第97回(2021年)箱根駅伝 専修大学 区間配置予想 ~7年ぶりの出場、本戦でも爪痕を~

本日は専修大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。箱根予選会は6年連続で総合14位以下、なかなか出場争いに加わることが出来ずにいませんでしたが、今回は総合10位で7年ぶりに箱根出場を果たしました。二桁順位で走れる選手も少なかったこれまでから、今回は6人が2桁順位、最後まで熾烈だった出場争いを18秒差で制しました。エントリーメンバー箱根成績(直近10年)はこのようになっております。

4年生:辻 海里、茅野 雅博、大石 亮

3年生:服部 友太、金久保 遥、南 美空翔、佐々木 詩音

2年生:高瀬 桂、国増 治貴、成島 航己、吉岡 拓哉、南 里樹

1年生:水谷 勇登、粟江 倫太郎、野下 稜平、木村 暁仁

箱根予選を走った12人からは、4番手の86位だった森島、12番手の387位だった横山の2人が外れています。横山は仕方ないとしても、森島が外れたのは痛いですね。箱根予選で好走していた4年生が外れるのは残念。3年時に箱根予選を走っている4年の鹿嶋も外れています。その一方で1万で29分22秒を持つ辻、3年時に箱根予選でチーム2番手の77位で走っている大石という2人の4年生が入ってきたのは大きいかな。


なかなか即戦力ルーキーが入らない専修にしては珍しく、上級生が7人、下級生が9人ということで下級生の方が人数が多いんですよね。さらに、チームのエース格として期待されるのは2年の高瀬、1年の木村という下級生コンビ。箱根予選に続いて関東インカレでも高瀬は優勝するなど好走を見せており、勝負強さを発揮しています。今後を見据えても下級生の台頭は大きい。


箱根予選のエントリーされた選手の1万m上位10人のタイムは19位の法政にも22秒差をつけられてダントツ最下位ですが、箱根予選の走りからすれば、まだまだタイムを伸ばせるはずですし、箱根予選チームトップの木村は1万を走っていません。戦力的にはもちろん厳しいのは事実ですが、最も勢いのあるチームとも言えます。そんな専修大学の区間配置予想は以下の通りです。

木村①ー高瀬②ー南美空翔③ー茅野④ー佐々木③
水谷①ー金久保③ー国増②ー成島②ー大石④

~往路~

1区は木村、往路から主力を投入していくのは当然として、箱根予選で上位に入った選手が中心となるはずです。チームトップだった木村に託すしか無いかなあと。すでにエースの1人ですし、今後もチームを牽引していく存在となっていくことを考えると、1区で喰らいついて欲しいです。


2区は高瀬、関東インカレでは素晴らしい走りを見せていましたし、箱根予選もチーム3番手とこちらもエースの一角。正直、誰が走っても2区は厳しいとは思うのですが、高瀬がエース区間で最も戦えそうな選手なのでは。勝負レースで複数回、結果を残している実績も頼もしいです。


3区は南、箱根予選ではチーム5番手の走り、予選会は合計5回出場とチームが出場した全てにおいて走っている経験豊富な選手です。先月1万でもベストを更新していますし、往路を任せたいなあとうことで、3区にしています。


4区は茅野、箱根予選ではチーム2番手の素晴らしい走り、往路への起用が有力視されます。本人も4区希望のようですし、主将には準エース区間を託すのがあ良さそうかなと。1万のベストも先月更新していますし、箱根復活を果たしたチームの主将として、本戦でも結果を残してくれれば。


5区は佐々木、今回エントリーされていた選手の中では唯一5区希望となっていたので…箱根予選ではチーム9番手で走っている選手、監督によると山対策も継続してしてきたという話でしたし、久しぶりの箱根出場となるとどうしても苦戦しやすい山でどれだけ走れるかも注目。

~復路~

6区は水谷としましたが、消去法です。。。6区希望となっていたのが、4年の鹿嶋、3年の横山でしたが、どちらも16人のエントリーからは外れてしまいましたからね。平地から埋めていった結果、箱根予選でチーム10番手だったルーキーの水谷としましたが…誰が走るかも注目です。


7区は金久保、箱根予選ではチーム6番手で走っている選手、往路を走ってもおかしくはない選手ですが、希望区間は7区ということでしたので、そのまま7区もありかなあと。力のある選手、調子の良い選手を前半から投入していくことになるでしょうし。


8区は国増、箱根予選ではチーム7番手で走っている選手、先月も1万でベストを更新していますし、着実に力をつけている2年生です。タイムを見ても、箱根予選の走りを見ても箱根10人に選ばれるであろう選手ですし、比較的走りやすい8区としてみました。


9区は成島、こちらは箱根予選をチーム8番手で走り、先月1万でベストを更新している2年生、2年生世代は高瀬が現状抜けているかと思いますが、他の選手たちも結果を残してきていますよね。エントリーされた選手も5人と最多ですし、国増、成島あたりが結果を残してくれると、さらにチーム力も挙がってきそう。


10区は大石、今年度の箱根予選を走っていない選手の中では唯一出場を予想しました。先月も1万を走っていて状態は問題無さそうですし、3年時に77位で走って関東連合にも選ばれているとういうのはやはり魅力的かなあと。10区は4年生に任せることが多いですし、復活した大石に走ってほしいという思いも込めて。

箱根予選突破は素晴らしかったですが、本戦では当然厳しい戦いになることはチームとしても覚悟していることでしょう。箱根に出場した大学の中で目標順位を15位と唯一シード圏外としていることからも、伺えます。7年ぶりの出場ということで、箱根出場経験のある選手がいないことはもちろん、チームとしても経験不足は否めないですし。


最も困難なのはいかに往路で遅れないようにするかなんですよね。近年は往路に戦力を投入するのが当然で、もはや28分台は最低限で主要区間ともなれば27分台ランナーが複数出場してきます。そんな中で、チームい28分台ランナーはおらず、29分30秒切りも辻だけしかいないというのは、やはり寂しいかなあ。15位を争うチームに往路で食らいつけるかといえば、難しいと言わざるを得ない。


ただ、箱根予選も通過は難しいと思われていて、ここ数年のように5kmや10kmでは通過圏内につけていても、15km以降では圏外にはじき出されてしまうのではないかと思われた中、粘りに粘って出場を勝ち取りました。木村、高瀬らエース候補として期待される選手も台頭してきています。となると、本戦でもまた前評判を上回るような走りを見せてくれるのでは?とも期待したくなるんですよねー。


チームのコメントとして印象的だったのが、「予選会11位以下だったチームに専修は強かった、出場するだけのチームじゃなかった」と思われるような走りをしたいというものです。前回出場した筑波や中央学院を上回って箱根出場を果たしたのですから、自信をもって箱根に臨んでほしいですし、現状の20番手という位置から1つでも上を目指し、また驚きを与えて欲しいです!!

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12/19(土)に「箱根駅伝公式ガイドブック2021」が発売されました。この時期は箱根駅伝関連の本が大量に出版されて、どれを買えばよいのか悩んでしまいますよね(汗)12/10以降に発売の本は箱根エントリー16人に特化し、より詳細な情報が載っているのが魅力的かな♪



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