クロカン日本選手権(2020年)シニア男子10キロ結果 ~國學院の浦野が優勝~

昨日行われた日本選手権、今日はシニア男子10kmについてレース結果を振り返ります。レース結果はこのようになっております。U20に比べると、出場する選手は限られますが、それでも実力者が揃いますよね。クロカンということもあって、ロードやアップダウンに強い選手が上位に入ることが多いかなあ。もちろん、圧倒的な走力で勝つ選手もいますが・・・入賞した選手を中心に見ていきます。

優勝を果たしたのは國學院の浦野、4年時の駅伝シーズンは外すレースは一つもありませんでしたが、一方で圧倒的な強さを見せて区間賞というようなレースも無かったんですよね。本人にとっても物足りないところがあったでしょうが…今回は29分18秒という好タイムで優勝を飾っています。アップダウンの強さは箱根5区でも存分に見せていますし、強いことは分かっていましたが…それでも勝ち切る強さというのが流石ですよね。


2,3位は住友電工の田村和、黒崎播磨の田村友という田村兄弟が入ってきました。田村和は日本選手権で優勝するな活躍を続け、田村友は高卒で実業団という兄とは違うルートを選んでいますが、その成長ぶりは凄まじい限り。実業団の中でも上位に入ってくるような選手となりました。今回は兄が10秒差で上回ったということで意地の走りですね~兄弟で切磋琢磨しているというのが良いですし、競い合ってさらに高みに上って行ってくれれば。


4位には日体大の池田が入ってきました。池田も箱根1区での活躍が記憶に新しいですが、その後にチームは低迷、池田が一人気を吐く状況となりました。来年度は絶対的エースとして君臨することになるでしょうし、その走りでチームを引っ張っていってほしいですね。続けて結果を残してくれたのも楽しみな限り。


5位にはSUBARUの梶谷が入っています。青学OBは2位だった田村和、そして梶谷に8位だったSGHの橋詰と入賞のうち3枠を青学OBが占めることとなりました。やはり、箱根を連覇するような黄金期を作ると、OBでも活躍が目立つようになりますよね。梶谷も橋詰も同期で4年時の箱根では橋詰が1区、梶谷が2区と襷をつないでいる二人です。実業団1年目ではありますが、ともに結果を残してきているのが良いですよね。活躍を続ける後輩に負けじとOBたちの活躍にも期待したいところ。


6位には帝京の島貫が入り、入賞した8人のうち3人が大学生という結果になりました。島貫も今年度の駅伝は出雲・全日本が不出場で箱根も二桁順位と悔しい結果になってしまいましたからね。それだけに、箱根後のレースで結果を残せたというのは、今後に向けても大きいのではないでしょうか?


7位にはカネボウの鈴木が入っています。神奈川大学時代は関東インカレ2部5000mで日本人トップの走りを見せたり、箱根6区でも活躍を見せた選手ですが、実業団でも頑張っているようで何よりです。カネボウも着実に有力選手が入ってきて、再び力をつけてきていますよね。


9位には東海の鬼塚が入り、入賞まではあと一歩という結果でした。黄金世代と言われた東海の4年生の中では3大駅伝に最も出場した選手ですし、他の選手が故障で苦しんだときにも結果を残してきましたね。以前からクロカンでも結果を残していますが、今回はまずまずといったところでしょうか。実業団では大学時代をさらに上回るような活躍を見せてくれれば。


10位にはカネボウの物江が入り、トップ10のうち、1つのチームが入ったのはカネボウだけですね。1500m中心だった高校時代から駒澤では箱根に出場するまでに長い距離でも力をつけてきました。今年に入ってからも1万mで好タイムをマークし、さらに今回のレースでも好走と良い走りを続けていますね。個人でもチームでも活躍が楽しみです。


11位に東海の松崎咲が入っています。箱根での好走も記憶に新しいですが、クロカンでも上々の走りと言えるのでは。来年度の倒壊を背負っていって欲しい選手の1人ですね。現状はトラックよりもロードのほうが強いという印象ですがどちらも戦える選手になってくれれば。