中央学院大学 新年度(2020年度)戦力分析

続いては、中央学院について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:5人、3年:8人、2年:2人、1年:1人となっております。現時点で16人しか登録されていないのは、かなり少ない印象です。3年生が多い一方、4年生と2年生がちょっと少ないんですよね。その一方で主力も揃う少数精鋭という状況かなあ。

4年生

前回の箱根は欠場となってしまいましたが、28分36秒のベストを持ち、3大駅伝にも前回以外はフル出場を果たしている高橋がエースの1人ですよね。1年時からずっと主要区間を担ってきた選手ですし、最終学年となった今年度は万全の状態で過ごして欲しいところ。前回の箱根では、3人が出場を果たしています。畝は3大駅伝デビューながら5区8位と好走、山を好走したのも大きいですが、持ちタイムも面白いように伸ばしていますし、平地も楽しみです。


戸口も3大駅伝デビューで主要区間の3区を任されて区間15位、1万では29分12秒ですが、ハーフは箱根後に61分55秒まで伸ばしているんですよね。こんなタイムを見ると、期待せずにはいられませんね。石綿は5度目の3大駅伝出場、2年連続で10区を任されましたが…区間18位に沈みチームもシードを逃す悔しすぎる結果となってしまいました。その悔しさを晴らす走りを見せて欲しいなあ。

3年生

一気にエース候補として台頭してきたのが栗原、出雲では5区20位に沈んでしまいましたが、1万で28分35秒をマーク、箱根ではハイペースの1区で5位と素晴らしい走りを見せました。ハーフも62分48秒まで箱根後にタイムを縮め、最も楽しみな選手の1人ですね。3大駅伝フル出場を果たしているのは吉田、出雲は2年連続で一桁順位ですが、全日本、箱根は全て区間14位以下となかなか結果を残せていないのが気がかり…上級生となって結果も求められることとなりそう。


3大駅伝の経験では栗原、吉田の2人が抜けていますが、1万で29分1秒、全日本予選で2組14位で走っている小野、1年の出雲に出場し、全日本予選で1組3位で走っている青柳らが続きます。ともに、長い距離となるとまだ目立った実績は無いだけに、今年度さらに台頭してきて欲しい選手たちです。1万のタイムでは29分25秒の加瀬、29分29秒の糸井、29分30秒の松井らが持ちタイムが良いですし、選手はやはり揃っていますよねー。後は、どれだけ勝負レースで結果を残せるかが大事になってきますね。

2年生

現在登録されているのは2人ですが…小島は1万で28分42秒のベストを持ち、出雲でも2区5位と3大駅伝デビューで上々の走りを見せています。出雲、全日本はエントリー止まりだったのは残念ですが、やはり3大駅伝で結果を残しているのは大きく、エースになっていって欲しい選手の1人です。昨年度、最もインパクトを残したのは武川でしょう。もう何度も取り上げてはいますが・・・本格的に陸上を始めたのが大学からという状況、それでいて、1万で29分24秒を叩き出してびっくり、箱根では6区を任されて区間5位は本当に衝撃的でした。


二人ともルーキーながら大活躍でしたし、2年目となってさらなる活躍が期待されます。続く選手はまだまだこれからという印象ですが、1万の持ちタイムを見れば、29分40秒台で中島、米山、川田、鈴木、金井、鞍野とズラーッと早速タイムを伸ばしている選手がいますし、ここから抜け出す選手が1人でも多く出てきて欲しいですね。

1年生

5千で14分7秒のベストを持つ伊藤が早速持ちタイムでトップ10に入ってきていますね。都大路の1区でも区間17位と上々の入りを見せていますし、即戦力として期待出来るのではないでしょうか?中央学院も比較的安定して1人は即戦力候補が入ってきますよね。そして、実際に候補ではなく即戦力として活躍するのがすごい。。。伊藤も活躍してくれるのではないでしょうか?


他には、14分25秒を持つ川崎、14分26秒を持つ西田が続き、14分30秒台も揃っていますね。持ちタイムや実績では伊藤が抜けている状況ではありますが、 即戦力と思っていなかった選手が活躍することも多いのが中央学院ですし、期待せずにはいられません。

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