クロカン日本選手権(2020年)U20男子8キロ結果 ~東農大二の石田が優勝~

2021年2月27日

お久しぶりです。学生ハーフを始めことごとくレースが中止・縮小になり、さらに仕事が忙しかったこともあって、激しくモチベダウン中です。。。そんな中でも、本日はクロカン日本選手権が行われましたので、まずはU20男子8kmについてレース結果を振り返ります。レース結果も既に公式で発表されています。入賞した選手を中心に見ていきます。

並み居る実力者を抑えて優勝を果たしたのはまだ2年である東農大二の石田、都大路1区や都道府県対抗5区などでも好走を続けていましたが、強いですね。2位に15秒もの差をつけているのも一際光ります。中学時代の実績は歴代でもトップクラスですが、2年になってからの成長ぶりも著しいです。来年度も間違いなく世代トップを争う選手の1人でしょうし、高校長距離界を牽引していってくれれば。


2位以降の入賞者には3年生の実力者たち、それも同一高校の選手が奇しくも同時に入ってきました。2、3位には八千代松陰の佐藤、石井が入り、ダブル表彰台となっています。佐藤はロードでの実績はNo.1を争うほどであり、石井もトラック・ロードともに積極的な走りで結果を残しています。佐藤は青学、石井は順大と大学でも即戦力として活躍が期待されますが、クロカンでこの走りを見ると、期待はますます高まるばかり。


4位には世羅の中野、7位には同じく世羅の倉本が入り、こちらもダブル入賞となっています。中野は都大路、都道府県対抗と好走を続けていますが、クロカンでもトップクラスの走りを見せるとは…ここ数年は中央に即戦力が多く加入していますが、その中でも中野の実績はトップかもしれませんね。中央復活に欠かせない存在となりそう。倉本は都大路1区で悔しすぎる走り、さらに都道府県対抗は急遽欠場とここまで苦しい状況でしたが、最後にこのクロカンで結果を残したのは大きいですね。青学でも1年目から活躍してくれれば。


5位には洛南の赤星、8位には同じく洛南の三浦が入り、こちらもダブル入賞ですね。赤星は都大路までは正直三浦とはかなり実力差がある印象だったのですが…都道府県対抗の1区で素晴らしい走り、さらにこのクロカンでは直接対決で上回ってきました。高校の最後に連続で全国の舞台で結果を残すとなると、一気に楽しみになってきますね。駒澤大学に進んでもいきなり存在感を見せてくれるかも。三浦は都大路、都道府県対抗はややらしくない走りでしたが、ここではきっちりと入賞してきました。元々、2年時まではずば抜けた実績を見せていましたし、3000m障害の強さももちろん圧倒的です。順大に進むとなると、どうしても塩尻のような活躍を期待してしまう…


6位には倉敷の石原が入りました。石原も都大路、都道府県対抗と強いですよねー。この世代トップクラスの選手であることを改めて示してくれました。最強世代と入れ替わりで東海に進学する石原、あまりにも大きすぎるその穴ですが、まずは石原が即戦力となってくれそう。9位には東洋大牛久の佐藤が入り、入賞まであと一歩となりました。東洋大に進む新入生といえば、松山が一人抜けているかと思いましたが…佐藤もこの駅伝シーズンの活躍ぶりは素晴らしく、松山とともに楽しみな選手となりました。


10番手には秋田工業の2年生、中川が佐藤と同タイムで入っていますね。2~9番手を3年生が締めた中、続いたのが中川ということになります。中川も都大路1区を始めこの駅伝シーズンに入って一気に結果を残してきている選手ですが、ここでも結果を残してくるのはさすがです~来年度、さらなる成長を見せてくれれば~

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