日本体育大学 2019年度 箱根予選、全日本結果&箱根に向けて

2019年11月10日

続いては日本体育大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。箱根予選では安定した走りで3位通過を果たした一方、全日本は無理をしなかったこともあり、14位という結果に終わっています。

箱根予選振り返り

びっくりしたのがルーキーの藤本、チームトップの14位で走ってきました。確かに全日本予選でも好走していましたが、まだ1万のベストは30分台、それがあのコンディションでハーフを63分台で走るとは…一気にエース候補となってきました。さらに、23位の池田、28位の山口、29位の中川と3本柱と目された3人が揃って30位以内に入ってきました。それだけに、その3人を上回った藤本の走りが際立つんですよね。


苦しんでいた主力どころが復活を遂げたのは、箱根を見据えてもチームにとって大きいですね。さらに、主力の廻谷が48位、ルーキーの盛本が66位と主力とルーキーの好走が走りました。98位に入った太田も含めて、100位以内が7人というのは上出来と言って良いでしょう。


さらに、10番手の嶋野が138位ということで、10番手の順位としても上出来です。走るべき選手がきっちりと走ってくれた一方、中堅どころもしっかりと粘って崩れないという日体大にとっては理想的なレースだったと言えるのではないでしょうか?箱根に向けてはさらにベストメンバーが組めるようになれば、期待が膨らんでいきます。

全日本振り返り

箱根予選を走った藤本、盛本、名村とルーキー3人は無理をさせずにお休み、廻谷も全日本はエントリーされずと箱根予選に全力を注いだ分、全日本はある程度割り切った布陣となりました。その全日本には3本柱である池田、中川、山口が出場、1区8位の池田、3区7位の中川、7区4位の山口と揃って一桁順位と上々の走りを見せてくれました。引き続き好調を維持、特に山口がエース区間で4位と素晴らしい走りを見せたのは、頼もしい限りですね。


しかし、主力どころが好走した一方、残る5区間はいずれも区間12位以下ということで、主力どころとそれ以外の選手の差が激しいレースとなってしまいました。特に2区に抜擢された松尾は区間18位、4区15位の加藤、5区16位の野上と箱根予選に出場せずに全日本に出場した3人がいずれも厳しかったですね。


ただ、先述の通りにそもそも現状で出場出来る選手のベストメンバーという布陣では無かったこと、主力の1人である岩室はどちらも欠場ということで、これが本来の走りでは無いですよねー。戦力となる選手も着実に増えてきていますし、全日本の結果はそれほど気にしなくても良さそうですね。

箱根に向けて

前回の箱根で13位となったメンバーのうち、7人が残っている布陣、うち4人が往路を走っている選手が残っているのは心強いですね。前回は1区池田、2区山口、4区廻谷と走っており、主要区間を走った主力が箱根予選でも上々の走り、そして、まず大きいのは山口、中川が苦しんだ前年度からグンと立て直してきたことですね。


4年生のエースたちがしっかりと走ってくれるというのは、チームに与える安心感も大きいでしょう。前回は10区16位と苦しんだ中川も、今回は往路の主要区間も任せられそうですし。エースの復活と並んで大きいのが、1年生の台頭でしょう。


箱根予選チームトップの藤本はもちろん、盛本、名村と箱根予選でトップ10のうち3人がルーキーというのは大きいです。藤本が往路に抜擢され、3人が箱根出場を果たしたとしても、全然おかしくはありません。エースの復活、ルーキーの台頭で上が引っ張り上げ、下からの突き上げでさらに中堅どころも伸びていけば戦力としても大きいですよね。


その一方で気になるのは、前回3区の岩室、6区の濱田が箱根予選、全日本といずれもエントリーさえされなかったことですね。二人のコンディションが気になるところですねえ…箱根に万全の状態で臨めるのであれば、グッとシード獲得の期待値も高まってくるのですが…


1,3,4年生と主力となるべき選手たちが出てきてる一方で、2年生がやや置いてけぼりになっているのも不安要素の1つかなあ。箱根予選で走ったのも2人だけで最も良かったのが123位の大内宏、全日本予選も加藤と大内宏が走っていますが、目立つ結果は残せませんでしたからねえ。この二人に5千で14分2秒を持ち、箱根予選にも出場した佐藤らが箱根16人だけではなく、10人の争いにも入ってくるようだと、ますます選手層が厚くなりそうです。


箱根予選、全日本の結果を見る限りですと、再び箱根シードを狙えるだけの戦力は整ってきたのかなあという印象です。主力どころと新戦力が噛み合ってきていますし、全日本予選、箱根予選ともに危なげない走りを見せていますからね。前回箱根シード落ちとなる前は4位を含む3連続でシードを獲得する安定感を見せていた日体大、今回の箱根でもまた粘り強い走り、見せて欲しいです!!

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