山梨学院大学 2020年度 箱根予選、全日本結果&箱根に向けて

続いては山梨学院大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。 前回の箱根予選で17位と大惨敗を喫し、さらに今回もベストとは言えないエントリーのように見え、箱根出場は難しいと思ったのですが…見事に7位通過を果たし、1年で箱根返り咲きを果たしたのはびっくりしました。全日本も苦しい区間もありましたが、総合13位というのはまずまずだったのではないでしょうか。

箱根予選振り返り

チームトップの19位にオニエゴ、前回10位で走っているムルアを欠いたことでどうなるかと思いましたが、オニエゴがしっかりと上位で走ってくれたのがまず大きかった。下級生の時は日本人選手相手にも苦戦するほどでしたが…3年生になって確かな成長を示してくれました。2番手の35位に松倉、5千、1万ともに持ちタイムは伸ばしていたものの3大駅伝・予選会は未経験、そんな中で今回の素晴らしい走りはチームにとって非常に大きかったです。最も大事な場面でしっかりと合わせてくれました。


3番手の45位に瀬戸、元々は中距離の選手で5千で13分台をマークするなどスピードは抜群でしたが長い距離は厳しいかもと思ったのですが…しっかりとハーフの距離にも対応してきました。3大駅伝・予選会に初エントリーでこの走りは素晴らしい。4番手の46位に橘田、5千、1万のベストを今年度着実に縮め、前回の箱根予選では236位だったところから、一気に190位も順位を上げてきたのですから、まさに驚異的です。


上位4人が50位以内だったのに加え、チーム5番手の74位に森山、6番手の80位に坪井、7番手の95位に齋藤、8番手の96位に日影と100位以内に8人も入ってきたのは大きかった。前回の箱根予選では100位以内はわずかに2人、そして今回出場した選手で100位以内の経験者は0人ですから…1年でここまで変わるとは。。。森山はチームの日本人エースであり、順位としては物足りなくもありますが、しっかりと走ってくれたかなあ。前回は212位でしたから…



坪井は全日本予選で3組5位と数少ない予選会で好走経験のある選手、前回は181位でしたからそこから101位も順位を上げてきました。主力の1人として役割を果たしてくれました。齋藤は13分55秒のスピードを持ち、全日本予選は2度経験も箱根予選は未出場でしたが、初出場で上々の走りと言えるでしょう。日影は前回も140位で走っており、前回の経験者ではトップの選手、2年連続でまとめている数少ない選手です。


9番手の138位に新本、10番手の167位に大迫、11番手の170位に遠藤と10番手と11番手の差が少なかったのも良かったですね。新本は自己ベストを連発している期待のルーキー、唯一出場した1年生もしっかりと走ってくれたかなあ。大迫と遠藤はともに3年時までは3大駅伝・予選会のエントリーさえ無かった選手、そういった選手が大崩れすることなく走ったのもチームにとって大きかったのでは。


12番手の210位に成毛と唯一200位台だったのは残念ではありますが…5千で14分50秒台、1万で30分10秒台の選手であることを考えれば、最低限の走りはしてくれたのでは。

全日本振り返り

1区の瀬戸がトップと16秒差の区間8位と上々のスタート、ラストの切れ味もありますし、ハーフで好走となると箱根で1区も面白そう。全日本も良い走りを見せてくれました。2区の松倉は区間12位とこちらもまずまずかなあ。崩れることなく走ってくれたと思います。総合では8→12位に後退。


3区の橘田が区間22位と大きく崩れてしまったのは痛かったか…箱根予選ではチーム4番手と良い走りを見せており、チーム2~4番手の選手を1~3区に並べてきたのですが…苦しい3大駅伝デビューとなってしまいました。まだ2年生ですし、今後の活躍に期待かな。


4区のルーキー新本が区間10位で走ったのは収穫なのでは。総合19位と下がってしまった状況から15位と4つ順位を上げてきました。高校ベストは14分34秒とそれほど目立たないのですが、1年目の成長ぶりが凄まじいです。5区の坪井は区間14位、悪くはないですが良くも無いかなあ…スピードもあって主力となってほしい選手なので、5区ならばもう少し上位で走ってほしかったところ。


6区の齋藤は区間18位とこちらも苦しい走りに…箱根予選で7位通過を果たしたとは言え、勝負レースの経験も少ない選手が多いですし、なかなか3大駅伝初出場で結果を残すのは容易ではないです。7区のオニエゴは区間3位と上々の走り、本当に下級生の頃を思えばよくぞここまで…それだけ努力を重ねてきたということでしょう。ここまで来たら、箱根でも走りを見てみたいです。


8区の森山は区間8位とさすがの走り、箱根予選からもさらにコンディションを上げてきた感じかな?オニエゴが総合順位は16位のままでしたが、前との差を詰めた走りを活かして総合13位と3つ順位を上げてのフィニッシュとなりました。

箱根に向けて

チームとしての箱根経験者は森山しかおらず、渡邊が前年度に関東連合で9区に出場しています。往路を任されるであろう選手としては、全日本1区で好走した瀬戸、8区で好走した森山、そしてオニエゴがムルアの留学生の3人は可能性が高そう。先述の通り、個人的に瀬戸は1区が面白そうと思っていて、2区は留学生か森山ということになるのかなあ。


他の往路候補としては、箱根予選で好走した松倉、橘田、坪井や全日本で上々の走りを見せた新本らになってきそう。ただ、箱根予選・全日本と両方で好走したわけではないのが、やや不安かなあ。箱根10人には当然入ってくるであろう選手です。勝負レースで実績のある選手が今年度の箱根予選か全日本しかほぼ無く、全日本に出場した8人は箱根予選にも出場しているため、箱根予選に出場した12人はそのまま箱根出場を争う選手ということになりそう。


箱根予選12人中6人が4年生であり、齋藤や日影、大迫や遠藤といった選手は復路を争うことになるのかなあ。最近は少なくとも4年生が2人以上は復路を任されており、今回もそうなりそう。箱根予選12人以外で箱根出場の10人、箱根16人を争うであろう選手としては…


4年生は、1万で29分7秒を持つ田矢がいますが、これまで箱根も箱根予選もエントリーさえされていないのが気になるところ…1万で29分37秒を持つ吉田や29分40秒を持つ黒木らもいるのですが、3大駅伝・予選会のエントリー経験が1度も無いことを考えると厳しいかな…荒井や安藤といった箱根予選経験者もおり、4年生が16人エントリーのうち相当数を占めることは間違いないでしょう。


3年では、やはり渡邊の状態が気になるところ。万全の状態であれば、関東連合での出場に続いて2年連続出番もありそうですが。。。他の選手は現状はちょっとメンバー入りは厳しそうかなあ…2年ではムルアの状態ですよね。最悪、走れなくてもオニエゴが十分役目を果たしてくれそうなので、以前ほど絶対的な存在ではないかもしれませんが、そのスピードはやはり魅力的です。


1万で29分47秒を持つ篠原や29分48秒の星野、30分5秒を持つ小野寺はいずれも全日本の16人に入っており、箱根でもメンバー入りを当然争うことになりそう。箱根予選経験者では他に木山がいますし、5千のベストならば伊東、都築という14分21秒の高校ベストを持つ2人がこの学年では上位なんですよね。高校時代に持ちタイムの良い選手の巻き返しにも期待したいところであり、2年生も着実に選手が揃ってきています。


ルーキーでは新本が抜け出た存在となっていますが、北村は1万で29分39秒をマークして全日本メンバー入り、この学年で高校ベストトップの嶋津もいます。箱根予選前と同様に勝負レースの経験がある選手がそもそも少ないために戦力が読めないですよね…箱根でも苦しい戦いにはなると思いますが、主力を欠きながらも箱根予選を通過したのは大きな自信になったと思いますし、まずは再びは箱根を走れる喜びを噛み締めつつ、箱根予選のような粘り強い走りを本戦でも見せて欲しいです!!

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