第53回(2021年) 全日本予選戦力分析 大東文化大学

本日は大東文化大学の全日本予選における考察を行っていきます。最後に全日本に出場したのは2017年、5年連続で出場を果たして以降は出場出来ていません。全日本予選では過去2大会はいずれも10位以内と粘りの走りは見せられているんですが。箱根は2年連続で出場を逃し、関東インカレも下位に沈む選手がほとんど…大東大が箱根に初出場を果たして以降、最も苦しい時期となってしまっているかも。エントリーは以下の通り。

エントリー

1万mの持ちタイム上位8人では、大野と菊地の2人が外れています。大野は1万で29分11秒のベストを持ち、前回の箱根予選にも出場している選手、関東インカレ5000mにも出場しています。そして菊地は箱根予選でチーム3番手、関東連合にも選出され、関東インカレ1万mにも出場している主力なだけに、エントリー漏れは痛いです。新留学生のムワンギはエントリーされていますが、コンディションが気になるところです。関東インカレにも出場していませんからね。

持ちタイム

上位8人の平均タイムは29分8秒で私が把握している16大学中12位となっています。タイム上は通過圏外ということになりますね。ムワンギが28分25秒のベストを持ち、久保田、倉田が28分台のベストを持っており、29分10秒台も3人いますからね。12位ではありますが、13位とは7秒も離れている一方、7位とは6秒しか離れていません。持ちタイムだけを見れば、十分戦える陣容となっています。

出場予想

全日本予選の出場選手予想は以下の通りです。

1組:藤崎④、井田③
2組:谷口③、金田③
3組:木山③、久保田②
4組:
倉田③、ムワンギ①


最終組は倉田とムワンギ、これまで姿を見せていないだけに未知数なムワンギではありますが、エントリーされた以上は問題無いと信じて最終組としています。というか、走ってもらわないと最終組が苦しすぎますからね…留学生相手には厳しくとも、日本人選手にはある程度勝負出来る状態ではあったほしいところ。大東大の日本人エースは倉田だと思いますし、関東インカレ1500mでも好走しています。5000m以上の勝負レースでも結果を残してほしいところ。


3組は木山と久保田の2人、木山は自己ベストを着実に伸ばしており、関東インカレハーフでもまずまずの走りを見せました。一気に台頭してきた選手にはついつい期待してしまいます。久保田は1万で28分43秒までタイムを伸ばしてきた選手、関東インカレは苦しみましたがエース級になってほしい選手ですし、後半の組へ起用される可能性が高そう。


2組は谷口と金田の2人、谷口は3000m障害でタイムを伸ばし、関東インカレで入賞も果たしました。予選会に出場経験はありませんが、トラックでの実績を考えると起用される可能性は十分かなあ。金田は関東インカレ1万mに出場、予選会の経験も豊富ですし、2年前も走っている2組としました。


1組は藤崎と井田の2人、藤崎は1万で29分47秒のベストを今年度マークしていますし、箱根予選もチーム4番手で走っていますからね。ただ、トラックよりもロードの方が得意な印象なだけに、全日本予選ならば1組が良いかなあと。井田は関東インカレハーフに出場、1万も29分15秒のベストを持っています。全日本予選にも出場する可能性はあるかなあと。

展望

持ちタイムは十分戦えると話しましたが、持ちタイム通りの走りを関東インカレでは全く見せられなかったんですよね。1500mや3000m障害では表彰台や入賞者が出るなど健闘しましたが、全日本予選に直結するであろう1万mでは完走した43人のうちワースト7に3人がいるという惨状でした。関東インカレに限らず、箱根予選でも結果を残せない状況が続いていますし、現実的に全日本出場争いに加わるのは難しいでしょう。


皆さんの順位予想、現時点では16位となっており、通過を難しいと考えている人が多いですね。全日本予選では過去8大会連続で10位以内で走っており、前回が9位、前々回も10位なのですが、それよりも遥かに厳しい評価となっているようです。やはり、箱根予選の2年連続撃沈と関東インカレの大苦戦が評価を下げているかなあ。


全日本予選で再び下位に沈んでしまうようだと、箱根予選に向けても本当に希望が持てない状況になってしまいそうなのが怖いです。全日本予選は比較的健闘していますし、前評判以上の走りを見せることが何度もありました。さすがに通過争いは難しくとも、少しでも箱根予選に向けて期待を抱かせるような走りを見せて欲しいです。

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