第63回関西実業団対抗駅伝結果 ~NTT西日本が1区からトップを譲らず完全優勝~

11月15日は中部、関西、中国でそれぞれ実業団対抗駅伝が行われ、ニューイヤー駅伝に進むチームが決まりました。今日は関西実業団駅伝の結果をチームごとに見ていきます。ニューイヤー駅伝への枠は5枠であり、実質6チームで争うことになりました。大塚製薬までが出場、大阪府警は2分半届かずに、残念ながら予選落ちとなってしまいました。レース結果はこのようになっています。

1位:NTT西日本

1区の堅物が区間2位と3秒差ながら区間賞の走り、さらに2区で外国人選手を起用したのはこのNTT西日本だけなんですよね。ワンブィが区間賞の走りで後続との差を引き離しました。その後も3区の小松、5区の竹ノ内、6区の大塚が区間2位、4区の渡邊、7区の山本が区間3位と誰一人として区間4位以下にならない安定した走りで見事に優勝となりました。


いわゆる箱根のスター選手がいるというわけではなのですが…いずれも大崩れしないしぶとい走りを見せる選手たちという印象、勝負レースではこういう選手が頼りになりますからね。他地区の実業団トップ通過チームに比べると、戦力的にやや厳しいのは否めませんが、関西トップのチームとしてニューイヤーでも活躍を見せてくれれば。

2位:住友電工

1区の村本が区間4位とトップと7秒差の好スタート、2区の坂口が区間2位でまとめると、3区中村が区間5位も4区のルーキー阿部が区間賞の走り、最長区間の5区高田も区間4位で粘り、6区の永山が区間3位、そして7区伊藤が区間賞タイの走りで総合2位となりました。坂口、阿部、永山と大学時代の実績は豊富ながらも4年時に苦しんだ選手が多かったですね。阿部は箱根には合わせて区間新記録でしたが…


坂口や永山が実業団に進んでまた元気な走りを見せてくれているのは嬉しい限りです。ニューイヤーでも良いところまでいきそうな戦力ですが、これだけ日本人選手が揃っていると、外国人選手がいても良さそうな気が…

3位:SGHグループ

1区の林が区間6位もトップと15秒差、2区の橋爪が区間3位でまとめると、3区の八巻は区間6位と苦しい走りで総合でも6位まで順位を下げることに。しかし、4区の千葉が区間2位の走りを見せたのが大きく、最長区間を走った湯澤も区間3位でまとめ、6区の鈴木が区間賞、7区の橋詰も区間賞という走りで総合3位となりました。前半はやや出遅れましたが、終盤の連続区間賞など後半はいずれも区間3位以内の走り、青学OBの二人が好走を見せました。SGHも有力選手が着実に加わってきています。ニューイヤーがますます楽しみになってきますね。

4位:大阪ガス

1区の中村が区間5位もトップとは12秒差、区間2位の今崎が区間4位、3区の野中が区間賞の走りで総合2位に浮上、4区の辻横が区間5位、そして最長区間の坂東が区間6位に留まったのがちょっと苦しかったです。それでも6区の辻村、7区の岩崎が区間4位でまとめ、総合でも4位でのニューイヤー出場を決めました。箱根出場組の選手が多い中、大阪ガスは圧倒的に関西勢が多いですね。野中は全日本などでも活躍を見せた選手ですが、関西の大学で成長を遂げた選手が実業団でも活躍しているのは良いですね。

5位:大塚製薬

1区の國行が区間3位と好スタート、2区の宮木が区間6位も3区の岩佐が区間3位、4区の秦も区間4位でまとめると、最長区間の5区で上門が区間賞の走り、それも区間2位に39秒もの差をつけるダントツの区間賞でチームは2位に浮上、6区の奥谷、7区の森田はともに区間5位にとどまり順位を下げましたが、それでも総合5位は死守してニューイヤーを決めました。全体的には苦しい走りでしたが、やはり最長区間の区間賞が効果的でした。上門は本当に頼りになる選手です。

6位:大阪府警

1区の永信が区間2位と好スタート、2区の比夫見も区間5位、3区の柴田も区間4位で粘りましたが、4区の源が区間6位に…総合6位と7位は26分も離れており、ニューイヤーを狙うチームにおいて区間6位は最下位のようなものですから。5区の谷原は区間5位も出場を争う大塚製薬とはこの区間だけで1分17秒をつけられていますから、これは痛かった…6区藤山、7区米田も区間6位に沈み、総合6位で出場には届きませんでした。3区までは十分に戦えていただけに、残念。。。

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