東京国際大学 新年度(2020年度)戦力分析

続いては、東京国際大学について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:13人、3年:3人、2年:5人、1年:2人となっております。4年生の人数が凄いですね。4月時点で1学年13人というのはほぼ無いのでは・・・その一方で3年生が3人というのはちょっと少なすぎですかねえ。学年のバランスはちょっとバランスが悪いかなあ。東国大もですが、なかなか大学のHPが更新されず、新入生情報があまり入ってこないですね。さらに、大学駅伝春号も発売延期?になったのでなおさら・・・

 

4年生

先述の通り、13人登録されていますが、前回の箱根に出場したのは佐伯だけなんですよね。1学年上の伊藤世代が強かったのもありますが…佐伯はこの学年で唯一3大駅伝を2度経験し、前回の箱根でも4区を任されていますからね。今年度も主力の1人となってほしいところ。3大駅伝経験者では、1年時に渡邉和、2年時に加藤純が箱根を走ってはいますが、いずれも3年時は3大駅伝にエントリーされておらず、気になるところです。


3大駅伝経験者こそ3人ですが、予選会となると、前回の全日本予選で1組6位と好走した内田、1組18位で走った熊谷がいますし、箱根予選で108位で走っている杉崎、168位だった草場ら経験者は多いです。持ちタイムでは、1万で28分51秒を持つ中島、ハーフで64分9秒を持つ栗原、64分15秒を持つ荒井らも揃い、最終学年となって一気に出番が回ってきてもおかしくないですね。

3年生

芳賀が前回の箱根では8区5位、1年時も7区6位と抜群の安定感を見せており、この学年の中心選手ですね。1万mも29分7秒まで縮めてきていますし、今年度は主要区間への抜擢も十分有りえそう。その一方で他の選手となると3大駅伝・予選会の経験者はおらず…會田が1年の全日本予選、箱根にエントリーを果たしたくらいです。その會田も2年時はエントリーがありませんし、やはり芳賀が一人抜け出している状況なんですよね。渡邊正が1万で29分23秒をマークしてトップ10に入ってきたりもしていますし、上級生となって戦力となる選手が1人でも増えてきて欲しいところ。

2年生

今年度のチームの中心は2年生となるかもしれません。留学生コンビのヴィンセント、ムセンビは驚異的な強さを誇り、箱根で59分25秒を叩き出したヴィンセントは度肝を抜かれる走りでした。ムセンビは全日本で最長区間の8区で区間賞とこちらもさすがの走り、二人実力者がいる安心感がありますね。


日本人選手では、5千で14分ジャストのベストを持つ山谷が全日本で1区14位、丹所は箱根予選で50位、箱根でも1区13位と素晴らしい走りでチームの躍進に貢献しました。ともに日本人エースとなってもおかしくない素質を秘めていると思いますし、走りでチームを引っ張っていって欲しいところ。さらに、5千で14分21秒を持つ大上は箱根6区に抜擢されて区間17位で走っています。3大駅伝経験者がすでに5人おり、日本人選手も実力者揃いなのが楽しみですね。

1年生

川畑が5千で14分13秒、加藤優が14分17秒の高校ベストを持ち、ともに持ちタイムでトップ10に早速入ってきていますね。川畑は都大路でも3区14位と上々の走りを見せており、大学でも早速活躍してくれそうな期待感がありますね。


他には14分20秒台のベストを持つ清野、吉田らがおり、14分30秒台は田中一人しか判明していませんが、14分40秒台にずらり、1月の時点ですでに19人が判明しているんですよね。毎年20人ほどの選手が加わり、そこから抜け出す選手も出てくるのが東国大のパターン、まだ持ちタイムは目立っていなくとも、1年目から台頭してくる選手もいるでしょうし、伊藤世代が抜けた穴を少しでも多く埋めていって欲しいものです!!

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