第97回(2021年)箱根予選 戦力分析 ~国士舘大学~

本日は国士舘大学の箱根予選に向けての戦力分析を行います。前回の箱根予選では、エースのヴィンセントが大きく稼ぐ一方、9番手でも134位と中堅どころも粘って8位での通過を果たしました。本戦では、1区で最下位と出遅れると、その後は最も良かった順位が16位…以前よりは最下位に近い区間は減ったものの、総合では19位と4年連続出場はいずれも総合18位以下と苦しい戦いが続いています。箱根予選にエントリーされた14人の持ちタイムは以下のようになっています。

留学生は2人いますが、ギトンガは外れてしまいました。現状はヴィンセントの方が明らかに力があるので仕方ないですが…前回の箱根出場者は全部で7人おり、5人(ヴィンセント、長谷川、曽根、清水拓、清水悠)がエントリーされています。1区を走った荻原、10区を走った孝田の二人が外れました。孝田は10区14位で走った選手、荻原も主要区間の1区を任されるほどですから、二人が外れたのは痛いです。


前回の箱根予選を走った選手となると、チーム最下位だった小早川が唯一外れています。こうしてみてみると、エントリー漏れが気になりそうなのですが…10月3日に行われた1万mの記録会で29分台のベストを出した選手が14人中7人エントリーされているのは心強いです。最も良かった選手が29分22秒、最も悪かった選手でも29分47秒のベストですから、安定しています。セカンドベストの29分台で加藤、長谷川、福井と3人が走っていますので、今月に好走している選手が10人いることになります。

さらに、今年度5千で14分3秒を出しているルーキーの山本龍、14分9秒を出している曽根、1万で27分39秒を叩き出したエースのヴィンセントも含めると、いくら自前の記録会を有しているとはいえ、今年度にこれだけ自己ベストを出した選手が揃っていることも、揃ってエントリーされていることも珍しいです。国士舘の評価を大きく高めるデータと言えそう。


逆に不安になる要素としては、4年連続で箱根予選を通過している国士舘ですが、その順位は9→7→9→8位と4年連続で下位通過、中位以上で通過したのは2011年の3位通過まで遡ります。ヴィンセントは前年度同様に大きく稼いでくれるでしょうが、続く日本人の主力たちが大きな貯金を期待出来るかというと未知数な部分が大きいです。実際、日本人1位だったのは74位だった清水悠で、箱根予選を2桁順位で走った経験があるのは他に95位だった木榑だけですからね。

皆さんの順位予想、現時点では6位となっています。ここ最近の通過順位を上回って中位通過も狙えるという評価です。これは先述の通り、10月の記録会で好走していることが大きいでしょう。今年度一度も姿を見せていない選手が多いよりも、直近で好走している方が評価は上がるでしょうし、しっかりと走れた選手がそのままエントリーされていますからね。私としては、今年度もボーダーを争う大学の1校という位置付けではありますが、例年に比べるとやや通過が有力寄りなのかなあと思っています。


これだけタイムを伸ばしてくるとなると、前回よりも2桁順位で走る選手はさらに増えることも期待できそうです。そんな選手たちの中から日本人エース候補となるよう選手が台頭してくれれば、中位通過も狙えそうかなあ。過去4大会、戦力的に通過も厳しい時にも、集団走できっちりとまとめて通過してきたのも心強いですよね。年々厳しさを増してきた箱根予選の通過の仕方を知っていると言えばよいでしょうか。今年度もエースの稼ぎと主力の走り、そして中間層の粘り強さできっちりと箱根予選を通過し、本戦で1つでも上の順位を狙って欲しいです!!

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