2020年度 5000m持ちタイム遷移 ~その1~

いよいよ新年度が始まりました。今年度もよろしくおねがいします。1万に続いて2020年4月1日(昨年度開始)、2020年3月31日(昨年度最終版)、2021年4月1日(新年度開始)の3つのポイントで持ちタイム遷移を振り返りつつ、新年度の戦力を見ていきます。新入生を全員把握しているわけではないので、5千は1万以上に誤差が大きくなるかもしれません。公式に発表されれば、新入生も徐々に最新化していきます。最初は新年度開始時点で17~25位の9校について。

大学名 20/04/01 21/03/31 21/04/01
帝京大学8位14:04.5310位14:01.4017位14:09.35
大東文化大学21位14:20.8821位14:11.0218位14:10.25
国士舘大学15位14:10.5720位14:10.1119位14:11.50
城西大学16位14:11.4318位14:09.3120位14:15.17
山梨学院大学17位14:13.5616位14:07.0921位14:15.56
専修大学――――24位14:22.8122位14:19.69
上武大学22位14:22.1222位14:15.3323位14:20.47
拓殖大学23位14:26.0425位14:25.6524位14:26.50
筑波大学24位14:30.4323位14:19.2125位14:30.88
17位:帝京大学

昨年度開始時点では8位、昨年度末では10位ですから2つ順位を下げたことになります。13分台のベストをマークしたのは小野寺だけでしたし、14分1桁は境、鳥飼、日野原らがマークしましたが、14分1秒でタイムを3秒縮めるに留めました。13分50秒切りのようなタイムを大きく稼ぐ選手がいなかったことも、タイムを上げきれなかったかなあ。


新年度は17位ということで一気に順位を7つ落とすことになります。タイムも5000mで8秒ですから大きいですよね。トップ10のうち7人が抜けるわけですから、その影響は当然大きいです。13分台が2人なのはともかく14分1桁も2人しかいませんからね。14分10秒台が続き、10番手でも14分19秒と何とか14分20秒切りは10人揃えていますが、タイム上は現時点では物足りないですよね。


帝京はシード校の中で唯一17位以下のタイムとなっており、続くのは箱根で15位だった拓殖なんですよね。持ちタイムを見ても、戦力ダウンが最も大きい大学の1校ということになりそう。新入生は14分10秒の内藤がトップ10に入っているだけかな。ただ、細谷はトップ10に入っていませんし、1万同様にここから1年間でどれだけタイムを上げられるかも楽しみです。

18位:大東文化大学

昨年度開始時点、年度末時点ともに21位となっています。タイムとしては14分20→14分11秒と9秒も縮めたのですが、14分1桁のタイムを持つ大学は多いですからね。唯一13分台のベストをマークした倉田に、最後の最後で5千のベストをマークした三ツ星のタイムも入っています。大東大も14分20秒切りを10人揃えることとなりました。


新年度は14分10秒ということで逆に1秒タイムを縮めることになります。トップ10に入っているのが三ツ星、土本の二人だけというのもありますが、新留学生のムワンギの加入が1万同様に大きいです。5千のベストは13分46秒でチームトップ、一人で平均を4秒近く縮めていますからね。新年度のトップ10はバランスよく1~3年が3人ずつ+ムワンギとなっています。蟹江や谷口など1万に比べると5千のタイムが悪いという選手がまだ多く、まだまだタイムは縮められそうかな。

19位:国士舘大学

昨年度開始時点で15位でしたが、年度末時点では20位と5つ順位を落とすことになりました。これは、1万でも説明しましたが、留学生1人計算にした影響が大きく、結果として14分10秒というタイムはほとんど変わっていません。留学生を考慮しても3秒ほどしか縮まっていないんですよね。トップ10で自己ベストを出した選手は非常に多かったのですが、13分切りはおらず、14分1桁が2人でほかは14分10秒台のベストが多かったこともあり、それほどタイムは縮められずでした。


新年度は19位ですから1つ順位を上げることになります。タイムの下落もわずかに1秒に留まっています。トップ10で抜けるのは曽根、孝田の2人いますが、10番手でも14分21秒と14分20秒前後のタイムを持つ選手が多いのも特徴です。木榑や三代、荻原など1万に比べてタイムを伸ばせそうな選手は多く、清水悠はまだ14分39秒止まりですからね。昨年度は自己ベストを出す選手が非常に多かった国士舘ですが、新年度も自己ベストラッシュといきたいところ。

20位:城西大学

昨年度開始時点では16位、年度末では18位なので2つ順位を下げたことになります。タイムも2秒しか縮められていないので仕方ないかなあ。そもそも、昨年度は1万mの記録会には積極的に出場したものの、5千はあまり走っていなかったですからね。昨年度末に13分41秒をマークした砂岡を含めてのタイムでこれだけ更新していないとなると、1万に比べると5千は重視していないということになるかな。


新年度は20位ということでさらに2つ順位を下げることに。菅原や菊地らトップ10のうち4人が抜けましたから、その影響は大きいです。ただ、10番手前後のタイムである14分20秒台はズラッと揃っていることもあり、平均タイムとしては6秒下がりますが、10番手のタイムは14分23秒→14分24秒とほとんど下がりません。新入生の平林が14分14秒で早速3番手に入ってきます。


13分台が2人いるものの14分1桁が0人というのはちょっと寂しいですから、5千ももう少し出場してきて欲しいですね。山本唯、藤井、宮下、野村ら勝負レースで結果を残している選手は特にタイムを伸ばす余地が大きいでしょうし。

21位:山梨学院大学

昨年度開始時点では17位、昨年度末では16位なので1つ順位を上げることになります。山梨学院も留学生2人→1人の影響を受けていますが、留学生は2人とも14分台のベストということもあり、影響は少なめです。14分13→14分7秒と6秒縮めているのは上々かな。森山が13分46秒とチームトップのタイムをマークしたのに加え、14分1桁、10秒台でベストを出す選手が多く、10番手でも14分19秒となっています。14分20秒きりを10人揃えるのは1つの基準となっていますね。


新年度は21位ですから5つ順位を下げることになります。抜けたのは3人だけですが、その3人が13分台のベストを持つ&トップ3の森山、齋藤、瀬戸ですからね。タイムも8秒下がることになります。13分台が1人もいなくなるのはちょっと寂しいですね。14分1桁もムルア、新本しかいませんし・・・松倉、坪井、橘田ら箱根予選で結果を残している選手も多いですし、長い距離ももちろん大事ですが、スピードも磨いていって欲しいところ。

22位:専修大学

昨年度開始時点は、1万と同様にDB管理していないので未把握ですみません。年度末時点では14分22秒で24位となっています。13分台どころか14分1桁もおらず、最も良いのが14分11秒の木村ですし、トップ10でタイムを伸ばしたのはエースの1人である高瀬だけかなあ。その分、1万mで積極的にレースに出てタイムも伸ばしているから問題は無いですが…10番手でも14分29秒というのはちょっと寂しい。


新年度は22位ですから2つ順位を上げることになります。タイムも3秒逆に縮まるんですよね。新留学生のキサイサのベストは13分39秒でダントツトップ、1人で平均を5秒以上押し上げています。また、チーム9,10番手に新入生の中島、千代島も加わることでさらにタイム減少を防ぐことに。トップ10にいた4年生が3人抜けているのですが、持ちタイムを見てもキサイサの存在の大きさが分かります。

23位:上武大学

昨年度開始時点、年度末のいずれも22位となっています。タイムとしては14分22→14分15秒と7秒も縮めているのですが、順位を上げるには至らず。13分55秒をマークした岩崎が抜けており、14分1桁がいないですからね。その一方で14分10秒台は多く、10番手でも14分20秒というのは、上武としては上々ですよね。トップ10のうち8人がベストを更新しており、5千も1万も着実にタイムを縮めてきた印象です。


新年度は23位で1つ順位を下げることになります。唯一の13分台ランナーが抜けるのはやはり大きいです。10番手も14分27秒まで下がってしまいますからね。ただ、エースの村上はまだ14分19秒のベストですし、14分30秒台、40秒台のベストを持つ選手にも29分21秒を持つ中島を筆頭に1万mで29分台を持つ選手がズラッと揃います。まだまだ、タイムを伸ばせそうな期待感はありますし、昨年度同様にどんどんタイムを伸ばしていってほしいです。

24位:拓殖大学

昨年度開始時点では23位でしたが、年度末では25位と最下位に下がることに。まあ、拓殖は全然記録会に出場しませんでしたし、1万mこそ箱根予選後に積極的に出場していましたが、5千はほぼ皆無です。タイムを伸ばしたのも、3月末に竹蓋が5千で14分22秒をマークしただけですし…記録会に出場しない大学は何校もありますが、特に拓殖の5000mが最も記録会に出場しなかったと言って良いかも…それでも、箱根予選をしっかりと突破してきたのはさすがでした。


新年度は1つ順位を上げて24位となります。タイムとしては14分28秒で23位とも8秒も離れていますから、ここからどれだけ上げていけるかですが、そもそもまた出場しなさそうな気も…石川、清松、清水らが抜けますが、藤原稜、小林と14分20秒台のベストを持つ選手が2人加わることでタイムのダウンは抑えられたかな。14分20秒台の選手が加わることも少ないですからね。新2年生はまだ目立っていないだけに、新入生とともに期待したいところ。

25位:筑波大学

昨年度開始時点では14分30秒で最下位、そこから11秒上げて14分19秒の23位と年度末時点ではなっています。13分54秒の西、14分0秒の岩佐の走りが特に大きかったですね。大きくタイムを押し上げました。ただ、選手層が薄いのは否めず10番手でも14分34秒という持ちタイムということに。ベストを更新しても14分30秒台、40秒台という選手も多く、主力級以外はあまりタイムを伸ばせなかった印象。


新年度は25位と2つ順位を下げて再び最下位ということになります。平均も14分30秒まで再び下がってしまうことに。西、大土手、猿橋、相馬ら持ちタイムでも実績でも上位の選手が抜けるわけですから、タイムも一気に下がってしまいますよね。14分0秒の岩佐が抜けており、2番手が14分21秒、10番手は14分42秒のはず。5千のタイムとしては非常に厳しいですよね。スピードというよりは、もう長い距離に特化して勝負していくのが良いのかなあと思ってしまいます。

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