2019年度 4年生特集 ~東海大学~

本日は東海大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で13人登録されています。これまでの全大学、全世代の中でも最も選手が揃ったと言われる史上最強世代、13分台を持つ選手がこの学年だけで11人、この4年間で3大駅伝をそれぞれ1度ずつ優勝を果たしています。特に箱根は悲願の初優勝を果たし、この世代がいなければ成し遂げられなかったものでしょう。チームへの貢献度はまさに驚異的です。

關 颯人

高校ベストは13分51秒、都大路1区区間賞、都道府県対抗で5区区間賞と高校時代の実績はNo.1と呼んで良い選手、1年の4月に1万で28分48秒、日本インカレ5000mで7位入賞、さらに13分41秒を叩き出し、出雲では3区区間賞とルーキー離れした驚異的な走りを見せ続けるなど、前評判に違わぬ驚異的な走りを見せてきた關ですが…全日本はエントリー止まり、箱根ではエース区間の2区を任されるも区間13位と悔しい結果になってしまいました。


2年時は関東インカレ1部5000mで6位入賞、5千で13分35秒、1万で28分23秒、ハーフで63分12秒と大学ベストとなるタイムは全て2年時にマークしています。全日本予選では4組11ともう一歩ではありますが、出雲では6区を任されて区間賞&優勝のゴールテープを切る走りを見せました。ただ、この走りが關が最後に見せたベストレースになってしまったかなあ…全日本では4区を任されて区間6位どまり、箱根もエントリー止まりということに…


3年時は出雲こそ4区2位と上々の走りを見せていますが、全日本では2区4位、そして箱根では再びのエントリーのみで出場ならず…チームは優勝を果たしただけに、本人も走れなかった悔しさは相当にあったことでしょう。4年時は故障の影響もあり…出雲、全日本はエントリーのみ、最後の箱根はエントリーさえならずで、4年間で箱根を走るのがまさか1年のみになるとは思いませんでした…

西川 雄一朗

高校ベストは14分3秒、2年の関東インカレ1部5000mで7位入賞を果たすと、全日本予選で3組8位と上々の走りを見せています。5千でも13分56秒をマークしていますが、全日本、箱根ともにエントリー止まりで3大駅伝出場には至らず…箱根後にはハーフで大学ベストとなる62分42秒をマークしています。2年までは3大駅伝未出場ながら、3年目以降は逆に3大駅伝フル出場となります。


3年時、日本インカレ5000mで4位入賞を果たすと、出雲では1区6位、全日本では1区4位とスターターの役目をきっちりと果たし、箱根では3区7位でチームの初優勝に貢献、4年時には5千で13分55秒、1万では28分30秒と大学ベストをマーク、出雲では2年連続の1区で4位、全日本では2区10位と初めて&唯一の3大駅伝二桁順位となってしまいましたが、最後の箱根では2年連続の3区で6位で走っています。区間3位以内は1度もありませんでしたが、崩れることのない走りでチームを支えました。

小松 陽平

高校ベストは14分20秒、2年の全日本予選で1組トップの快走を見せると、1万mでも28分35秒と素晴らしいタイムをマークしてきました。その一方で3大駅伝はなかなかエントリーさえ果たせず、初のエントリーは3年の箱根まで待つことになりました。ここで出場はなりませんでしたが、ハーフで63分7秒をマークして迎えた箱根で8区を任されると、区間賞&区間新という圧巻の走りでMVPを獲得、チームの優勝に大きく貢献しました。


4年時には5千で13分57秒と自己ベストを更新すると、全日本では1区3位と好スタートを切ってチームの優勝に貢献、最後の箱根では2年連続の8区を任され、2年連続の区間賞を獲得する走りを見せました。3大駅伝には3度と出場した回数は少ないですが、2度の区間賞、残る1度も3位と高い安定感を見せてくれました。

松尾 淳之介

高校ベストは14分11秒、1年時にいきなりハーフで62分17秒をマークすると、箱根では4区で3大駅伝デビュー、ここでは12位と苦しい走りとなりました。2年時には関東インカレ1部1万mで8位入賞、日本インカレ1万mでも5位入賞を果たしています。5千で13分56秒、1万で28分50秒と持ちタイムも十分です。全日本予選では4組21位と苦労しましたが、出雲では3区4位、箱根では5区を任されて区間12位と持ちタイムやトラックと比べると、3大駅伝でなかなか結果を残せずでしたね。。。


3年時は5千で13分54秒と大学ベストをマークしたものの、出雲はエントリー漏れ、全日本、箱根はエントリーされるも出場出来ずでした。4年時に1万で28分37秒の大学ベストをマーク、全日本ではエース区間の7区を任されて区間8位、箱根では9区を任されてこれまた区間8位ということで、5度の3大駅伝出場で区間7位以内が1度だけというのは、優勝を狙い続けていた東海としてはちょっと物足りない走りだったかなあ…

高田 凜太郎

高校ベストは14分20秒、1年時に1万で28分57秒、ハーフで63分3秒といずれも大学ベストとなるタイムをマーク、全日本でも早速出場を果たし、5区5位で走っています。まさか、このときにはこの全日本が最初で最後の3大駅伝出場になるとは思いませんでしたね。。。箱根にもエントリーされましたが、出場ならず、2年時も箱根エントリーのみとなりました。


3年時は5千で13分57秒、13分59秒と2度の13分台をマーク、出雲、全日本ともにエントリーされながらもエントリー止まり。。。4年時は3大駅伝のいずれもエントリーさえ無かったんですよね。持ちタイムを考えても、3大駅伝出場が1度はちょっと寂しかったですね。それだけ、東海の選手層が厚かったという証明でもありますが。

郡司 陽大

高校ベストは14分15秒、1年の箱根からメンバー入りを果たしています。2年の全日本予選に出場して1組7位と好走、5千で13分57秒、1万で29分5秒のベストも2年時にマークしています。ただ、2年時は3大駅伝フルエントリーも出場はならず…下級生の時は3大駅伝に出場していないんですよね。しかし、3年時には出雲で5区3位、全日本では6区2位、そして箱根では10区3位と3大駅伝全てで区間3位以内という素晴らしい走りを連発、特に箱根では初優勝のゴールテープを切ることとなりました。箱根後にはハーフで62分7秒をマークしています。


4年時には1万で29分11秒の大学ベストをマーク、全日本では6区区間賞の走りでチームの優勝に貢献すると、箱根でも2年連続の10区で2年連続の3位と結果を残しました。5度の3大駅伝出場で全てが区間3位以内というチームでもトップクラスの安定感を誇りました。

羽生 拓矢

高校ベストは13分52秒、高1の都大路3区は衝撃の走り、3年時も都大路1区2位と凄まじい走りを見せました。となると、大学でもエース級の活躍が期待されましたが…高校ベストは大学4年間では更新出来ず…1年時に13分55秒をマークしたのが大学でのベストでした。1年の出雲でエントリー入りを果たしましたが、全日本では7区に出場して区間14位に終わっています。そしてこの全日本が3大駅伝唯一の出場だけではなく、3大駅伝エントリー自体最後になってしまうことに…


2年時には1万で29分2秒をマーク、ハーフでも64分21秒をマークしており、決して悪かったわけではないんですけどね。高校時代の実績を考えれば大学での走りはもちろん物足りませんが、実業団に進むわけですし、そこでまた復活を遂げてほしいなあ。。。

中島 怜利

高校ベストは14分14秒、1年の箱根では山下りの6区を任され、区間8位と好走しています。箱根後にはハーフでも63分12秒をマークしています。2年の全日本予選では2組に出場して5位と好走、1万でも29分15秒の大学ベストを出していますね。箱根では2年連続の6区を任され、区間2位と素晴らしい走りを見せました。


3年時には5千で13分53秒をマークすると、出雲でも主要区間の3区を任されましたが、ここでは区間12位と大きく崩れてしまうことに…しかし、ハーフで62分28秒をマークして迎えた箱根では3年連続の6区で区間2位、再び素晴らしい走りを見せてチームの箱根初優勝に大きく貢献しました。ただ、4年時は様々な要因もあったことで、3大駅伝にはエントリーされなかったのは残念でしたね。。。

河野 遥伎

高校ベストは14分53秒、この学年で数少ない叩き上げの選手です。2年時に1万mで29分31秒の大学ベストをマークすると、3年の箱根では16人のメンバー入りを果たしました。これが3大駅伝通じて唯一のエントリーとはなりましたが、4年時には5千で14分4秒、ハーフで64分17秒までタイムを縮めることに。同学年が高校時代のスター選手ばかりだった中、大きく伸びてきた選手でした。

館澤 亨次

高校ベストは14分0秒、1年時に5千で13分48秒をマークし、これが大学ベストとなっています。1万mも1年の4月にマークした29分50秒が最後まで大学ベストだったんですよね。全く、実力を反映していないタイムではありますが、1万自体をほぼ走りませんでしたからね…1年の出雲では2区2位と好走、全日本では3区区間賞を獲得しています。ただ、箱根では5区を任されて区間13位…結果としてこれが館澤の3大駅伝唯一の失敗レースだったかなあ。箱根後にはハーフで63分14秒をマークし、1年のベストが全て大学ベストとなっています。


2年時には1500mで大活躍、関東インカレ1部で優勝、日本選手権でも見事に優勝を飾っています。日本インカレでは1500mで6位、5000mでも5位とダブル入賞でした。トラックで結果を残して迎えて駅伝シーズン、出雲では2年連続の2区2位、全日本でも2年連続の3区区間賞、箱根では8区2位といずれもさすがの走りを見せています。


3年時には1500mで再びの大活躍、関東インカレ1部、日本選手権、日本インカレのいずれでも優勝を果たすまさに無敵の強さを誇りました。3大駅伝では、出雲で3年連続の2区2位、全日本でも3年連続の3区区間賞と3年連続で同じ区間を任されて同じ順位で走るというのも凄いですね。。。箱根でも4区2位と勝負レース全てで結果を残し続ける1年となりました。


4年時は関東インカレ1部1500mで2位と3連覇を逃すことに。。。さらに、故障の影響で苦しむこととなりました。出雲・全日本はエントリー漏れ、何とか間に合わせた箱根では6区を任されることに。ここでは最初の上りで驚異的な走りを披露、57分17秒で区間賞&区間新で締めくくることに…10度の3大駅伝出場で区間賞4つを含む9度の2位以内という驚異の走りを4年間積み重ねることとなりました。

阪口 竜平

高校ベストは14分16秒、1万mも高校時代に30分12秒をマークしており、結局はこのタイムを大学4年間で更新していないという結果に。そもそも、1万mで記録を狙うようなレースには一切出ていませんからね…ひょっとすると、1万mの記録会自体不出場かも…1年の関東インカレ1部1500mで2位とまずは短い距離で好結果を残しています。出雲、箱根とエントリーを果たしましたが、いずれも出場は出来ていません。


2年時は5000mで13分41秒と大学ベストとなるタイムをマーク、日本インカレ5000mでも3位と表彰台に上がる活躍を見せています。すると、出雲では1区を任されて区間賞を獲得、チームの優勝に貢献しました。全日本はエントリー止まり、箱根ではエース区間の2区を任されるも区間7位に留まっています。3年時は関東インカレ1部3000m障害で4位、日本選手権でも4位入賞と大学から本格的に始めた3000m障害で頭角を現すことに。故障の影響で出雲・全日本はエントリー漏れも、ハーフで62分32秒を叩き出すと、箱根でも7区2位の快走でチームの優勝に貢献しました。


4年時は関東インカレ1部3000m障害で優勝、日本選手権でも同種目で優勝と3000m障害の実績をますます積み上げることに。しかし、3大駅伝では出雲で2区6位と不本意な走り…全日本、箱根はエントリー止まりで出場ならずとトラックの活躍とは裏腹に3大駅伝で結果を残せなかったのは残念でしたね…

羽田 智哉

高校ベストは14分31秒、このタイムは大学4年間で更新出来ていません。1万mのベストも1年時にマークした30分14秒なんですよね…しかし、4年の全日本までは3大駅伝へのエントリーもありませんでしたが、4年時にハーフで63分34秒をマークすると、最後の箱根では16人のメンバー入りを果たしてきました。出場までは届きませんでしたが、持ちタイムを考えてもあのメンバーの中で16人に最後に入ってきたのは素晴らしいですよね~

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