第53回(2021年) 全日本予選戦力分析 城西大学

本日は城西大学の全日本予選における考察を行っていきます。全日本には4大会連続の出場を果たしており、3年前は総合8位でシードも獲得しています。その一方で残る3大会はいずれも13位以下と苦戦…前回は総合16位に終わっています。3年ぶりの全日本予選出場となりますが前回は3位通過、全日本予選では前評判が高くない時でも粘り強い走りを見せている印象があります。エントリーは以下の通り。

エントリー

持ちタイム上位では、松尾が外れています。ただ、2年の全日本以来ほぼ姿を見せていない気が…今年度も正直厳しいのかなと思ってしまいます。一方で関東インカレにエントリーされながら、出場しなかった砂岡、宮下の主力2人はエントリーされましたね。コンディションが気になるところです。正直、砂岡が最終組を走れないと城西は厳しすぎるかと…主力の2年生は過半数となる7人がエントリー、今回も中心となりそう。

持ちタイム

上位8人の平均持ちタイムは29分15秒ということで私が把握している16大学中13位となっています。タイム上は通過はかなり厳しいということになります。12位の大東大とも7秒も離れていますからね。28分24秒を持つ砂岡が抜けていますが、28分台は2人、そして29分前半も3人しかいないんですよね。8番手も29分46秒となっており、タイム上、通過ボーダーの大学と比べるとやはり物足りなさは否めません。

出場予想

全日本予選の出場選手予想は以下の通りです。

1組:山中②、平林①
2組:藤井③、藁谷③
3組:宮下④、野村②
4組:砂岡④、山本唯②



最終組は砂岡と山本唯の2人、先述の通り砂岡は多分最終組は厳しいかなと思うのですが、かといって他に任せられる選手もいないんですよね。万全であれば砂岡と宮下の最終組がベストだと思うのですが、1部残留がかかった関東インカレを揃って欠場した2人が5月後半時点で万全であったはずはなく、6月19日に合わせられるかは未知数です。山本唯は箱根5区でも好走したエース候補の1人、持ちタイムを伸ばし勝負レースの実績も積み重ねていますし、最終組への抜擢も十分ありそう。


3組は宮下と野村の2人、宮下は今年度13分台のベスト連発でトラックでも結果を残してきた選手、万全であれば心強い存在です。野村は1万で28分台のベストを持ち、箱根6区も中位で走っている伸び盛りの選手です。持ちタイムと勝負レースで結果を残している実績から、後半の組への起用も十分ありそう。


2組は藤井と藁谷の3年生コンビ、藤井は1万で29分1秒のベストを今年マークしており、3大駅伝・予選会の経験も3年生では抜けています。藤井も後半の組で起用されてもおかしくないですね。藁谷は今年度一気に伸びてきた選手の1人、5千で14分18秒、1万で29分46秒のベストを持っていますし、待望の藤井に次ぐ3年生の台頭、勝負レースでも見てみたい叩き上げの選手です。


1組は山中と平林の2人、山中は今年5千でベストを更新し関東インカレ5千にも出場しています。全日本予選も出場してほしいですよね。平林は期待のルーキーの1人、1万をすでに複数回走っていますし、全日本予選も見据えているのかなあと。1年生に無理をさせないといけないチーム状況ではないですし、出場するとしても1組が良さそうかなあ。

展望

エントリーは比較的順当なだけに、主力の状態次第かなあ。万全であれば、十分出場争いに絡めるとは思いますが、欠場となれば一気に苦しくなるかなあと。特に砂岡がどれだけ走れるかはチームの成績に直結するかと。皆さんの順位予想、現時点では12位となっており通過は難しいと考えている人が多いですね。私も関東インカレを欠場したのに全日本予選に万全で臨めるとは思っておらず、通過は厳しいかなと思っています。


ただ、その一方で新戦力の台頭も著しいんですよね。ルーキーは平林のみが出場と予想しましたが、片渕も早速5千でベスト更新と勢いがありますし、2年生も3大駅伝・予選会経験者以外では小島がタイムを伸ばしてきており、関東インカレハーフにも出場を果たしました。上級生が苦しむ分、下級生中心の出場となる可能性も十分あります。すでに2年生にして経験豊富な学年ですし、前評判はそれほど高くは無いですが、それを覆すような走りを見せてほしいです!

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