創価大学 2019年度 箱根予選結果&箱根に向けて

続いては創価大学について、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果はこのようになっております。2年連続で箱根予選落ちとなかなか箱根が遠かった創価ですが、今回はチームが噛み合って5位通過は上出来と言って良いでしょう。箱根に向けても期待の持てる結果となりました。

箱根予選振り返り

日本人エースの米満が7位という素晴らしい走り、今年度は好調を維持しているとはいえ、前回の箱根予選は63位でしたからね。ここから一気に順位を伸ばしてきました。留学生+日本人エースという状況が頼もしい限りです。


さらに、石津がが2番手の43位に入ってきたのにもびっくり、前回は137位だったのですが、一気に100位近くも順位を上げてくるとは…さらに、52位の3番手に福田、全日本予選では最終組を任されるほどでしたからね。5千も13分台を先日マークするなどぐんぐん伸びてきている選手です。


期待のルーキー葛西は4番手の56位、長い距離にも早速対応してきているのがさすがですね。箱根でも出場する可能性は非常に高いです。5番手の61位にムイルが入ったのは悪い意味でびっくりでした。過去2度の箱根予選は4位、5位で走っているエースですが、今回は暑い中のハイペースが祟ったのか、大きく崩れてしまうことに…


6番手の67位に永井と50位前後の選手が多かったのが創価の特徴ですね。エースが稼ぐ+中堅どころがこの位置で粘れれば、箱根予選通過も大きく近づきますよね。永井に至っては前回278位に沈んでいる選手ですから、そこから200位以上も順位を上げてきました。この1年の成長ぶりが凄まじい。


7番手の81位に築館、8番手の96位に嶋津と8人が100位以内で走る好走を見せました。築館は4年連続の箱根予選出場で過去最高順位ですし、嶋津も持ちタイムは良いですが、初の予選会出場となる2年生ということを考えればまずまずか。


本来であればエース格になってほしい鈴木大は9番手の112位ともう一歩…3年制となった今年度はなかなからしい走りを見せれずにいますね…10番手の大澤も141位でまとめ、きっちりと粘りの走りを見せてくれました。本来であれば稼ぐべき上田が11番手の196位に留まったのは残念ですが、それ以上に新戦力の台頭が多く見える結果となりました。

箱根に向けて

まずは、ムイルが万全の状態で箱根に臨んでくれることが必須ですよね。というか、もしコンディションが上がりきらないのであれば、ムルワが1年目から箱根を走る可能性もありえるかも…順当ならば、ムイルが3年ぶりの箱根2区となるのかなあ。前回も区間4位と好走をしていますし。さらに、米満の存在が大きいですよね。米満も2区を十分任せられそうですし、2、3区か2,4区あたりか…どちらにしろ二人で往路の主要区間を担うことになるでしょう。米満も3年前は箱根8区3位と好走しています。


箱根経験者はムイル、米満の2人のみで他の選手がどんな区間に起用されるのかはなかなかに読みづらいですよねえ。ルーキーの葛西は期待の大きさを考えると往路も十分ありそうですし、箱根予選の結果では石津や福田が候補になってくるのかなあ。特にタイムを伸ばしている福田は可能性が高そうですね。箱根予選で好走した選手たちはそのまま箱根でも当然出場候補になってくることでしょう。


個人的には、関東連合とはいえ箱根3区を経験している鈴木大にも期待したいところなのですが…なかなか復活してこないのが気がかりです。箱根予選で11番手に沈んだ上田とともに実績のある選手、持ちタイムの良い選手がコンディションを上げてくると大きいのですが…


箱根予選を走っていない選手では、まず原富の名前が挙がってきますよね。上尾ハーフで63分38秒の走りにはビックリしました。前回の箱根予選も153位では走っていますし、このタイムを見る限りは箱根でも是非見てみたい選手。他には右田も65分21秒で上尾ハーフを走っています。


こうしてみてみると、箱根10人に入ってもおかしくない選手をきっちりと16人選ぶことができそうですね。過去2度の出場は20位→12位となっており、3年前に出場した前回は箱根シードの獲得もそう遠くは無いのでは?と思わせるほどでした。


今回もエースがいて、総合力が上がってきていることを考えると、3年前に匹敵するかそれ以上の結果を残してもおかしくないですね。山さえ上手く対応できれば、その期待はますます膨らみそう。どうしても近年箱根初出場を果たした大学だと東国大に注目が集まってしまいますが…初めて創価と東国大が一緒に出場ずる箱根において、東国大に負けじと創価も初シード、獲得して欲しいです!!

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