国士舘大学 新年度(2020年度)戦力分析

続いては、国士舘大学について、新年度の戦力を見ていきます。2日に1度は更新出来ると良いかなあ・・・登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:8人、3年:10人、2年:6人、1年:3人となっております。当然、上級生の人数が多いのですが、それ以上に気になるのは、1年生が3人入ってきていることですよね。これだけ実績のある選手や持ちタイムが良い選手が入ることが、国士舘は正直少ないですし、期待せずにはいられません。

 

4年生

ギトンガももう最終学年ですねえ。ヴィンセントが入学してからは全日本予選しか出場がなく、なかなかに厳しい状況が続いています。最終学年となってチャンスを掴めると良いのですが・・・箱根経験者は加藤、曽根、孝田と3人いるのはこの学年の強みですね。特に曽根と孝田は3年生になってグッと力をつけてきており、箱根でも結果を残していますからねえ。いわゆるエース級という感じでは無いかもしれませんが、チームを支えてくれるであろう存在です。


杉本も箱根予選を経験している選手ですねえ。ここらへんの選手がこの学年の中心となってきそう。他の選手となるとハーフの持ちタイムも68分以降ということで、なかなかに厳しそうですが・・・最終学年となって新たに台頭してくる選手にも期待したいところかなあ。

3年生

チームのエースであるヴィンセントも3年生になり、引き続きその圧倒的な走りでチームを牽引していって欲しいですし、してくれることでしょう!!となると、続く日本人選手に期待したいところなのですが、やや苦戦気味かなあ。もちろん、箱根1区を任された荻原、3区を任された長谷川、7区を走った清水拓らがいるのですが、最も良かったのが7区16位だった清水拓ですからねえ。正直、荻原も長谷川もまだ主要区間を走るには力不足という印象は否めず・・・箱根での経験を糧に一気にエース級になってくれると良いのですが。


持ちタイムでは、ハーフで64分12秒を持つ木榑が箱根予選でもきっちりと走り、3大駅伝出場も近そう。さらに、三代が64分33秒で続き、ともにハーフで65分11秒を持つ小早川、島村もまずまずのタイムを有していますからねえ。3大駅伝経験者にそこに続くであろう選手も複数いて、今年度チームの中心となるのは、やはり3年生なのかなあと思わせる戦力が揃っています。

2年生

箱根予選でチーム2番手、箱根でも8区13位で走っている清水悠がまずは中心となってくるでしょうか。入学時はそれほど目立った存在ではなく、1万もまだ30分台なのですが、それ以上に期待出来そうな選手なのが心強い限りですね。綱島も箱根予選ではチーム6番手と上々の走りを見せていて、箱根に出場してもおかしくない選手です。ともに1年目からハーフで結果を残しているのは、今後を見据えても期待出来そう。


その2人を5千で14分10秒、1万で29分44秒と両方上回るのは福井、ハーフも65分台まで伸ばしてきており、箱根予選も箱根もメンバー入りを果たしているのは楽しみですね。5千で14分21秒を持つ丸山や1万で29分51秒を持つ中嶋らもおり、この学年も密かに粒ぞろいなんですよねー。こういう学年は切磋琢磨して、強くなっていきそうなのが楽しみです。

1年生

冒頭でも話したとおり、遠入に注目せずにはいられません。都大路でも1区11位と好走、都道府県対抗では1区3位ですからね。5千こそ14分16秒ですが、このタイムを遥かに上回る実力を有しているのは疑いようがなく、正直1年目からエースとして活躍してくれることを期待してしまいます。遠入を持ちタイムで上回るのが山本、14分9秒というタイムはなかなか14分30秒切りの高校生も入らないチーム状況においてはビックリのタイムですし、持ちタイムに比べると実績はまだまだかもしれませんが、そのスピードは魅力です。


14分25秒を持つ山下も持ちタイムで早速トップ10入りということで、1年生が3人入ってきました。他にも14分30秒台が複数人いますし、ゆくゆくはエースも選手層も揃う学年となっていってほしいですね。それくらい、楽しみな選手が揃う学年となっています。

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