駒澤大学 新年度(2020年度)戦力分析

続いては、駒澤大学について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:7人、3年:4人、2年:6人、1年:3人となっております。2,4年生がチームの主力となるであろう一方、3年生のさらなる台頭と新入生の即戦力も期待されます。

 

4年生

前回の箱根経験者が5人残るチームの中心となる学年ですね。その中でも好走を見せたのは小林と小島、小林は3大駅伝フル出場ですべて区間5位以内と高いレベルで安定した走りを見せましたし、小島も故障で出遅れたものの、箱根では4区5位としっかりと合わせてきてくれました。まずはこの二人がエース区間を担うこととなりそうかなあ。

ただ、確実に走ってくれるであろう二人と比べると、チームの鍵を握るのは残る3人かもしれません。5区を走った伊東、8区を走った加藤、9区を走った神戸らはいずれも二桁順位に沈んでいるんですよね。3人共持ちタイムを考えれば小林や小島に負けない走りを見せてほしいのですが・・・加藤は2年連続の箱根二桁、神戸は全日本に続いての二桁順位と厳しい結果になっています。さらに、ハーフで62分台を持つ小原もいますし、選手は最も揃っていると言えるでしょう。後は、勝負レースで結果を残すだけかなあ。

3年生

4年生と違って最も苦しんでいるのがこの3年生かなあ。3大駅伝経験者は石川が箱根を1度走ったのみ、持ちタイムでも実績でもこの学年で石川は抜けた存在となり、上級生となって主力として計算出来そう。ただ、続く選手が現状は全くと言っていいほど出てきておらず・・・1万で29分31秒を持つ大西、ともにハーフで64分40秒台のベストを持ち、1年の箱根にエントリーされた花崎、2年の箱根にエントリーされた佃らがいますが、まだ3大駅伝出場となると遠そう・・・花崎、佃はともに1万ではまだ30分台ですし、大西も3000m障害で好走したくらいかなあ。。。


ただ、上級生となってきて、さすがにそろそろ石川以外にも3大駅伝へのエントリーではなく、出場出来る選手が出てきてほしいですよね。前後に強い選手が揃う学年なだけに大変ではありますが、そんな中でも台頭してくれれば。

2年生

今年度のエースはと言われると、田澤ということになるでしょう。3大駅伝すべてで主要区間を任され、全日本の7区区間賞を始め、全て3位以内ですからね。持ちタイムも5千、1万とチームトップを有しており、絶対的エースとして、他大のエースに負けない走りをみせてくれれば。3大駅伝経験者こそ田澤だけですが、他にも楽しみな選手が揃っています。


ハーフで63分14秒のベストを持ち、全日本、箱根ともにエントリーされた山野、5000mで14分2秒を持ち、3大駅伝全てにエントリーされた酒井は今年度の3大駅伝出場はかなり可能性が高そう。他にも、1万で29分13秒を持つ小野は箱根にエントリー、5千で14分9秒を持ち、全日本にエントリーされた中島、ハーフにエントリーされた皆木と誰が出てきてもおかしくないですよね。田澤に引っ張られてエースだけではなく選手層も揃う学年となっていく期待が出来そう。

1年生

5千で13分56秒を持つ鈴木は、都大路1区でも7位と素晴らしい走りを披露、1区で好走した選手は即戦力として大学で活躍することも多いですし、期待は大きいです。5千のトップ10は鈴木だけですが、1万では29分6秒を持つ花尾、29分36秒を持つ唐澤の二人が1万でトップ10入を果たしていますね。特に唐澤は都道府県対抗でも4区区間賞と快走を見せており、楽しみな選手です。


トップ10に入らない選手も粒ぞろいなのが今年度の新入生。赤星、赤津、安原らは都道府県対抗でも好走を見せていますし、白鳥も3年時は苦戦したものの、2年の都大路は1区区間賞と驚異的な実績を誇ります。中洞も都大路で1区19位で走っています。駒澤の歴代新入生の中でもトップクラスの選手が揃うだけに、同学年で切磋琢磨して大学でも伸びていって欲しいです。

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