2020年度 4年生特集 ~國學院大學~

本日は國學院大學の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で人登録されています。この4年間は3年時に出雲で3大駅伝初出場、箱根では3位を含む3年連続シード獲得、全日本も2,3年時に連続シードと飛躍を遂げるチームとともにありました。その一方で1つ上の浦野・土方世代や1つ下の藤木・殿地世代に比べると存在感を示せないでいましたが、最後の箱根では4人が出場して箱根シード獲得に貢献、選手層も厚くしてくれました。

河東 寛大

高校ベストは14分56秒、2年時に箱根予選に出場を果たしますが、この際はチーム11番手の167位と苦しい走り、全日本もエントリー止まりで出場には至りませんでした。躍進を遂げたのは3年時、5千で14分19秒のベスト、14分24秒のセカンドベストをマークすると、箱根に初出場を遂げ、8区7位と上々の走りを見せました。ハーフでも62分28秒の大学ベスト、63分29秒のセカンドベストをマークしたのも3年時です。


4年時には1万で28分25秒の大学ベスト、29分17秒のセカンドベストをマークすると、全日本では4区を任されて区間8位、箱根でも往路の4区を任されて区間15位という走りでした。最後の箱根は持ちタイムを考えてももう一歩だったかもしれませんが、この学年で唯一箱根3位を経験し、高校ベスト14分50秒台が大きな飛躍を遂げる4年間となりました。

臼井 健太

高校ベストは14分36秒、1万で29分30秒のベストをマークすると、1年の全日本から出場し、5区9位と上々の3大駅伝デビューを飾りました。箱根でも山下りの6区を任されてたものの、区間19位に沈みほろ苦い箱根デビューとなることに…2年時は全日本予選で1組2位の好走、箱根でもチーム4番手の51位と結果を残しています。全日本では1区を任されましたが、区間19位と下位に沈んでしまうことに…箱根もエントリー止まりで出場とはなりませんでした。


3年時は故障に苦しむこととなり、出雲・全日本は未エントリー、箱根はエントリーされるも出場とはなりませんでした。その後、ハーフで63分24秒の大学ベストをマークすると、4年時は再び輝きを放つことに。5千で13分49秒のベスト、13分55秒のセカンドベストに1万で29分4秒のベストと持ちタイムを伸ばし、日本インカレ5000mでも10位で走っています。3大駅伝でも全日本では2区6位の好走、箱根では3区7位の快走でダブルエースを起用しながらも出遅れたチームを立て直し、3年連続シードに大きく貢献しました。

藤村 遼河

高校ベストは14分40秒、2年時に5千で14分30秒、1万で29分47秒のベストをマーク、全日本予選にもエントリーされています。ハーフでも64分30秒までタイムを伸ばしています。3年時には1万で29分28秒の大学ベスト、ハーフは63分25秒までタイムを伸ばし、全日本・箱根ともにエントリーを果たすも出場とはならず。最後の箱根もエントリー止まりということで、特にハーフで持ちタイムを伸ばし、3度3大駅伝にエントリーされたものの、出場にはあと一歩届きませんでした。

木下 巧

高校ベストは14分25秒、この10人の中で最も良いタイムを持っていた選手です。1年の箱根予選・全日本のいずれもメンバー入りを果たしています。2年時には1万で29分47秒、ハーフで64分41秒をマーク、全日本予選・箱根でもエントリーされています。3年時は自己ベストの更新・3大駅伝のエントリーは無かったものの、4年時に5千で14分19秒、1万で29分33秒の大学ベストをマーク、最後の箱根でもエントリーされています。3大駅伝・予選会合わせて5度もエントリーされましたが、出場には至らずでしたね。。。

徳備 大輔

高校ベストは14分56秒、2年時にハーフで大学ベストとなる69分22秒、3年時に1万で大学ベスト29分34秒をマークしたものの、3年時までは3大駅伝・予選会のエントリーさえありませんでした。しかし4年時、5千で14分12秒のベスト、14分20秒のセカンドベストをマークすると、全日本で初エントリー、最初で最後の出場となった箱根では7区を任されて区間7位と見事な走りでチームのシード獲得に貢献しました。

田川 良昌

高校ベストは14分36秒、1年時に1万で29分55秒をマーク、1年の箱根からメンバー入りを果たしています。田川は臼井とともに箱根で4年連続エントリーを果たしている選手なんですよね。3年時に5千で14分23秒、ハーフで64分5秒の大学ベストをマークしています。4年時には1万で29分36秒の大学ベストと上級生になってグッとタイムを伸ばし、全日本にも初エントリーを果たしています。その一方で3大駅伝に5度エントリーされましたが、出場にはあと一歩届きませんでした。

高嶌 凌也

高校ベストは14分34秒、1年時に1万で29分38秒をマークし、このタイムが大学ベストとなっています。3年時にハーフで63分52秒をマークすると、箱根にも初エントリーを果たしています。4年時には5千で14分31秒の大学ベストをマークすると、全日本も初のエントリー、2年連続のエントリーとなった箱根では9区を担って区間12位、一時は11位に追いつかれたものの、後半はしっかりと上げる粘りの走りを見せてくれました。

柳田 大輔

高校ベストは14分35秒、2年時にハーフで65分21秒の大学ベスト、3年時には5千で14分18秒、1万で29分40秒までタイムを伸ばしており、5千で持ちタイムトップにも入ってきた選手です。ただ、ハーフの持ちタイムは65分台に留まり、4年時は持ちタイムを伸ばすことは出来なかったこともあってか、3大駅伝・予選会にエントリーされることはありませんでした。

森 秀翔

高校ベストは14分48秒、1年時に1万で大学ベストとなる29分42秒をマーク、2年時には箱根予選・箱根ともにメンバー入りを果たしています。3年時には5千で14分31秒の大学ベスト、ハーフでも64分12秒までタイムを縮め、出雲・全日本ともにメンバー入りを果たしたものの出場には至らず…3年の箱根はエントリーされずでした。4年時は2年連続で全日本にエントリーされたものの、最後の箱根は未エントリー


藤村、木下、田川らもそうでしたが、3大駅伝・予選会のエントリー回数は多いものの、なかなか出場出来なかった選手が多かった学年だったかなあ。前後の学年が強かったのもありますし、この学年が選手層の厚さを支えていたとも言えるかなあ。

門田 秀利

高校ベストは14分58秒、1年時に14分34秒をマークし、このタイムが大学ベストとなっています。1万のベストも2年時にマークした30分30秒に留まり、ハーフは一度も走っていません。持ちタイムでは明らかに他の選手と比べても劣っているのですが、4年の箱根で16人のメンバー入りを果たしているんですよね。出場には至りませんでしたが、4年時にエントリーされるほどに力をつけてきた選手でした。

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