2019年度 1万m持ちタイム遷移 ~その1~

5千に続いては、1万mでも2019年4月1日(今年度開始)、2019年2月24日(今年度最終版予定)、2020年4月1日(来年度開始)の3つのポイントで持ちタイム遷移を振り返りつつ、来年度の戦力を見ていきます。1万で良いタイムを持っている新入生も結構多いんですよね。来年度には新入生の持ちタイムももちろん加算されています。まずは、現時点での順位が17~24位の8校について・・・

大学名 2019年4月1日 2020年2月24日 2020/4/1(予定)
中央大学 8位 29:16.19 17位 29:04.89 13位 29:12.16
山梨学院大学 20位 29:40.30 18位 29:06.65 10位 29:10.54
大東文化大学 21位 29:40.75 19位 29:12.49 21位 29:29.62
法政大学 18位 29:33.88 20位 29:14.26 22位 29:33.72
拓殖大学 22位 29:41.49 21位 29:14.94 19位 29:23.05
国士舘大学 19位 29:36.64 22位 29:22.73 20位 29:26.30
上武大学 23位 30:00.84 23位 29:37.10 23位 29:43.59
筑波大学 24位 29:40.47 24位 29:46.21
17位:中央大学

今年度はじめは8位だった中央ですから、9位も順位を落としたことになりますね。10番手でも29分18秒というタイムは魅力ですし、トップ10のうち6人がベストを更新してはいるのですが、28分台は3人しかいなかったこともあり、それほどタイムを伸ばせなかったかなあ。来年度は13位ということで現時点からは4つ順位を上げることになります。


28分台の舟津、二井が抜けますが、 4年生でトップ10は二人のみ、そして来年度いきなりトップ10に入る新入生はいませんが、10番手でも29分22秒ということで、新年度の10番手としては上出来のタイムを有しているんですよね。となると、やはり求められるのは抜け出たエースの存在ですかね。中山、堀尾のような存在+選手層の厚さがあれば、盤石なのですが。

18位:山梨学院大学

今年度開始時点では20位でしたから、2つ順位を上げてきたことになります。34秒も更新しているんですよね。新入生のムルアを始め、森山、オニエゴが28分台、田矢が29分7秒などトップ10のうち9人が自己ベストを更新しているのが大きいです。ただ、箱根予選落ちとなってしまった大学の場合、駅伝シーズンにトラックに出場してタイムを伸ばしてくるのも考慮に入れないといけませんが。


来年度は10位ということで、一気に8つも順位を上げることに。山田、首藤が抜けますが、10番手でも29分38秒ということで、タイムはわずかに4秒しかダウンしないことになります。ただ、その一方で長い距離に実績のある選手が少ないのもまた事実・・・1万の持ちタイムは良いだけに、後はどれだけハーフで戦える選手が出てくるかが大事になってきそうです。

19位:大東文化大学

今年度はじめは21井でしたから、2つ順位を上げてきたことになります。1年生がトップ7のうち4人を占めるなど、ルーキーの台頭も目立ちましたね。トップ10のうち8人が自己ベストを更新してきています。ただ、その一方でダブルエースの2人である川澄、奈良だけが更新できなかったというのが、ある意味今年度の大東大を象徴していたのかも・・・


来年度は21位ということで再び2つ順位を下げることに。やはり28分台が2人抜けるのは大きいですよね。その一方で決して選手層が厚いわけではなく、10番手は30分2秒と30分切りが10人いない状況ですから…来年度はエースが抜けて相当厳しくなるわけですが…選手が揃う現1年生のさらなる成長に期待かなあ。1年と2年ではやはり経験値も長い距離への強さも違ってきますし。

20位:法政大学

今年度はじめでは18位でしたから、2つ順位を落とすことになります。まあ、法政大学は記録会への出場にあまり積極的ではないですからね。鎌田、青木らが28分台をマークしては来ましたが、中堅どころがあまり1万のタイムを伸ばすことはなく、10番手でも29分38秒に留まっています。来年度は箱根予選出場もありますから、箱根出場のタイムをマークするためにも、積極的に1万mには出場してくるはず…そこで、どれだけタイムを伸ばしてくるかかなあ。


来年度は2つ順位を落として22位に…佐藤、青木という28分台ランナー二人を含むトップ10のうち6人が抜けることになりますから、持ちタイムも19秒と大きく下げることになります。来年度は28分台は鎌田1人、29分半切りも2人しかいませんからねえ。もちろん、持ちタイム以上の力を持つ選手はズラッと揃っていますし、逆にここからどれだけタイムを伸ばせるかも楽しみです。

21位:拓殖大学

今年度はじめは22位でしたから、1つ順位を上げることに。レメティキが27分51秒、赤崎が28分27秒とダブルエースが自己ベストを伸ばしてきたのが大きかったですよね。トップ10のうち8人が自己ベストを更新し、10番手も29分40秒と拓殖としては上出来と言って良いところまでタイムを縮めてきています。


来年度は19位ということで2つ順位を上げることに。確かに赤崎が抜ける影響は大きいですが、トップ10のうち抜けるのは2人のみ、さらに来年度の10番手も29分44秒ということで、29分台はズラッと選手が揃っていますからね。ただ、現状ではレメティキが絶対的エースという布陣になってしまいそうですから、求められるのは日本人エースの台頭です。

22位:国士舘大学

今年度はじめは19位でしたから、そこから3つ順位を下げています。トップ10のうち8人が自己ベストを更新と、更新人数だけ見ると上々なのですが、29分30秒切りでのベストとなると、ヴィンセントただ1人…ということもあって、平均タイムは14秒縮めるに留まりました。29分30秒台が、3人、40秒台が4人でのベストでしたからねえ。


来年度は、20位ということで、2つ順位を上げることに。鼡田、加藤とトップ10のうち抜ける4年生は2人のみ、さらに10番手も29分52秒と29分台は多くいることもあって、タイムダウンは4秒に留まっています。しかし、留学生が2人入っていてのタイムですから、箱根予選を見据えると出場可能なのは1人のみ、28分13秒を持つギトンガを外すとなると、一気に平均タイムは10秒下がってしまいますからね。国士舘も日本人エース、選手層の両方が求められることになりそうです…

23位:上武大学

今年度はじめは23位、現時点でも23位となっています。今年度はじめでは筑波はデータがありませんが、おそらく最下位だったはずなので…どちらもブービーということになるかなあ。唯一平均持ちタイムが30分オーバーだったところから、23秒縮めてきたのですが、それでも22位とは15秒差と大差がまだついています。28分台はおらず、29分30秒切りも3人のみという状況を考えると、それもしょうがないかなあ。


来年度は6秒タイムを落とすだけではありますが、23位は変わらずですね。4年生がトップ10のうち佐々木を始め4人抜けますが、岩崎、坂本というダブルエースは健在ですし、10番手は30分11秒ですが、30分切りは9人いますからね。ただ、それでも22位とはまだ10秒離されていますし、エースの台頭の一方で選手層を厚くしなければいけないのは、間違いないですから、まだまだ前途多難かなあ。

24位:筑波大学

今年度はじめはデータがありませんが、現時点では24位と最下位になっています。ただ、タイムとしては23位の上武と3秒差まで縮めているんですよね。トップが29分20秒を持つ金丸ではありますが、10番手でも29分56秒と30分切りは10人揃えてきました。トップ10のうち7人が自己ベストを更新してきたのも大きいですね。


来年度は29分46秒で同じく24位ではありますが…6秒しか下がらずに再び23位の上武とは3秒差をキープすることに。一旦、金丸と川瀬が抜けるとしておりますが、川瀬が来年度も健在ならば、さらに順位は上がることになりますが…10番手でも30分10秒はまずまずですかねえ。4年生の人数が少なかったこともあって、抜ける穴は持ちタイムを見ても大きくはないですし、現有戦力がさらなる成長を見せてくれれば、来年度も楽しませてくれそうです。

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