、河田③



最終組の鎌田、河田は順当、特に鎌田は日本人トップ争いも期待される選手です。3組の川上、清家も順当で3,4組に大きな不安が無いのは大きいですね。故障に苦しむことの多かった3年生コンビである内田、扇が1組というのは期待と不安が入り混じります。特に扇は大学での勝負レース経験はほぼ無いですし。。。期待のルーキー小泉が2組も順当で細迫が2組はちょっと意外だったくらいかな。関東インカレで好走した中園が外れてしまったのは痛いですが、エントリーで11位以下の大学では最も期待出来そうです。通過を果たしてもおかしくないかと。

駿河台大学

1組:池原①、入江④
2組:新山②、出仙③
3組:今井④、清野③
4組:ブヌカ④、町田③



最終組に大エースのブヌカ、日本人エースの町田、3組にもう1人の日本人エースである清野と経験豊富な今井と後半の組は順当ですね。どれだけ、日本人エースたちが他大のエースと渡り合えるかは未知数ですが、現状の組めるベストメンバーで臨めたのではないでしょうか。箱根予選に向けても、全日本予選でどれだけ戦えるかは大事になってきそうです。

立教大学

1組:山本①、中西①
2組:内田②、岸本②
3組:忠内②、服部②
4組:斎藤④、中山②



最終組は斎藤、中山という13分台、28分台のコンビで順当ですね。この2人がどれだけ戦えるか楽しみです。3組も今年度に入って好調の服部はかなり期待出来そうかなあ。忠内が3組だったのはやや意外ですが、それだけ期待されているのかな?3000m障害で実績のある内田が2組に入り、1組は期待のルーキーに任せる布陣、エントリー順位である17番目からは上も狙えそうです。

専修大学

1組:野下②、千代島①
2組:国増③、辻①
3組:横山④、吉岡③
4組:キサイサ①、木村②



最終組のキサイサ、木村は順当ですね。木村が1万で他大のエースとどれだけ渡り合えるか楽しみです。キサイサも関東インカレではまずまずでしたが、果たして?ルーキーが1組の千代島、2組の辻と2人も起用されたのはびっくりですね。まだ、大学では目立った走りは見せられていませんし、さすがに厳しい気もしますが。その一方で、服部、成島といった箱根経験者&持ちタイム上位の選手は外れてしまいました。全体として見てもかなり苦しいレースとなりそうな気が。。。

亜細亜大学

1組:竹井④、坂口②
2組:吉岡③、門田②
3組:片川①、長谷部④
4組:河村④、杉浦②



最終組に河村は順当ももう1人が杉浦はちょっとびっくり…持ちタイムも目立ったものではないはずですが、大丈夫なのかな?期待のルーキー片川は3組に抜擢でさすがに厳しいでしょうが良い経験となりそう。28分40秒を持つ竹井が1組になってしまったのはチームとしてもかなり厳しいですね。主力の1人として期待される佐藤や持ちタイムの良い藤田も外れており、下位争いは避けられないかなあ。

慶應義塾大学

1組:黒澤②、前田④
2組:前原③、貝川③
3組:清水④、安倍①
4組:杉浦④、田島①



期待のルーキーである安倍を3組、田島はいきなりの最終組です。さすがにまだまだ苦しいとは思いますが、今後に活かしてくれれば。エースの杉浦が最終組なのは順当ですが、その一方で主力の司代、印藤、森田らが揃って外れてしまうとは…万全ではないのか経験を積ませることを優先したのか…エントリーも最下位ですし、最下位争いに巻き込まれてしまうのは避けられなそうかなあ。

This content cannot be displayed in widgets.