東海大記録会&法政大競技会(2021/05/29) 雑感 

昨日、東海大記録会と法政大学日本選手権の1万mが行われました。全日本予選のエントリー有効期限ギリギリということで、全日本予選出場のボーダー争いをする大学が多く出場しました。私はあまり全日本予選のエントリータイムは把握していないのですが…タイムを伸ばした専修が逆転で圏内に入ってきたのかな?ただ、昨日はかなり暑かったのでタイムはあまり出ず…記録を狙った大学にとっては、残念なコンディションでした。大会ごと、種目ごとに見ていきます。

東海大記録会

5000m

日本人選手では13分41秒をマークしたNTT西日本の小林がトップでした。駒澤時代から安定感抜群でしたが、実業団ではさらに高いレベルで安定しているのが凄いです。全く外すことが無い。。。


大学生では、中央の三浦が14分7秒と組トップの走りを見せたのが大きいですね。復帰レースでしっかりとトップで走るのはさすがです。全日本予選に向けて頼もしい選手が戻ってきました。大きな戦力アップということに。さらに、助川も14分11秒でベストを5秒更新してきました。今年に入って結果を残している選手でこちらも戦力となってくれそう。


さらに、2年の中野翔も14分19秒とまずまずの走り、3月に1万で28分台のベストをマークして以降、ほとんど姿を見せていなかっただけに戻ってきたのは嬉しいですね。ルーキーの東海林も14分25秒とまずまずかな。主力の千守は15分台ということでちょっと全日本予選は厳しそうかな。。。


他に自己ベストをマークした選手では、神奈川の西方が14分19秒でベストを5秒更新しています。まあ、実力にタイムが伴っていませんでしたし、条件が良ければまだまだタイムは伸ばせそう。中央学院の堀田捷も14分14秒でベストを1秒ですが更新しています。吉田礼や堀田晟の活躍が目立ちますが、堀田捷も楽しみです。

10000m

拓殖の佐藤が組トップで29分53秒はセカンドベストかな?タイムも悪くないですし、組トップというのが良いですね。2年の根岸は30分27秒でベストを20秒更新、正田も30分30秒は自己ベストかな。2年生もそろそろ台頭してきてほしいですからね。ルーキーの富永は30分22秒で大学初の1万を走っていますし、こちらも上出来かな。


専修はキサイサが29分1秒で大学初の1万を走りました。惜しくも28分台には届かずも、2位に33秒差をつけるダントツトップですし、さすがの走りですね。高校時代にはロードでも強かったですし、1年目からエースとして活躍してくれそう。日本人エースの木村も29分46秒でベストを10秒更新、木村が戻ってきたのも大きいです。野下も30分13秒でベストを26秒更新しています。


筑波のエース格の1人となった小林が29分34秒でベストを22秒更新、関東インカレでも活躍を見せましたが、直後の記録会でもこの走りは凄いですね。今年度の走りを見ると、最も期待出来る選手かも。

法政大競技会

5000m

國學院のルーキー三潟が14分24秒の自己ベスト、関東インカレの1500mでも結果を残していますし、長い距離でもそのスピードが活かせられれば面白そう。また、エースの1人である中西大も14分27秒の組2位で走れるまでに戻ってきたのは大きいです。全日本予選に向けて、不安もなさそうかな。さらに、坂本、相澤がともに14分27秒で自己ベストをマークしているのも素晴らしい。収穫の多いレースとなりました。


法政も内田が14分34秒ながら組トップの走り、一時期はなかなか足並が揃っていませんでしたが、5月に入って一気に戦力が戻ってきた印象です。中央の小林も14分24秒とまずまずの走り、戦力となってきてくれれば大きいです。創価の山森も14分29秒で続き、べストを2秒更新しています。今年度の戦力となることが期待される2年生の1人ですが、この条件でベストは価値がありそう。

10000m

期待のルーキー小泉が29分51秒で大学初1万mを走ったのは上出来でしょう。即戦力として最も期待される選手ですし、組トップなのも良いですね。全日本予選から出番があるかもしれません。さらに、扇が29分57秒でベストを1秒更新してきたのも良いですね。


故障などもあってそもそも記録会自体出場していませんでしたが、久しぶりのレースで自己ベストとは。高校時代の実績は元々豊富な選手ですし、3年生になって復活してくれれば大きい。中園や清家も30分10秒台では走れていますし、稲毛も30分19秒でベストを8秒更新しています。法政にとってはかなり収穫の多い記録会となったのでは。


明治の杉が29分47秒で組トップの走り、しっかりとトップで走ったのは大きいですね。明治の2年生も児玉に次ぐ選手が待たれるだけに、杉はその筆頭候補です。金橋も29分59秒とギリギリ29分台では走れていますし、ルーキーの曵田も30分3秒で大学初1万なのは上出来でしょう。


創価は濱野が29分51秒でセカンドベストかな。箱根6区で好走していますが、トラックでもしっかりと結果を残すことに。さらに、横山が29分55秒、村田も29分56秒と29分台ではしれたのは上出来かなあ。今回のコンディションを考えると、1秒未満ですが自己ベストを更新してきた村田は素晴らしいですね。

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