日本インカレ2020 長距離種目エントリー雑感

お久しぶりです。前回更新したのが7月21日なので、40日ほど空いてしまいました。。。過去最長でブログを更新しなかったですね…トラックシーズンの記録会がほとんど中止となり、個人的にメインの関東インカレも全日本予選もなかったですからね。。。そんな中、日本インカレが9月11~13日に行われ、エントリーも発表されましたので、見ていきます。

~1500m~

1組は、持ちタイムの良いルーキー、明治の馬場、立教の服部、中央の山田らがいますね~馬場や服部は中学時代から中距離で活躍していましたし、高校でも活躍した選手が揃っています。持ちタイムでは、非関東勢、鹿屋体育大の小林が3分43秒、広島経済大の大竹が3分44秒と上位の資格タイムを有していますね。1500mで実績のある早稲田の半澤、箱根で大活躍した日体大のエースである池田らもこの組に揃っています。


2組は、資格タイムトップが明治の佐久間で3分43秒、1500mでの実績では順大の野口がNo.1ですかね。3年連続で関東インカレ or 日本インカレで入賞していますし。上級生になって、長い距離でも結果を残すようになりましたね。また、こちらも非関東勢で北大の高橋が3分44秒の資格タイムとなっています。ルーキーでは早稲田の柳本が高校時代の実績で抜けていますね。


3組は、何と言っても前回王者で3分38秒を持つ東海の飯澤が抜けていますよね。というか、優勝候補筆頭ですよね。正直、万全であればなかなか負ける姿は想像できないですね。持ちタイムも抜けていますが、実績も抜群です。3分45秒を持つ順大の原田、東国大の前川が持ちタイムで続き、実績も豊富ですね。ルーキーでは、3分46秒を持つ早稲田の菖蒲が上位ですね。トラックでもロードでも活躍を見せています。勝負レースの実績では、日大の樋口、明治の前田、皇學館の川瀬らが経験豊富ですね。

~5000m~

留学生が大量8人エントリーされている5000m,このメンバーが全員出場したとすると、日本人が入賞を果たすのも容易ではないですね。最も、1万mよりは遥かに少ないのですが…なかでも、東国大のヴィンセント、駿河台のブヌカ、桜美林のキサイサらが抜けていますかね。日本人選手で個人的に最注目は中央のルーキー吉居ですね。走るたびに自己ベストを更新ですでに13分28秒を有していますし、勝負レースでもその走りを見せられるのかが楽しみすぎます。


ルーキーは他に駒澤の2人、鈴木芽吹と花尾が出場します。こちらもともにホクレンで好走していますし、どこまで食らいつけるかも楽しみ。他に実力者では…13分33秒を持つ東海のエース格である塩澤、13分37秒を持つ青学のエース格である吉田、13分36秒を持つ皇學館の川瀬らが持ちタイムも上位ですし、トラックでの実績も豊富ですね。特に吉田は2年連続この種目で3位表彰台に上がっていますし。他にも、国学院のエース候補である中西大や明治のエース格の1人である小袖、立命館も山田、吉岡ら実力者が揃いますし、ハイレベルなレースとなりそう。

~10000m~

留学生は5000mを上回る13名がエントリーされている1万m,全部でエントリーが25人ですから、半分以上が留学生というのが凄いですよね。。。27分台の資格タイムは4人おり、国士舘のヴィンセント、東国大のヴィンセント、桜美林のキサイサ、駿河台のブヌカらが揃います。5000mとダブルエントリーの選手も多いだけに、両方出場するかはわかりませんが…この4人はそのまま優勝候補ですよね。ハイレベルな優勝争いが繰り広げられることになりそう。


日本人選手では、前回この種目で4位に入っている国学院の藤木がさらに力をつけて大学長距離界のトップクラスの選手になりましたし、持ちタイムトップの28分13秒を持ち、3大駅伝でも大活躍を見せた駒澤の田澤がいますね。さらに、早稲田のエースである中谷、5千とダブルエントリーである東海の塩澤もおり、28分30秒切りのベストを持つこの4人がそのまま日本人トップ争いをしそうかなあ。


他にもルーキーイヤーに活躍を見せた2年生のエントリーが多く、箱根2区でいきなり爆走を見せた青学の岸本や日大の樋口、早稲田の鈴木ら実績豊富な選手がずらっと揃います。明治の鈴木聖人、手嶋とチームを牽引する3年生コンビも楽しみですし、復活を期す東洋の西山など本当に実力者揃いですよね~留学生がやはり強いとは思いますが、そこにどれだけ日本人選手たちが割って入れるかも楽しみです。

~3000m障害~

1500mは東海の飯澤がずば抜けていますが…3000m障害では順大の三浦でしょう。私もホクレンは配信をみていましたが…8分19秒という日本歴代2位&学生記録を叩き出し、キプラガットを上回る走りはまさに驚異的…高校時代から高校記録をマークするなど高校では別格でしたが、大学でもその強さを存分に発揮しているどころか、さらなる成長を遂げていますよね…よほどのことが無い限りは三浦の優勝なのでは?と思うほどに印象的な走りでした。


資格タイムで続くのは8分41秒を持つ早稲田の吉田、日本インカレや関東インカレで何度も入賞し、去年は関東インカレで表彰台に上がるほどですし、実績でも抜けていますよね。表彰台に上る可能性も十分あるのでは。ルーキーも楽しみな選手がいますね。まあ、三浦もルーキーではありますが…同じ洛南出身である諸富に北村と早稲田はルーキーコンビも含めて3人がエントリー。8分51秒を持つ青学のルーキー小原は資格タイムで3番手、8分59秒を持つ立教の内田もいます。立教のルーキーは本当に粒ぞろいですからね…


ルーキーが揃う一方で医学部6年である筑波の川瀬もエントリーされていますね。筑波の箱根出場に大きく貢献した選手、忙しいでしょうが6年となっても元気な姿を見せてほしいなあ。また、大学院1年である千葉大の今江や大学院2年である神戸大の藤田らもエントリーされており、バラエティに富んだエントリーとなりました。

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