2020年度 4年生特集 ~神奈川大学~

本日は神奈川大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で7人登録されています。3大駅伝経験者は3人と少なめではありますが、特に井手と北崎は主要区間で結果を残すなどチームの中心として活躍してくれました。この4年間を見ると、1年時には全日本で優勝を果たしていますね~一方で箱根は4年連続13位以下…箱根予選をいずれも4位以内で通過する一方でなかなか本戦でシードを獲得するまでには至っていない状況です。

北崎 拓矢

高校ベストは14分35秒、1年の箱根からメンバー入りを果たしている選手です。2年時に5千で14分13秒の大学ベストをマークすると、箱根予選にも出場してチーム7番手の98位とまずまずの走りを見せています。全日本では4区16位と3大駅伝デビュー戦は苦しみましたが、箱根では9区4位の好走、一気に主力の仲間入りを果たしました。


3年時は1万で28分57秒の大学ベストをマーク、全日本予選で3組2位の好走、さらに箱根予選でもチーム3番手の37位と続けて結果を残してきました。そんな実績を踏まえ、箱根ではエース区間の2区を任されることとなりましたが、ここでは区間最下位に沈んでしまうことに…やはり箱根のエース区間で結果を残すのは大変ですよね。。。4年時は故障もあって箱根予選はエントリー漏れとなりましたが、箱根では山登りの5区を任されて区間11位ときっちりと中位でまとめ、往路8位でのゴールとなりました。

小笠原 峰士

高校ベストは14分53秒、2年時に5千で14分32秒の大学ベストをマーク、箱根予選にも出場してチーム10番手の112位とまずまずの走りを披露すると、箱根では山登りの5区に抜擢されましたが、ここでは区間22位と非常に苦しい走りとなってしまいました。3年の全日本予選では1組16位とまずまずの走り、箱根予選ではチーム5番手の57位と前年度を上回る走りを見せています。


1万のベストも28分59秒まで伸ばして迎えた箱根では、主要区間の4区を任されて区間15位で走っています。4年時には箱根予選でチーム6番手の76位と3年連続で箱根予選では結果を残してきましたが…最後の箱根は故障でエントリーされなかったのは残念でした。

井手 孝一

高校ベストは14分16秒、都大路で1区10位、都道府県対抗で1区15位と持ちタイム以上にロードでの実績が豊富な選手でした。高校ベストは意外にも4年間更新出来ていませんが…1年時に早速1万で29分55秒をマーク、全日本にもメンバー入りを果たしています。主力となったのは2年時、箱根予選でチーム4番手の43位と好結果を残すと、全日本ではエース区間の7区を任されて区間9位と上々の3大駅伝デビュー、箱根でも主要区間の3区を9位とどちらも一桁順位でまとめています。


3年時には1万で29分25秒と大学ベストをマークすると、全日本予選では最終組を任されて33位、3大駅伝・予選会通じて唯一の失敗レースとなったかなあ。箱根予選ではチーム2番手の30位、箱根では山登りの5区を任されて区間6位と好走しています。4年時には箱根予選でチーム2番手の26位、3年連続で好走すると、箱根ではエース区間の2区を任されて区間9位、3大駅伝に4度出場しその全てが主要区間にも関わらず、全て一桁順位でまとめる圧倒的な安定感でチームを支え続けました。

菊池 夏規

高校ベストは14分57秒、2年時に5千で14分30秒、1万では29分49秒といずれも大学ベストとなるタイムをマークしています。3年時にハーフで67分1秒の大学ベスト、4年時に1万で29分50秒のセカンドベストをマークすると、4年の箱根で初めてメンバー入りを果たすことに。出場することは出来ませんでしたが、最後にエントリーを勝ち取り成長した姿を見せてくれました。

原塚 友貴

高校ベストは14分36秒、2年時にハーフで65分21秒をマークすると、箱根でも16人のメンバー入りを果たしています。3年時には全日本予選にエントリー、箱根予選に初出場を果たしましたが、チーム最下位の250位と厳しい走りとなってしまいました。3年の箱根以降は3大駅伝・予選会ともにエントリーされることはありませんでしたが、4年時に5千で14分26秒、1万で29分53秒としっかりと自己ベストを更新してきました。

平塚 翔太

高校ベストは14分33秒、3年時に5千で14分31秒をマークし、このタイムが大学ベストとなっています。4年時には1万で30分27秒のベスト、30分40秒のセカンドベストをマークすると、ハーフは一度も走っていないにも関わらず、4年の箱根予選でメンバー入りを果たしています。ここでは出場には至らず、箱根でもエントリーはありませんでしたが、4年時に伸びてきたところを見せてくれました。

成瀬 隆一郎

高校ベストは14分15秒とこの学年トップのタイムを誇ります。都大路では2区6位ということで、どちらかといえばスピードランナーという印象でした。2年時には5千で14分10秒までタイムを伸ばし、持ちタイムでもトップ10に入ってきました。ただ、1万では2年時にマークした31分47秒が大学ベスト、ハーフには出場しておらず、やはり大学でも長い距離には苦戦…3大駅伝・予選会へのエントリーもありませんでした。

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