第53回(2021年) 全日本予選戦力分析 上武大学

本日は上武大学の全日本予選における考察を行っていきます。上武が最後に全日本に出場したのは2014年ですから、もう7年前ということになりますね。10年前には当時6枠しか無かった全日本のシード権を獲得したのにびっくりしたのを覚えています。しかし、近年は苦戦が続き、過去3大会はいずれも全日本予選で17位以下と苦戦が続いています。エントリー選手は以下の通り。

エントリー

全日本予選にエントリー可能なのは最大で13人ですが、上武だけが唯一12人と最大人数のエントリーをしませんでした。当然、何も問題はないのですが、全日本予選に出場してもおかしくない選手を13人揃えられていないというのは、ちょっと寂しいですね。持ちタイム上位では、チーム4番手で29分21秒のベストを持つ中島が外れています。さらに、吉田、小澤、湯本という箱根予選に出場した選手たちが揃ってエントリー漏れということで、経験値としてはやや低めかなあ。

持ちタイム

上位8人の持ちタイムは29分24秒で14位となっています。28分38秒を持つエースの村上がエントリーされたのは良かったですが、28分台のベストを持つ選手は村上しかいませんし、29分前半も4人ですからね。タイム上は予選通過はかなり厳しいということになります。以前の上武は持ちタイムに関係ない強さがありましたが、最近は1万のタイムを伸ばしても、なかなか勝負レースで力を発揮出来ない選手が多いのも気になるところ…

出場予想

全日本予選の出場選手予想は以下の通りです。

1組:鉄川③、石田③
2組:西村④、山林②
3組:渡辺④、青山②
4組:村上③、額賀②



最終組は村上と額賀、万全であればこの2人なのでしょうが、村上の状態が気になるところ。ただ、関東インカレは欠場となったものの、エントリーされているということは、全日本予選には間に合うのでは?という期待を込めて。というか村上が走れないとなると、最終組が厳しすぎる…額賀は関東インカレでも1万を走っていますし、次期エースとして期待される選手なだけに楽しみ。


3組は渡辺と青山という関東インカレハーフを走った2人、渡辺は29分16秒のベストを持ち、2年時には全日本予選に出場しています。青山も1年時に箱根予選に出場、今年に入って5千でベストを更新しているのも良いですね。1万も29分台のベストは持っていますし、何とか後半の組でも喰らいついてほしいところ。


2組は西村と山林の2人、西村は箱根予選に唯一3度出場している選手で1万でも29分25秒のベストを持っています。全日本予選にも出場する可能性は高いですし、経験を活かしてくれれば。山林は1万で29分57秒のベストをマークしており、関東インカレ1500mでも予選で良い走りを見せていたんですよね。決勝は最下位になってしまいましたが、あのスピードを見ると期待してしまいます。


1組は鉄川と石田の3年生コンビ、ともに予選会では初のエントリーかつ鉄川は29分28秒、石田は29分42秒のベストを持っています。5千も石田は14分20秒、鉄川も14分27秒のベストと持ちタイムではすでにトップ10に入るような二人、全日本予選にエントリーされたとなると、勝負レースで走る姿も見てみたいなあと。3年生は村上が抜けているだけに、この二人が戦力となってくれれば大きい。

展望

通過争いをするには、現状戦力的に厳しいのが事実でしょう。皆さんの順位予想を見ても、17位ということでやはり厳しい評価となっていますね。ここ数年の全日本予選や箱根予選の結果を見れば仕方ないかな…私も総合では15位以内であれば上出来かなと思っています。計算出来る選手が少なすぎますよね。ある程度戦えそうなのは万全の村上くらい…額賀も最終組であれば、関東インカレの走りを見ても厳しいでしょうし…勝負レースの経験者も多くは無いです。


まずは、組で下位に沈む選手をいかに減らすかというのが大事になってきます。前回出場時も3大会前の出場時は組最下位が2人も出てしまいましたからね。30位以下の選手を減らしたいのに、最下位になってしまうのはさすがに厳しすぎる。2大会前は30位以下は4人でしたが、20位以内が1人もいなかったんですよね。予想外の選手が組上位で走るなんて好走があれば、箱根予選に向けても心強いのですが。


苦戦が続く箱根予選突破を目指すためにも、まずは全日本予選という勝負レースで経験を積み、1つでも上の順位を目指してほしいです。持ちタイムは着実に上がっているだけに、後は強さを身に着けてくれれば!

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