法政大学 新年度(2021年度)戦力分析

続いては、法政大学について、新年度の戦力を見ていきます。ブログに新入生情報が載っていますが、公式HPとかって法政は無いですよね?ブログに載っている持ちタイムも一部選手は小数点以下が省略されたりしていますし、、、駅伝ファンとしては各大学ごとにHPあったほうが嬉しいのですが。データベース登録されている人数は4年:8人、3年:8人、2年:4人、1年:3人となっております。戦力としては、3年生>4年生>2年生≒1年生という感じかなあ。登録人数を見ても予想されるように、上級生が中心のチームとなっています。

4年生

絶対的エースは鎌田、箱根1区区間賞、学生ハーフ優勝と難しいレースで続けて強さを見せました。大学トップクラスの選手へと成長を遂げた鎌田の存在は法政にとって頼もしすぎます。3大駅伝・予選会全てで日本人トップを狙っていって欲しいですし、鎌田に関しては何も心配いらないですね。怪我なく過ごしてくれれば、それだけで活躍してくれそう。


続くのは清家、2年時の箱根で9区7位の好走、箱根予選でも33位で走っています。ただ、箱根は万全では無かったこともあって4区11位に留まっています。本来であればもっと走れる選手ですし、5区山登りにも自信を持っています。現状、鎌田が突き抜けた存在となってしまっているだけに、清家にもエースの1人としてチームを牽引して欲しいです。


3番手以降は悩ましいところ…前回の箱根でも出場したのは上記の2人だけでしたからね。3大駅伝経験者では、久納が2年時に全日本、箱根で1区を走っていますがいずれもチーム下位…1区を中位で任せられるようになれば面白いのですが。人見も2年時に出雲を経験している選手です。箱根予選では河野が128位とまずまずの順位で走っており、4年目で3大駅伝初出場の可能性も十分ありそう。1万のタイムでは山本燎が29分24秒を持っていますし、ハーフでは守角が64分18秒を持っています。最上級生となって台頭する選手にも期待したいところ。

3年生

まずこの学年の中心として活躍が期待されるのは松本、河田の2人かなあ。松本は5千で13分46秒、1万で28分56秒のベストをマークし、箱根予選で79位、箱根では3区12位で走っています。鎌田、清家とともに中心選手として箱根でも往路で結果を残せる選手ですし、昨年度は3年生で最も安定していたかと。


河田は1年時は3大駅伝全てで主要区間を担うなど活躍を見せましたが、2年時は箱根予選124位、箱根は2区19位とどちらも不本意であろう成績。河田が再び往路を1桁で走れるくらいの力を見せてくれると、柱が1本増えるのですが…完全復活を遂げて欲しいです。箱根に出場したのは川上と中園がいますが、川上は9区17位、中園は10区15位といずれももう一歩という印象かなあ。


特に川上は箱根予選も104位でまとめて、その後もしっかりと走れているということで往路も任せられるのでは?と期待していただけに、復路のエース区間とはいえ下位に沈んだのは残念。中園は2年連続で箱根を走っているのですがいずれも区間15位以下ですからね…持ちタイムも他の3年生の主力に比べると物足りないかなあ。


さらに、箱根予選経験者となると、135位で走っている内田、157位の徳永、166位の山本恭と3人もいるんですよね。前回の箱根予選で12人中7人が走っているわけで、選手が最も揃うのは3年生ということになるでしょう。中心学年として3大駅伝・予選会と活躍していってくれれば。

2年生

箱根予選に唯一出場したのが稲毛、1万は30分56秒なのですが箱根予選でも139位でまとめていますし、箱根にもエントリーされています。3大駅伝デビューも待たれるところです。続くのは宗像かなあ。5千で14分10秒、1万で29分32秒といずれもこの学年トップとなるタイムを持っており、箱根予選、箱根でもエントリーを果たしています。細迫も1万で29分51秒を持ち、箱根予選でメンバー入りとなっています。


宗像、細迫の2人は箱根予選に出場してもおかしくないだけの力はあったという話でしたし、上級生に力のある選手が揃っていますが、1人でも多く予選会、そして本戦と出場を果たして欲しいなあ。持ちタイムでは、5千で14分21秒、1万で29分42秒を持つ松永もいるのですが、このタイムはいずれも高2のベストなんですよね。大学でもまだ目立った走りは見せられていませんが、2年となって戦力となってきてくれれば。

1年生

新入生の中で持ちタイムは3番手ながら最も即戦力として期待されるのは小泉かなあ。都大路でも3区11位と長距離区間をしっかりとまとめていますし、5千で14分16秒という持ちタイム以上にロードや勝負レースでの強さを感じる選手です。早い段階からチームに貢献出来る選手となっていってくれれば。持ちタイムトップは14分8秒を持つ宮岡で、都大路でも同じく3区を走っていますが区間42位に沈んでいるんですよね。この走りを見ると現状はロードはまだ厳しいか?とも思ってしまいますが、徐々に安定感を増していってくれればよいかなあ。


14分15秒を持つ小茂田は2年時に都大路で7区18位とまずまずの走りを見せている選手で、まずはこの3人が1年では中心となってきそうかなあ。永島も2年の都大路で7区23位と小茂田に近い順位で走っていますし、武田は3年連続で都大路を経験、上仮屋は2年時に5区で区間賞を獲得するなど都大路経験者は多いんですよね。武田、上仮屋は大学に入って早速5千でベストを更新していますし、楽しみな選手が揃っています。

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