明治大学 2019年度 箱根予選、全日本結果&箱根に向けて

続いては明治大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。 主力を複数欠きながらも、箱根予選をきっちりと4位通過も全日本では大きく崩れる区間が複数出てしまい、関東勢ブービーとなる15位に終わっています。

箱根予選振り返り

エースの阿部を含む主力を複数欠いたことで、2年前の悪夢も思い出される状況でしたが…2年連続できっちりと中位通過を果たしました。苦しいチームを救う走りを見せたのが手嶋、他大のエースたちを相手に真っ向勝負を挑み、ここで全体9位、チームトップの走りにはビックリしました。確かに好調が伝えられていた選手でしたが、3大駅伝・予選会通じて初出場の選手ですからね。一気にエース級へと名乗り出ることに。


2番手の36位にルーキーの櫛田が入ったのにもびっくりですね。全日本予選で好走していた選手ではありますが、ハーフの距離にも早速対応してきましたね。こういうチームが苦しい状況の中、下級生の新戦力が複数台頭してくるのは大きいですね。さらに、1500mの距離からハーフまで伸ばしてきた河村が39位、ルーキーの小澤が47位とエース級よりは新戦力がチームの上位を占める結果となりました。


特に櫛田、小澤というルーキーたちが早速ハーフで結果を残したのは大きく、今後の主力へと成長が期待されるところです。本来であればチームのトップも期待されたエースの鈴木はチーム5番手の54位ということで、最低限の走りではありますが、やや物足りないかなあと。もう1人のエースである小袖もチーム8番手の117位と本来の実力を発揮するには至りませんでした。


チーム6番手の62位に前田、79位に金橋と100位以内で7人が走ったのは上出来と言って良いでしょう。ただ、気になるのは主力の1人である村上が146位のチーム10番手に沈んでしまったこと、10番手の村上と11番手の292位だった岸とは3分以上の差がありましたからねえ。10番手までを見ると、比較的安定した走りのようには見えますが、かなりギリギリだったとも言えます…

全日本振り返り

1区を任された小袖が一時期は戦闘を引っ張って抜け出そうとするなど積極的な走りを披露、トップと15秒差の5位というのは、上出来な結果ですね。しかし、箱根予選で驚異的な走りを見せた手嶋は2区で区間16位、さすがに箱根予選で力を使いすぎましたかね。2区で5→14位と9つも順位を落としてしまいました。3区の河村も区間16位、4区の前田も区間15位と3連続で区間15位が続くことに…


奇しくも箱根予選で苦しんだ小袖が好走、逆に好走した2~4区の3人が苦しむ結果となりました。5区の村上は区間13位も総合順位は変わらずに16位、6区に抜擢されたルーキーの富田も区間15位ということで、2~6区は全て区間13位以下に沈むこととなりました。


しかし、7区のエース区間を任された鈴木が区間5位とさすがの走りで2つ順位を上げて総合14位に浮上。小袖、鈴木と箱根予選ではエースらしい走りを見せられなかった2人が3大駅伝ではきっちりとその役割を果たしてくれました。となると、箱根予選を回避した8区の三輪に期待したいところでしたが、ここでは区間20位に沈んでしまうことに…実績豊富な4年生、出場すれば苦しみ、多くの主力は欠場と本当に厳しい状況が続いています。ここで1つ順位を落とし、15位となりました。


最後の最後までシード争いを繰り広げた前回と違い、今回シード争いに絡めたのは実質1区だけでしたからねえ。他の箱根予選会→全日本に出場した大学のいずれよりも下位の順位ですし、実際に東国大や早稲田はシードを確保しているわけですからねえ。物足りなさの残る全日本となってしまいました。

箱根に向けて

まず、気になるのは阿部の状態ですよね。学連記録会には目標タイムを29分10秒としてかなり前の組にエントリー、ここでの状態次第で箱根でどの区間を担うことになるのか、見えてきそうですが…確か、横手も故障に苦しみながらも学連記録会で復帰し、箱根でも好走したことがありましたが…阿部にもそんな走りを見せて欲しいです。


他の4年生はかなり厳しそうかなあ…河村は箱根予選の走りからも箱根出場は有り得そうですが、記録会に出ても苦しんでいる中島、佐々木あたりは正直厳しそうですし、箱根予選と全日本の走りを見る限りは三輪と岸もかなり難しそう。三輪は前回も好走していますし、出場してほしい選手の1人ではあるのですが…4年生は走っても1人か2人になってしまいそうな気が…


3年生は、前回も走った小袖、村上、前田という3年生トリオは今年度も十分に出番がありそうですね。いずれも前回は復路でしたが、往路の主要区間を走ってもおかしくない選手たちです。一方で前回5区を走った酒井は今年度の状況を見る限りは比較的厳しそうかなあ。他にも5区候補は複数いるようですし・・・


他には新戦力として長倉、樋口の名前も挙がっていますね。結局、故障で樋口は箱根予選、全日本と出場出来ませんでしたが、二人とも力をつけてきているということでしたし、箱根の10人に入ってくる可能性もありそう。2年生は鈴木、手嶋の二人が抜け出す形となりました。鈴木が1人抜け出た存在となっていた学年に競える選手が出てきたのは双方にとってもチームにとっても大きそう。


タイムを着実に伸ばしている名合やこれまた名前の挙がっている金橋らもおり、2年生も着実に育ってきているようです。そして、1年生も楽しみですね~いきなり、箱根で複数のルーキーに託すというのはリスクも大きいように思えますが、箱根予選でチーム2,4番手で走っている櫛田、小澤は早くも頼もしい存在です。


さらに全日本予選で好走して、その後故障するも上尾ハーフで63分29秒を叩き出している加藤とこの3人は勝負レース及びハーフでの実績があるため、揃って箱根出場を果たしてもおかしくないですよね。4年生が苦しんでいる分、1~3年生はどんどん台頭してきているのは良いことでもありますが、やはり箱根で結果を残すには4年生のちからも欠かせないという状況…


箱根に向けては、こうやって名前の挙がる選手だけでも16人は選べそうですよね~単純に戦力だけを見れば、箱根でシードを獲得しても全くおかしくはないのですが…過去4大会で3大会出場し、いずれも総合14位以下に沈んでいるのもまた事実、箱根にベストメンバー、ベストコンディションで臨むことが出来ていないんですよね。今回もベストメンバーで臨むのは難しそうですが、しっかりとピーキングを合わせ、5年ぶりのシード獲得を果たして欲しいです!!

報知の箱根駅伝本も12月6日に発売されました。この時期は駅伝本の発売が多すぎて何を購入すればよいか悩ましいですよね。私は毎年確実に購入しているのは、陸マガの駅伝本だけかなあ・・・


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